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いい話(Good News)はないかな…。あります!小山コミュニティチャペル(小山CC)牧師、万年宣義のブログです。

『彼らをお赦しください』(ルカ23:32~38より)2022年4月10日小山コミュニティチャペル・受難週礼拝メッセージ 要旨

2022年04月13日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年4月10日受難週礼拝メッセージ 要旨

■『彼らをお赦しください』

■聖書箇所:ルカ23:32~38

■中心聖句:ルカ22:33~34 

:33 「どくろ」と呼ばれている場所に来ると、そこで彼らはイエスを十字架につけた。また犯罪人たちを、一人は右に、もう一人は左に十字架につけた。

:34 そのとき、イエスはこう言われた。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているかが分かっていないのです。」彼らはイエスの衣を分けるため、くじを引いた。

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

:34 そのとき、イエスはこう言われた。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているかが分かっていないのです。」彼らはイエスの衣を分けるため、くじを引いた。

 

1.驚くべきことに、イエス様は、十字架につけられたとき、真っ先に、「彼らをお赦しください」と赦しを祈られました。

 

(あ)その時の状況

・不当な裁判。律法学者たち、祭司たちの策略だった。

・ローマの属国であったのでローマ総督ピラトのもとでの裁判。祭司長たち、民衆を扇動(マルコ15:11)。結果、有罪、十字架刑に。

・:33 ローマの死刑執行人たちによるはりつけ。  ・:35 議員たちによるあざけり。

・:37 兵士たちによるあざけり。   ・そんな状況にもかかわらず、イエスは赦しのことばを発された!

・敵をも愛する愛!

 

(い)背景にあったことは?

・イエス様は、ご自分が教えられたことを実践した!

・マタイ5:44「自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」(山上の説教の一部)を、生きた!

・敵対する者さえも愛すべき。神のみこころがなされるよう祈るべき。

・イエス様は、敵をも愛し、ご自分が教えられたことを実践し、「彼らをお赦しください」と祈られた。

 

(う)対象 誰のことを念頭に置いて祈られたのか?

・ローマ人死刑執行人たち。(:33)(一番直接的には)

・イエスに敵対し、十字架につけたユダヤ人律法学者・ユダヤ教指導者たち。(もう少し広く)(ルカ22:66)

・全人類のためのとりなしの祈り。(霊的な意義においては)(マルコ14:24 これは、多くの人のために流される、わたしの契約の血です。)

 

(え)評価

・驚くべきこと!

・人間にはできないこと! 

・悪い意味ではなく。 人は、自分の権利を守ることにより、自分の存在を保っている。自分の存在を脅かす者には反射的に反応する。

・罪深い性質を持つものとして。 人としての権利をいつのまにか振りかざし、別な人(敵)の権利を踏みにじってしまう。やられたら倍にしてやり返してしまう。

 

・笹尾鉄三郎師の解説(全集第三巻 新約講義・上 p204) 33節において、イエスを十字架につけたその釘は、主のおからだを刺したのである。このとき発せられたのがこのお言葉である。あたかも、水がいっぱいの袋に穴を開けたように、主のうちに満ち満ちた愛―敵を愛する愛―は、溢れ出たのである。

 

 

・ところでシビアな質問です。

・「しかし、それは、良いものであったが、ことばだけだったのではないだろうか?」。どうなのでしょう。

・結論から申し上げると、…。

2.イエス様は、赦しを与えることがおできになりました。なぜなら、赦しを与えるための完全ないけにえとしてご自分をささげられたからです!

・旧約聖書の背景を知る必要があります。イスラエルの民はこう教えられていた。神の前に罪を犯したなら、罪の赦しのために動物のいけにえをささげよ、と。 レビ記4:2~3 「罪のきよめのささげもの」 不完全なものであった。イスラエルの民を通して罪が赦されるための必要は何であるか、神は啓示された。

・ヘブル9:22 律法によれば、ほとんどすべてのものは血によってきよめられます。血を流すことがなければ、罪の赦しはありません。

 

・今日の聖書箇所の場面をもう一度、見てみましょう。

・:33 「どくろ」と呼ばれている場所に来ると、そこで彼らはイエスを十字架につけた。

・ということは・・・イエス様がこのことばを発されたとき、釘づけられたその手から血が流れていた。

・血ということばは出てこない。四福音書いずれでも、イエス様が十字架に付けられる場面では記述されていない。(息を引き取られた後、槍で突き刺されたときのみ。ヨハネ19:34) ※十字架刑での肉体的・生理的な苦痛はあえて詳細には記述されなかったと言っても良い。霊的な意義にこそ、人の心が向けられるため。映像化による真理の伝達の可能性は否定できないが、注意も必要。「聖書にとどまる」、「聖書に立ち戻る」ことを大切にしたい。

 

・イエス様は、このとりなしの祈りをささげる権限を、持たれた!

・罪なきお方が、罪を背負われ、十字架にかかり、苦しみ、血を流されたことによって!

・「罪の赦し」の門が開かれた!

・イエス様は、ご自分のもとに導くよう計画された人々のために、とりなし続けておられます!

・ヘブル7:25 したがって、イエスは、いつも生きていて、彼らのためにとりなしをしておられるので、ご自分によって神に近づく人々を完全に救うことがおできになります。

 

・イエス様のとりなしの祈りには効果があったのでしょうか?

3.イエス様のとりなしの祈りは、実を結びました!そして、実を結び続けています!

・「父よ、彼らをお赦しください。」というイエス様のとりなしの祈りは実を結びました!どのように実現したでしょうか?

(あ)3時間後までに。(十字架につけられたのは午前9時頃 マルコ15:25。ルカ23:44で12時頃)・ルカ23:39~43 いっしょに十字架につけられた犯罪人の一人。→「あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」

(い)6時間後までに。(亡くなられたのは午後3時。マタイ27:46)・ルカ23:47 百人隊長。この出来事を見て、神をほめたたえ、「本当にこの方は正しい人であった」と言った。

(う)3日後。週の初めの日。復活されたイエス、弟子たちに現る。弟子たち喜ぶ。(ヨハネ20:19)

(え)40+3日後 ・使徒2:41 彼のことばを受け入れた人々はバプテスマを受けた。その日、三千人ほどが仲間に加えられた。

(え)1~2年後? ・使徒6:7 弟子の数が非常に増えていった。また、祭司たちが大勢、次々と信仰に入った。

(お)約2000年、イエス様のとりなしの祈りは実を結び続けている!

・あなたもイエス様のとりなしの実です! 

・次はあなたが祈っている方の番かもしれない。

 

〈適用〉 

○イエス様を信じている方へ 

・イエス様のとりなしの祈りを感謝しましょう!「父よ。彼らをお赦しください」それは私のためです!

・イエス様のとりなしの祈りは実を結び続けています!神様に期待しましょう!「父よ。彼らをお赦しください」それは私が祈っている家族のためです。友人のためです。

・イエス様のみからだの一部分とされているものとして、人々のためにとりなし祈っていきましょう!

○イエス様を信じていない方へ イエス様はあなたの罪を背負って十字架にかかりました。あなたの罪が赦され、神様のもとへ帰ることができるためにです。あなたのためにイエス様は祈っておられます。「父よ。彼らをお赦しください」と。

  

宣言:イエス様、あなたは十字架につけられるなか、「彼らをお赦しください」と祈ってくださいました。あなたが罪を背負ってくださったので、あなたのとりなしには力があります。これまでも、これからも、実を結んでいきます!信じます!感謝します!期待します!とりなし祈ります!

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『パウロの思いやり・神の思いやり』(ピリピ書講解説教第27回)ピリピ2:19~24より 2022年4月3日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年04月05日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年4月3日礼拝メッセージ 要旨

■『パウロの思いやり・神の思いやり』(ピリピ書講解説教第27回)

■聖書箇所:ピリピ2:19~24

■中心聖句:

①ピリピ2:20 テモテのように私と同じ心になって、真実にあなたがたのことを心配している者は、だれもいません。

②ヨハネ14:26 しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。

・画像をご覧下さい。

・中身は何でしょう?

・フルーツ、フルーツグラノーラ、切り干し大根の煮物!

・どういう組み合わせでしょう?

 

・正解は「母親が、最近、持たせてくれた手みやげ」!

・先日、実家に行ったのですが、母親がいろいろと持たせてくれたものなのです。

・行く度にあれやこれやと持たせてくれます!

・気前がいい!手提げ袋がいくつにもなってしまうときも!

 

・ところで最近気づいたのです。妻が言っているのです。「何を持たせてあげようか?」!

・さらに気づきました。自分も同じことを考えているのです!

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・ピリピ人への手紙の内容は(他の書簡と共通)、あいさつ、祈り、教え(教理)勧め(実践)、用件、など。

・教え(教理)、勧め(実践)は学びやすい。教えは理解し、心に留める。勧めは実行する。

 

・今日の箇所は「用件」。

・聖書はすべて聖霊様の導きのもと書かれた。第二テモテ3:15~17。救いと成長を目的としている!

・用件は用件、そのままなのだが、それでもやはり、教えや勧めを学び取ることができる!!

  

・第一にくみ取るべきことは、模範としてのパウロのあり方です。

・19節 私は早くテモテを・・・送りたいと、主イエスにあって望んでいます。

・23節 ・・・分かり次第、すぐに彼を送りたいと望んでいます。

1.パウロは、「ピリピのクリスチャンたちを思いやるテモテ」を派遣して、彼らを励ますことを望んでいました。パウロの「深い思いやり」がここに!見習いましょう!

・パウロはなぜ、テモテをピリピ教会に遣わそうとしたのでしょうか?

・それも手紙を通して、予告している。

・ピリピのクリスチャンたちを励ますため!

・パウロは、信頼できるテモテを遣わし、彼らを励ますことを願っていた。

 

・「信頼できるテモテ」。

・20節 真実にあなたがたのことを心配している者は、だれもいません。

・22節 テモテが適任であることは、あなたがたが知っています。

・テモテを絶賛している! 何のため?

・「頼りになるそのテモテをあなたがたのところに遣わしますよ!」

・ピリピ教会のクリスチャンたちを励ますため!!

 

・パウロのピリピ教会への深い思いやりがここにある!

・パウロの現状、とらわれの身だった。どういう判決が下されるか、見当もつかない。生き延びられるか、死か。

・そんな状況の中でも、パウロは、ピリピ教会のクリスチャンたちのことを考えている。

・「彼らのために何ができるだろうか?」、「彼らを励ますためには何をしたらよいだろうか?」※「何を持たせてあげようか」と同じ!

・祈ったことでしょう。そして、考えたでしょう。そして、実行。 ・テモテを遣わそう!!

 

・パウロの「深い思いやり」がここに込められています!

・愛に満ちた配慮が。

・私たちも見習いたい。

・毎日の歩みの中で、仲間のクリスチャンのために祈りましょう!「彼らのためになにができるでしょうか」

・神様に教えていただきましょう。考え、実行しましょう!

 

  

・さて、模範としてパウロのあり方を学びましたが、それだけであったなら、聖書から学ばなくても、良い行いをすべきであるという教えはいろいろある。他宗教でも、道徳でも。もう少し掘り下げたい!

2.パウロの深い思いやりは、神様ご自身のパウロへの愛と思いやりの反映でした。

☆パウロは神様の愛に動かされていたのです!

・神様の愛が神様から流れ出て、パウロに届き、そして、パウロはからピリピ教会のクリスチャンたちへ流れていったのです!!

・その現れがテモテの派遣だった!!

・ピリピ1:8 私がキリスト・イエスの愛の心をもって、どんなにあなたがたすべてを慕っているか、その証しをしてくださるのは神です。

・ローマ8:35 だれが、私たちをキリストの愛から引き離すのですか。…。

・:37 しかし、これらすべてにおいても、私たちを愛してくださった方によって、私たちは圧倒的な勝利者です。

 

・この箇所の内容は、「用件」。

・しかし、味わってみましょう!

・パウロの思いやりを感じ取りましょう。

・そして、その背後にある神様の愛を感じ取りましょう!

 

 

 

・神様の愛はどのように現されたでしょうか?

3.神様は、愛をもって、①御子イエス様を派遣して下さいました。そして、②イエス様を信じた者には聖霊なる神様を派遣して下さいました。

 

①神様は、愛をもって、御子イエス様を派遣して下さいました。

・イエス様を救い主として信じましょう。

 

②神様は、愛のゆえに、また、「助け主である聖霊」を遣わして下さいました。

・ヨハネ14:26 しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。

(あ)それは、使徒の働き2章のペンテコステの出来事において、歴史的に実現しました。〔過去「すでに」〕

・イエス様を信じる者の群れに聖霊様が来て下さった。

・歴史上、一度限りの決定的なみわざとして。

 

(い)それは、イエス様を信じる人において、個人的に実現するものです。〔現在「今」〕

・イエス様を信じた人はうちにおられる聖霊様を認めましょう。

・聖霊なる神様は、神であられます。聖霊なる神様をあがめましょう。

・聖霊なる神様は、導いてくださいます。聖霊なる神様に従っていましょう。

 

(う)それは、聖霊様を歓迎し、求める人に増し加えて実現するものです。〔未来「さらに」〕

・ルカ11:13 天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えくださいます。

 

・みことばから、神様の愛のお心をくみ取りましょう。

・ピリピ2:19 私は早く・・・〔テモテを〕《救い主イエスを、助け主である聖霊を》・・・あなたがたのところに送りたいと、・・・望んでいます。

・:20 真実にあなたがたのことを心配している者は、〔テモテの他〕《イエス様のほか、聖霊なる神様他》だれもいません。

:23 すぐ彼を《イエスを、聖霊を》送りたいと望んでいます。

 

・そのとおり、御子イエス様は遣わされ、来られました!!

・聖霊なる神様は、遣わされました!聖霊なる神様に関しては、さらに豊かに送って下さろうと神様は望んでおられます。

・私たちへの愛のゆえに!!

 

宣言:神様、パウロがテモテを派遣したその背後には、あなたの大きな愛がありました。あなたは、その愛で、イエス様を、また、聖霊なる神様を遣わして下さいました。あなたの愛を感謝します!信じて救いを受けます!聖霊なる神様を認め、さらに求めていきます!

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『不平・疑いを乗り越えて』(ピリピ書講解説教第26回)聖書箇所:ピリピ2:14~18 2022年3月27日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年03月30日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年3月27日礼拝メッセージ 要旨

■『不平・疑いを乗り越えて』(ピリピ書講解説教第26回)

■聖書箇所:ピリピ2:14~18

■中心聖句:ピリピ2:14 すべてのことを、不平を言わずに、疑わずに行いなさい。

・ガラテヤ2:20 もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子に対する信仰によるのです。

 

・「普通のことだけれど、実は効果がある!」という発見をしたことがありますか?

 

・私は、先週はちょっと不調でした。耳の調子が悪かった。(疲れ?ストレス?)

・木曜日の祈り会で祈ってもらいました。(ありがたいですね!)

・アドバイスもいただきました!

・「水をよく飲むといいかもしれませんよ」

・「耳を上・下・外(?)に引っ張るのもいいかもしれませんよ」

・やってみました!

・次の日、ほぼ、通常通りに!

・神様が祈りに答えてくださった!!

・水を飲むのも、耳マッサージもきいたと思います!

・思い出しましたが、以前、症状が出て、耳鼻科に行ったときには、血行をよくする薬を処方してもらったのを思い出しました。

・水とマッサージ、まさに血行が良くなる!

(※皆さんもやってみてください。)

 

・本論へ!!!

・普通で、シンプルなことだけれど大切で、効果があること!学んできましょう!

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・前回、救いを達成するように!成長するように!と学んだ!神のお働き、立志、導き、があるのだから!

・さて、具体的には?

 

・:14 すべてのことを、不平を言わずに、疑わずに行いなさい。:15 それは、あなたがたが、非難されるところない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代のただ中にあって傷のない神の子どもとなり、:16 いのちのことばをしっかり握り、彼らの間で世の光として輝くためです。

 

・14節 直訳では、「不平、疑いなしに、すべてのことを行いなさい」 

・NIV Do everything without complaining or arguing,

 

1.「不平・疑いなしの歩み」には、力があります!

 

・単純、シンプルな勧め。   

・しかし、効果抜群!

 

・:15~16 :15 それは、あなたがたが、非難されるところない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代のただ中にあって傷のない神の子どもとなり、:16 いのちのことばをしっかり握り、彼らの間で世の光として輝くためです。

 

・3つの効果が!

(あ)非難されるところのない純真な者に!

(い)傷のない神の子どもに!

(う)世の光として輝く!いのちのことばを握って。

 

 

・なぜ、「不平、疑いなしに、すべてのことを行う」ことには力があるのでしょうか?

2.「不平・疑いなしの歩み」とは、神様への心のあり方・態度であるからです。

 

・「不平・疑いなしの歩み」とはどういうことでしょう?

(あ)それは、ことばだけの問題ではありません。

・「不平を言わなければいいのでしょう。文句があっても言わなければOKでしょう。」

・そういうことではない。

・ことばは大切。言葉に出すことは「告白」。信仰のことばを発する。罪を言い表す。ことばは大切。

・しかし、本質を見失わないように!

・形式主義に陥ってしまう。

 

(い)それは、心のあり方だけでもありません。

・言葉にとらわれすぎないように。それなら、心の問題ですね。不平はないことにしよう。押さえつける。出てきてもないふりをする。どうでしょうか?がんばればうまくいく。ある程度は。しかし、爆発してしまうでしょう。

・内向的、内向きに片寄りがち。

 

・では?どう考えたらいいか?

(う)「不平・疑いなしの歩み」とは、神様の御前での心のあり方・態度であるのです。

・不平が出てくるときもあっていい。疑いが出てくるときもある。

・その状態のままではいない。

・神様の前で、心を注ぎ出し、不平を解消していく!疑いを乗り越えていく!

 

・イエス様のたとえ話で、そのニュアンスを伝えるものがある。

・マタイ21:28~32 

・二人の息子

 

最初の反応

後で

父の願いについて

「行きたくありません」

思い直し、出かけた。

実行した

「行きます、お父さん」

行かなかった。

実行しなかった

(適用としてはぴったりしていないが・・・)

・兄、不平を言ったが、思い直し、出かけた。結果的には不平なしの歩みを選んだ。

・弟、不平は言わない。しかし、表面だけ、そして、結果的には不平を言って行動しない事を選んだ。

 

・大切なことは、神様の御前で歩むこと!!

・不平・疑い、出てくるときもある。

・主にあって、「思い直す」!!向きを変える!!(「悔い改める」ことと言うこともできる)

  

・神様の御前でそういう生き方をするということなら、効果はあることはわかりますね!!!

  

・※聖書の教えは興味深い!シンプルな教えに深い意味が込められている!

 

 

・では、どうしたら、「不平・疑いなしの歩み」をすることができるのでしょうか?

・ガラテヤ2:20 もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、《私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子》に対する信仰によるのです。

3.「不平・疑いなしの歩み」は、イエス様を見上げることによって実現できます!「あなたを愛し、あなたのためにご自身を与えてくださったイエス様」を見上げることによってです!

 

・イエス様は、あなたを救うために、いのちを捨ててくださったお方です!

・私たちの罪を背負って、十字架で死んでくださったお方です!

・それが、「ご自分を与えてくださった」ということ!

・あなたの罪をイエス様は背負ってくださった!身代わりに!

・罪なきお方が、罪あるものとされた。罪あるものが、罪を赦され、神のもとへ行けるようになるため!

・イエス様は、あなたを愛して、十字架にかかってくださった。

・イエス様は「あなたを愛し、ご自身を与えてくださった」!!

・このイエス様を見上げるとき、救いが与えられる。

・このイエス様を見上げるとき、不平・疑いを乗り越えて、不平・疑いなしの歩みをすることができる!!

 

・イエス様の愛に触れるとき、人の心は変えられる。

・「イエス様は愛してくだった。そして、いのちを捨ててくださった」。

・その真理に接するとき、不平は感謝に変えられる。疑いは確信に変えられる。

・パウロは、17~18節で「喜んでください」と勧めている。いいことがあったからですか?17節は、いのちを落とすことを現している。それでも喜んでください?!

・イエス様は愛してくださった。いのちを捨ててくださった。私のために!!・だから、喜んでください!

・トイストーリーに出てくるリトルグリーンメンに見習いましょう!(→画像を!)

・「命の恩人!感謝永遠に!」「You have saved our lives.We are eternally grateful。」

 

 

・コロナもあれば、世界情勢の不安もある。

・しかし、神の民は喜べる!不平・疑いなし(あっても乗り越えて)歩める!

 

 

・イエス様を見上げていきましょう。そして、神様の御前で、不平・疑いなしの歩みをさせていただきましょう。

・あなたは主にあって成長し、変えられ、(あ)非難されるところのない純真な者に!(い)傷のない神の子どもに!(う)世の光として輝く者へ!とさせていただけます!

 

宣言:イエス様、あなたは、私たちを愛し、ご自身を与えてくださいました!あなたを見上げます!不平・疑いなしの歩みをさせてください。そして、純真な者、傷のない者、世の光として輝く者とならせてください。

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『救いの達成に努める』(ピリピ書講解説教第25回)※昨年11月28日以来 (ピリピ2:12~13より)2022年3月20日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ・要旨

2022年03月22日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年3月20日礼拝メッセージ 要旨

■『救いの達成に努める』(ピリピ書講解説教第25回) ※昨年11月28日以来

■聖書箇所:ピリピ2:12~13

:12 こういうわけですから、愛する者たち、あなたがたがいつも従順であったように、私がともにいるときだけでなく、私がいない今はなおさら従順になり、恐れおののいて自分の救いを達成するように努めなさい。

:13 神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださる方です。

 

(・動画で画像をご覧下さい。)

 

『救いの達成に努める-「立志・指揮」の神』(ピリピ書講解説教第25回)2022年3月20日小山コミュニティチャペル 礼拝

 

youtube#video

 

 

・映画『ベンハー:イエス・キリストの物語』の一場面です。

・ユダヤ王家の血筋ユダ・ベン・ハーの物語。

・親友であったローマ人メッサラに裏切られ、奴隷船のこぎ手に。

・奇跡的に生き延び、ローマ提督の養子になる。

・ついに、馬車競技でメッサラと対決することに。

 

・4頭の名馬を見事にあやつり、勝利を手に。

・その一場面です。

 

・ところで、馬たちは、どんな気持ちだったでしょうか?

・コントロールされてイヤな思いをしていたでしょうか?

 

・No!

・愛され、大切にされ、自分たちの持てる才能を十分に引き出して、発揮させてもらった。

・人馬一体となっての勝利!

・幸せだった、と言えるでしょう!

 

・この話、後でつながってきますので!

 

◇聖書箇所をお読みください。

  

・:12 こういうわけですから、愛する者たち、あなたがたがいつも従順であったように、私がともにいるときだけでなく、私がいない今はなおさら従順になり、恐れおののいて自分の救いを達成するように努めなさい。

1.クリスチャンには、自分たちの救いを達成していく、という大きな責任がある。

・救いは人の努力次第、ということなのでしょうか?そんなことはない!

 

○救いは、神様のみわざ!

・ピリピ1:6 あなたがたの間で良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださると、私は確信しています。  

・「よい働き」とは、救いのこと!

・始めたのは神様!

・そして完成させてくださるのも神様!

 

・エペソ2:8 この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。

・救いは神から賜物。人から出たものではない!

・神の恵み!

・人は信仰によって(=神からの賜物・プレゼントを受け取ること)救われる。

 

・では、この箇所は何を意味しているのか?

 

○救いは3つの次元がある。すなわち、過去、現在、未来。それぞれ人の責任分野が違う。

(あ)過去=罪に対する刑罰の処理。罪の赦し。(「神の子どもとされること」) ☆神からのもの。

・「Christ does it all apart from us.」(デニス・ジョンソン)

 

(い)現在=罪の力から徐々に解放されること。信仰者としての「成長」。(神学用語では「聖化」) ☆神からもの。同じ。しかし、私たちのうちに働きかけてくださることにより。 

・「Christ still does it all, but he does it through us.」(D.ジョンソン)

 

(う)未来=罪からの完全な解放。(神学用語では「栄化」) ☆神から。イエス様の似姿へ!栄光の体へ!(ピリピ3:21)

 

・※同じ真理を教える聖書箇所。

・第一ペテロ1:9 たましいの救いを得ているからです。 →過去:罪の赦し、刑罰の免除、神の子とされること。

・同2:2 生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。  →現在:成長

 

・ピリピ2:12は、現在の救いの途上でのことを指している。

・救いを達成するように努めなさい=成長しなさい!神が願っておられるところへ進みなさい!

 

・神への信仰において成長しなさい。

・神の家族の交わりにおいて成長しなさい。

・人々を神の恵みへと導くことにおいて成長しなさい。

・御霊の実を結ぶことにおいて成長しなさい。

・広くは、神から与えられた人生を充実させることにおいても。

  

 

・救いを達成することはできるのか?私たちは、弱い者、怠け者、罪深い者にすぎないのではないか。

・:13 神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださる方です。

2.神様はクリスチャンの心の深いところに働きかけてくださいます。そして、救いの達成に向けて、①志を立てさせ、さらには、②実行させてくださいます。ですから、救いの達成は実現できる!

 

・原語では、「なぜなら」という接続詞がある。

・新共同訳では、「 あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。」

・NIV訳では、  for it is God who works in you to will and to act according to his good purpose.

・こう訳せるでしょう。

・:13 「なぜなら」…神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださる方です。

・神様は、イエス様を信じ、神の子どもとされた人の内側に働いてくださる!!!

・そして、信仰を成長させ、救いを達成させてくださる。

 

①「志を立てさせ」

・クリスチャンの心にあること。願い。 

・「神様のみこころにかなう生き方をしたい」

・そうできている、と主張できるわけではない。そう思っている、というのも後ろめたい、とさえ思うのだが。

・なぜか?神様がクリスチャンのうちに働いているから!神様が願っているように生きたい。

・現実、あまりできていない。そこで後ろめたく思ってしまう。クリスチャンのつらさ!!!(ある先生はクリスチャンの課題の一つは「罪意識にどう対処するかを学ぶこと」だ、と言っている。)

・神様は働いておられる。クリスチャンのうちに。

・そして、願いを、志を立てさせてくださる!

・あなたにも願いがありますか?ありますね。時にはわずかかもしれない。そうでないことも願うかもしれない。しかし、神様のみこころにかなう歩みをしたい、そういう思いがありますね。

・あなたのうちにも神様は働いてくださっています!

 

・ちなみに、この教えは神秘的なこと。

・志を立てさせるとは?人はコントロールされているだけ?

・志はその人が願うからこそ。しかし、神のお働きがあってこそ。  

・私は志を立てる!神が働いてくださっているゆえに!

 

②「事を行わせてくださる」

・神様のお働き。それは、志を与えること。とともに、神様は実行させてくださる!!

・:13 神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださる方です。

・参考 エペソ2:10 実に、私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださいました。

 

・『神のみこころのときに、神のみこころのように、神のみこころの行いが実現する』

・ベンハーの4頭の馬。愛され、大切にされ、良さを引き出してもらい、持てるものを発揮させてもらった。幸せだった!

・私たちも同じ!志をいただき、実行させてもらう!幸せではないですか!!

  

・イエス様を信じると神様のお働きを経験させていただける。

・志を与えられる。実行させていただける。

 

・では、私たちが集中すべきことは何か?

・:12 こういうわけですから、愛する者たち、あなたがたがいつも従順であったように、私がともにいるときだけでなく、私がいない今はなおさら従順になり、恐れおののいて自分の救いを達成するように努めなさい。

3.神様はみこころのままに私たちのうちに働いてくださるのですから、私たちが集中すべきことは、「神様に従う」、ということです!

 

・ピリピ教会はパウロに称賛されている。励ましてもらっている。 

・「いつも従順であったように」

・そして、勧めがなされている。「なおさら従順に」!  

・神様に従いなさい!ということ!

・1月16日礼拝にて、「聖書が教える原則」と「聖霊様の導き」によって神様のみこころをわからせていただきましょう、学んだ。

・神の栄光、信仰、隣人愛、権限とバウンダリー、の原則。

・今日は、「原則」は置いておき、聖霊の導きの面を。(信仰生活は「原則」でがんじがらめにされることではないので!)

 

・いつもこう、祈りましょう。

・「神様のみこころを教えてください。あなたのみこころを実行させてください」と。

・後は普通でOK!仕事、日常の活動を。しかし、アンテナを。神の導きかな、と教えられたら実行していく。一つずつ。

  

宣言:神様、あなたは私たちのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださいます。私たちは、あなたに導いていただきます。そして、あなたに従っていきます。私たちが成長し、救いを達成していくことができますように!

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『宝を入れた土の器』(第二コリント4:5~11より)2022年3月13日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年03月15日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年3月13日礼拝メッセージ 要旨

■『宝を入れた土の器』

■聖書箇所:第二コリント4:5~11

■中心聖句:第二コリント4:7 私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。

 

・画像をご覧下さい。どんな印象ですか?

 

・地味、こわれそう、・・・。

 

・実は、この器の中には財宝が隠されていたのです・・・

 

 

・ ・・・と聞いたら、ちょっと見方が変わりますか?

 

・ ・・・それは事実ではなく、作り話ですが。(※この写真、たまたま無料素材で見つけた土で作られた器の写真。)

 

・クリスチャンはどういうものであるか、ということに関して学びたい。

 

・聖書箇所をお読みください。

 

 

・第二コリント、パウロがコリント教会へ宛てた手紙の一つ。第一コリントと比べると励ましと慰めが盛り込まれている。今日の箇所もそんな要素が盛り込まれている。

・今日は7節に焦点をあてて学んでいきましょう。

 

・:7 私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。

1.クリスチャンは「土の器」です。土の器のようにもろい存在です。

・「私たちは・・・」 パウロは自分が土の器のようなものだと言っている。そして、イエスの直接的なしもべである使徒たちも含めている。

・さらには、クリスチャン、すべてにあてはめられる真理としてこのことは記されている、と言うことができる。

 

○土の器に関して。

・この手紙が書かれた時代、いろいろな器が用いられていた。

・第二テモテ2:20 大きな家には、金や銀の器だけでなく、木や土の器もあります。ある物は尊いことある物は卑しいことに用いられます。

・金、銀、木、土、などで作られた器が用いられていた。

・土の器とは、粘土を焼いて作られた陶器と考えられる。

・その特徴は? 

・もろさ。壊れやすさ。

・金属製は丈夫。ただし高価。木製、軽い。なので使い勝手がいい。安価。

・土の器、安価。気をつけないとすぐに壊れる。

 

・人の特徴ではないか!クリスチャンもそう!

 

・もろさ。(あ)肉体のもろさ。(い)精神のもろさ。(う)信仰面でのもろさ。

 

・私たちはもろいものです。土の器なのです。

 

〈適用すべきこと〉

・へりくだりましょう。 

・「もっと強くなければ」と追い詰められている人、安心してください。みな土の器です。クリスチャンになっても土の器。それでOK!

  

・:7 私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。

・クリスチャンは、ただの土の器ではない!!

2.クリスチャンは、「宝を入れた土の器」です。「イエス様」を、そして、「救いをもたらすイエス様についての福音」という宝を心に持っているのです。

○「宝」とは?

・物質としては、黄金、乳香、もつ薬(マタイ2:11)。OTでは、宝石、金、銀、香料、油(第二列王20:13)など。

 

(あ)ここでは、「イエス様、ご自身」ととることがきる。

・4:5には、「私たちは…主なるイエス・キリストを宣べ伝えています。」とあるので。

・第一ヨハネ5:12 御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。

・イエス様を信じたなら、イエス様を持っている、と言える!

・ガラ2:20 キリストが私のうちに生きておられるのです。

 

(い)とともに、「福音、救いをもたらすイエス様についての福音」、と言うこともできる。

・4:2 神のことばを曲げず、…。4:3 福音に覆いが…。4:4 福音の光を…。

・宝である福音の「測り知れない力」とは?

・ローマ1:2,3 福音は…御子に関するものです。

・ローマ1:16 福音は、…信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。

・※第一コリ15:2 この福音によって救われます。

・福音は、救いをもたらす。  

・人の永遠のあり方を決定づけるもの!

 

〈適用すべきこと〉

・イエス様を信じているあなたへ。あなたは宝を持っています! 

・霊的な事実です!目を向けてください!

・喜びましょう! 

・感謝しましょう! 

・味わいましょう! 

  

・:7 私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。

3.クリスチャンは、「神様を現す宝を入れた土の器」です。“測り知れない力”は神からのものであると、存在をもって現しているのです。

・イエス様は今も生きておられ、みわざをなしておられます!力あるお方です!

・福音には力があります。ある意味、「情報」(インフォメーション)。しかし、神のご計画の中で、人々に救いをもたらすための手段として、神様が定められた。

・クリスチャンは、この宝を持っている!!自分自身は土の器なのだが。

・そのことを通して、「これは神様だ」、と身をもって、存在をもって現している!

 

・福音宣教とは幅広い。

・クリスチャンの存在自体が福音宣教!神の家族の存在が福音宣教!

・もちろん、神様の導きの中、ことばとして福音を語る。これも大切!

・愛の行いも福音宣教の一部。

・存在を通して、ことばによって、行いによって、福音を輝かせましょう!

 

 

宣言:神様、あなたは土の器である私たちに、「神様の御力であるイエス様」を、また、「救いをもたらす福音」を宝として入れてくださいました!あなたの栄光を現す歩みをさせてください!

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『勇気を与えてくれる神様』(使徒23:11より)2022年3月6日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年03月08日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年3月6日礼拝メッセージ 要旨

■『勇気を与えてくれる神様』

■聖書箇所:使徒22:30~23:11

■中心聖句:使徒23:11 その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証ししなければならない」と言われた。

〈The Message Bible〉 “It’s going to be all right. Everything is going to turn out for the best. (だいじょうぶだ。すべてうまくいく。)

 

・最初に、新聞に出ていた記事をご紹介しましょう。

 

・「意気地なし?」 

お店の入り口でガチャガチャを見かけた4歳の孫が「ガチャガチャ好きやねん。したいなぁ」と甘え声。 「じいちゃんはガチャガチャ苦手。したくないよぉ」と同じ調子で返すと、「そこは勇気を出してしないと!」と励まされました。 

・神戸市 勇気の使いどころを教えられた 61歳 (朝日新聞 2022年2月5日 「いわせてもらお」コーナーより)  

 

・今日のキーワードは、「勇気」!

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・パウロの第3次伝道旅行のゴールはエルサレム。

・新しいムーブメントである「イエス・キリストを信じる者たちの群れ」は急激に成長。迫害の激しさは厳しいものに。エルサレムは危険だった。

・パウロは仲間達に引き留められた。「エルサレムに行くことは危険です!」、「行かないで欲しい」と。

・予想されたとおりパウロは騒動に巻き込まれてしまう。「なに事か」とローマの軍隊が出動、パウロを救出。「最高法院(サンヘドリン)」で弁明をする、というところ。

・ここでのパウロは策略に走ってしまったか?混乱してしまったのか?さまざまな解釈が。

 

・その夜のこと!今日の中心!11節 主イエス様が、現われてくださった。そして、励ましの言葉をかけてくださった。

 

・「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証ししなければならない」

 

・イエス様は困難の中にあるパウロを励ましてくださった。

  ①超自然的な現れをもって。

  ②「勇気を出しなさい」との言葉を持って。

  ③「エルサレムでわたしのことを証ししたように…」、パウロの働きの承認。

  ④「ローマでも証ししなければならない」さらなる使命の委任。

・パウロを励ますため!

・神様は愛のお方!励ましを与えてくださるお方!

 

 

・さて、今日は、②の「勇気を出しなさい」という言葉を中心に学んでいきましょう。

・このことばのニュアンスを正確に受け止められるように学んでいきましょう。

  

・「勇気を出しなさい」

・〈ギ〉「サルセオー」の2人称単数命令形。 

・「サルセオー」は動詞、もとになる名詞は「サルソス」(勇気、確信)。

・「サルセオー」は、「勇気を出す」、「確信を持つ」という意味になる。

・これだけの情報では、単に、勇気を出しなさいよ、と命令されているように受け止められる。

 

・言葉の意味は、もとの単語の意味のみではなく、文脈(文の流れ)も考慮する必要がある。

・「サルセオー」がNTで用いられているのは、以下(の7箇所)。

・マタイ9:2 イエスは彼らの信仰を見て、中風の人に「子よ、しっかりしなさい。あなたの罪は赦された。」 

・マタイ9:22 娘よ、しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。  

・マタイ14:27 「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。 ※マルコ6:50は同じ。   

・マルコ10:49 「心配しないでよい。さあ、立ちなさい。あなたを呼んでおられる」と言った。(弟子たちの言葉)  

・ヨハネ16:33 世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。

 

 

・いろいろな訳の可能性があるようです。

・共通しているのは「心配しないでよい」、「安心しなさい」というところではないか。

・別な言い方で言えば「だいじょうぶだ!」

・〈The Message Bible〉(ユージーン・ピーターソン)では、

   “It’s going to be all right.  Everything is going to turn out for the best.

   ・直訳 だいじょうぶだ。すべてうまくいく。

 

 

・神様は、勇気を振り絞れ、と命令しているのではありません。(勇気は後からついてくる)

・「だいじょうぶだ」、「安心しなさい」と言ってくださっているのです。

1.神様は、「だいじょうぶだ!」、「心配しないでよい!」とみ声をかけてくださり、励ましを与えてくださいます!

・弱さの中に現される神の力、という大きなテーマに関わって、いろいろな箇所から学んでいる。

・今日は、「だいじょうぶだ」、と言っていただくことにより、弱さの中で神様の御力を現していただきましょう。

 

 

・これは力になる!

・私の弱点は「血」!そのわりには医療ドラマは好き!ちょっと前だが、『東京MER-走る救命救急室(モバイル・エマージェンシー・ルーム)』とか。

・「東京MERの鈴木です。お名前は?」。「~です」。「~さん、だいじょうですよ。私たちが必ず救出しますから。」

・このセリフに泣かされました!

 

 

・勇気を出しなさい、と言われて勇気を絞り出せるわけではない。しかし、安心しなさい。だいじょうぶだ。と言われると勇気が出てくる!

・神様は、あなたにもみ声をかけてくださっている!「だいじょうだ」、「安心しなさい」と。

 

 

・しかし、疑問が出てきますね。  

・現実は変わらないのでは?悪の力がはびこっているではないか!

・私にはそう言っていただく資格はない。自分は罪深い。神を悲しませた。忠実ではない。いい加減だ。失敗者だ。

・大きく分けると二つの疑問。一つは、この世の問題。もう一つは、自分の問題。

 

・まずは、第一の疑問について。

2.【“悪の現実”という疑問に関して】 神様は、全世界の創造者・支配者であるお方です。また、時間空間を超越した永遠のお方です。この偉大な神様が「だいじょうぶだ」と言ってくださる!

・現実は認めましょう。

・この記事のあと、パウロは殺害計画の標的に!カイサリアへ護送され、そして、カイサリアで2年間、監禁状態に。

・その後、ローマへ。裁判を受けるために。捕らわれ人として。

・だいじょうぶ、と言えるのか?

・ローマででもあかしをすることになる、という神ご計画は実現した。そして、パウロにとってもそれがこころから願いだった。

・「神様のご計画」と「パウロの心からの願い」は(思ったようなかたちではなかったが)実現した!!

・だいじょうぶ、だったのです!

・神様のご計画は、最終的には、必ず、実現するのです!

・その途中は、困難があります! ・私たちには理解できないこともある!

・しかし、神様のご計画は何者によっても妨げられることはありません。

・だから、「勇気を出しなさい」、「だいじょうぶだ」

 

 

・もうひとつの疑問点がありましたね。自分の罪の問題。

・私にはそう言っていただく資格はないのでは?自分は罪深い。神を悲しませた。忠実ではない。いいかげんだ。失敗者だ。

3.【個人の罪の問題に関して】 神様は、罪を赦すための解決策を用意してくださいました!罪のない御子イエス様が十字架で人類の罪を負ってくださった!それゆえ神様は「だいじょうぶだ」と言ってくださるのです!

・第二コリント5:21 神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。

・パウロも自覚していた。罪人だ。罪人のかしらだ。(第一テモテ1:15)しかし、その罪は十字架に!イエスにより義と!

・私たちも罪人!しかし、その罪は十字架の上に!イエス様への信仰により義と認めていただける!

・だから、神様は、すべてのことにおいて「勇気を出しなさい」、「だいじょうぶだ」、「安心しなさい」と言ってくださる。私たちは罪の赦しをいただいている者として、励ましの言葉を受けられる!

 

 

・適用

○神様からの励まし、勇気を、日々、おりおりに受けていきましょう!

○神様に信頼していきましょう!

○神様に導いていただき、神様のみこころの道を前進していきましょう!(祈ることかも、与えられている仕事かも、声をかけることかも、新しいことに取り組むことかも、…)

  神様に「だいじょうぶだ」といっていただきながら…

 

 

 

宣言:神様、あなたは、イエス様への信仰により義とされた私たちに、「勇気を出しなさい。だいじょうぶだ」と励ましを与えてくださいます。それも、世界を治めておられるお方として、です。私たちは、あなたに信頼し、励ましを受け、みこころの道を歩んでいきます!

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『満たしてくださる神・用いてくださる神』(ヨハネ6:1~15、22~35より)2022年2月27日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年03月02日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年2月27日礼拝メッセージ 要旨

■タイトル:『満たしてくださる神・用いてくださる神』

■聖書箇所:ヨハネ6:1~15、22~35

■中心聖句:ヨハネ6:9、11 「ここに、大麦のパン五つと、魚二匹を持っている少年がいます。でも、こんなに大勢の人々では、それが何になるでしょう。」…。そうして、イエスはパンを取り、感謝の祈りをささげてから、座っている人たちに分け与えられた。魚も同じようにして、彼らが望むだけ与えられた。

 

・アインシュタインの天才的才能を引き出すきっかけになったの?

・彼はこのように回想しています。

〈4歳か5歳の時、わたしは奇跡を見た。

 父が見せてくれたコンパス(方位磁針)に、私は驚きのあまり震えた。

 ・・・何がこの小さな針を動かしているのか。

 どうしてこの針が北の方向を知っているのか。

 この世界には、さまざまなことが隠されている。〉

 

・物理学者として偉大な業績を残したアインシュタイン、その才能発揮のきっかけは一つの方位磁石だった!

・小さなものが大きな役割を果たすことがある!

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

 

・この記事から教えられることはなんでしょうか。

1.イエス様は、私たちの食べ物のことにも心を配って下さいます。私たちには必要があることを心に留めていてくださるのです。

・マルコ8:2~3 「かわいそうに、この群衆はすでに三日間わたしとともにいて、食べる物を持っていないのです。空腹のまま家に帰らせたら、途中で動けなくなります。遠くから来ている人もいます。」(4千人の給食の記事で)

 

・主の祈りで祈るように教えて下さった!

・マタイ6:11 私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。

 

・私たちは糧を食することにより生きている。神様は養ってくださっている!

 

・神様は、食べ物のことに心を配っていてくださるだけではない!

・私たちの必要、すべてをご存じ。そして、必要を満たしてくださる。

・私たちの必要=

 〈肉体の必要〉食物、栄養、水分。睡眠。運動。くつろぎ。

 〈社会的〉人との交流。かかわり。  仕事。使命。やらなければならないこと。 良い情報。 社会的安定。

 〈情緒面〉安心感。受容。必要とされること。愛されている実感。希望。

 〈信仰、霊的〉神様との交わり。祈り。礼拝。霊的食物。みことば。神様に仕えること。教会の交わり。兄弟姉妹。

 

○神様に信頼しましょう!

○「私たちの日ごとの糧を…」と祈りようにイエス様は教えてくださった。

・だから、世界中のクリスチャン同胞のためにも祈りましょう!特にウクライナのクリスチャンのため!

・広い意味で、世界中の命あるすべての人のためにも祈りましょう!

 

・この記事から学ぶべきこと。第二。

2.神様は私たちのいろいろな必要を満たしてくださいますが、一番提供したいのは、「霊的な必要を満たすいのちのパンであるイエス様」です!

・35節 イエスは言われた。「わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。」

 

・いのちのパンであるイエス様のもとへ行く。=イエス様を信じる。

・十字架で罪を負われ、三日目によみがえられたイエス様を信じる!

・神との関係を回復していただく。和解。

・ひとことで言うなら、イエス様を信じること!

 

○イエス様を信じましょう!信じているなら、感謝しましょう!

 

・この記事から学ぶべきこと。第三。

3.イエス様は人々の必要を満たすために、小さなものを用いられました。今も、神様は、小さなものを喜んでくださいます。用いてくださいます。そして、神様の栄光を現してくださいます。

 

(あ)喜ばれる。

・11節 そうして、イエスはパンを取り、感謝の祈りをささげてから、座っている人たちに分け与えられた。

・イエス様は、可能性を見出す天才!

(い)用いてくださる。

・12節 彼らが十分食べたとき、…

 

(う)栄光を現してくださる。

・今年の小山CCのテーマのみことば!

・第二コリント12:9 わたしの力は弱さのうちに完全に現われるからである。

 

○神様にささげていきましょう!小さなものであっても!信仰を込めて!信じて!

・祈りを!奉仕を!献金を!時間を!自分自身を!

 

宣言:神様、あなたは私たちのあらゆる必要に心を配り、満たしてくださいます。ですから、自分のため、他のクリスチャンのため、「日ごとの糧をお与えください」と祈っていきます。また、あなたは小さなものを用いてくださいますから、私たちに任されているものをおささげしていきます。

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『神の愛から引き離すものなし』(ローマ8:28~39より)2022年2月20日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ・要旨

2022年02月21日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年2月20日礼拝メッセージ 要旨

■『神の愛から引き離すものなし』

■聖書箇所:ローマ8:28~39

■中心聖句:

①ローマ8:38~39 私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いたちも、支配者たちも、今あるものも、後に来るものも、力あるものも、高いところにあるものも、深いところにあるものも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。

②第二コリント12:9 しかし主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現われるからである」と言われました。ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。

 

・最近、妻と買い物に行きました。

・「これ便利だよ」と勧められたのが「くっつかないホイル」!

・普通のホイルのようだが片面、シリコーン加工が施してある!

・使ってみました。

・ピザの温め。くっつかない!

・揚げ物の温め直し。くっつかない!

・便利ですよ!!!

 

・これはくっつかないのがいい、という場合。

・くっついたままがいい、離せない方がいい、ということは何でしょう?

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・ローマ8章、「勝利の章」とも呼ばれる。今日の箇所はその後半。

 

・内容は・・・

 ・28節 (神のお働きで)すべてのことが益となる。

 ・29~30節 神が召してくださった!

 ・この箇所の中心とも言える31節。「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。」

 ・その後、なぜそう言えるか?が続く。

 ・①32節 御子イエス様を与えてくださった神は、すべての必要なものを与えてくださるから。

 ・②33~34節 訴えられ、罪とされることはないから。

 ・③35~39節 神の愛から引き離すものはないから。

 

・今日は最後の③の点に焦点を当てて学んでいきましょう。

 

・小山CCの2022年のみことば、第二コリント12:9わたしの力は弱さのうちに完全に現われるからである。

・「重荷を担っていただく中で」、先週は「慰めをいただくなかで」。今日は?

 

1.私たちを、神様の愛から引き離すものはありません!

・パウロはいろいろなものを挙げて、神の愛はそれらにまさるものだと記しました。

・35節 7種の敵(?) 苦難、苦悩、迫害、飢え、裸、危険、剣、

・38節 あらゆるもの代表9つ、 死、いのち、御使いたち、支配者たち、今あるもの、後に来るもの、力あるもの、高いところにあるもの、深いところにあるもの、その他の被造物。

・神の子どもとされたあなたは神の愛に覆われている!

・その神様の愛からあなたを引き離すものはない!

 

・困難がなくなるということではない!

・ローマ8:37 新改訳第3版  しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても(2017 これらすべてにおいても)、圧倒的な勝利者となるのです。

・困難の真っただ中で「圧倒的な勝利者」に!

☆圧倒的な勝利者とは?「困難など何ともない」、というのとは違う!

・こういうことではないでしょうか。

・これらの困難の中にあって、苦しみ、うめきながらだが、しかし、こう言える!

・「それはともかく、神様は私を愛してくださっている!」

・「神様が愛してくださっている!この苦難の中でも!神様が私を愛してくださっている!」

・そう言えるということ、それが圧倒的な勝利者ということではないでしょうか。

 

2.神様の愛から私たちを引き離すものはない、その根拠①は、神様は私たちを愛してくださり、そして、救いをもたらしてくださったからです。

 

・神様は愛してくださり、救いを実現してくださいました!

・参考 ヨハネ3:16、他。

・ローマ1:7 ローマにいるすべての、神に愛され、召された聖徒たちへ。私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたにありますように。

 

・私たちに何か救われるのにふさわしいものがあったのでしょうか?

・いいえ!

・みな同じ!

・みな、神様の前にあっては「罪人」!

・ただ、神様の恵みにより、神様が私たちを愛してくださったゆえに、私たちは救いへと導かれた!

・救いをプレゼントとして、賜物として、受け取っただけで!

 

・イエス様が十字架で、罪の身代わりとなってくださったゆえ!

・救いの道は、開かれたのです!

・受け取るだけ。それが信じる、ということ!

 

3.神様の愛から私たちを引き離すものはない、その根拠②は、聖霊なる神様のお働きによって、神様の愛は注がれ続けているからです!

・ローマ5:5 私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が注がれているからです。

・救いのみわざ、過去のある時点のこと。

・聖霊なる神様のお働きは、現在!

 

(あ)聖霊なる神様は「真理の御霊」(ヨハネ14:17)

・感覚をあてにするのではなく、聖霊様が示してくださる真理を受け止めていく!

 

(い)聖霊なる神様は流れ出る「生ける水の川」(ヨハネ7:38)

・生きた現実として。

・体験的にも。

・実感させてくださる。

 

宣言:神様、あなたは私たちを愛して、救いの中に入れてくださいました。そして、聖霊なる神様の働きによって、あなたの愛を注ぎ続けてくださっています。あなたの愛から私たちを引き離すものはありません!あなたの愛ゆえに、私たちの弱さの中に、あなたの御力が現されます!

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『慰めに満ちた神』(第二コリント1:4より)2022年2月13日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ・要旨

2022年02月16日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年2月13日礼拝メッセージ 要旨

『慰めに満ちた神』

■聖書箇所:第2コリント1:3~7

■中心聖句:第二コリント1:4 神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。それで私たちも、自分たちが神から受ける慰めによって、あらゆる苦しみの中にある人たちを慰めることができます。

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・聖書は、神がどのようなお方か、教えてくれます。

・2:4 神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。

 

1.神様は、私たちを慰めてくださいます!神様は、「慰めの神」であるからです!

 

・神の御性質のゆえに。

・:3 私たちの主イエス・キリストの父である神、あわれみ深い父、あらゆる慰めに満ちた神がほめたたえられますように。

 

・どのような慰めか?神様が与えてくださる慰めは幅広い!

(あ)あわれみと共感をもって

・ヨハネ11:35 イエスは涙を流された。(ラザロの死に際して)

・ともに悲しんでくださるイエス様。イエス様は神様がどのようなお方かを啓示している。ということは神様もともに悲しんでくださる、ということ!

 

(い)励ましをもって

・第二コリ7:6 しかし、気落ちした者を慰めてくださる神は、テトスが来たことで私たちを慰めてくださいました。

・使徒15:32 ユダもシラスも預言者であったので、多くのことばをもって兄弟たちを励まし(慰め)、力づけた。

 

(う)力づけをもって

・英語 comfort ラテン語より コム(with:~といっしょに)+フォート(force:力) 

・第二コリ1:6 その慰めは、私たちが受けているのと同じ苦難に耐え抜く力を、あなたがたに与えてくれます。

 

2.神様からの慰めを受けていきましょう!そして、私たちの弱さの中に、神様の力を現していただきましょう!

・第二コリ13:11 最後に兄弟たち、喜びなさい。完全になりなさい。慰めを受けなさい。思いを一つにしなさい。平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神はあなたがたとともにいてくださいます。

・慰めを受けるためのてがかり。

・良いものを受けるのだから簡単ではないか、と思うが、実際、そうはいかない!

 

・神様の導きが必要とされる。

・そのことを心に留めながら、実際的な手がかりを紹介しましょう。

 

○自分の気持ちに正直になりましょう。

 

○神様の前でへりくだりましょう。

 

・ある牧師の言葉を紹介しましょう。

 

「主なる神が言われます。

 私は全能の神。あなたと私の力を共有しよう。

 私の喜びは、私の持っているものを、あなたと共有することだから。

 そして、時が来たら、私自身をあなたと共有できたらと思っている。

 その時、あなたは、わたしと私の栄光で包まれることでしょう。」

 

・2:4 神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。それで私たちも、自分たちが神から受ける慰めによって、あらゆる苦しみの中にある人たちを慰めることができます。

3.私たちも、神様からの慰めを受けて、苦しみの中にいる人を慰める者とならせていただきましょう!

 

・隣人を慰め、励ます。いろいろなケース。

 

(あ)神様からの導きの中、直接に。ダイレクトに。

・現代社会の特徴であり弊害である「個人主義」の問題。

・デリケートなもの。

・自分の痛みに触れないで欲しい、と人は思っている。

・ある牧師から聞いたアドバイス。「こじあけないでください。」

・とは言え、具体的な行動へと神様が導いてくださることもある!

・神様の導きの中、チャレンジしてみましょう!

 

(い)祈りをもって。

・祈りの力を過小評価しないで下さい!

・あなたの祈りに効力があるわけではないが、しかし、イエス様の御名に力がある!

・イエス様への信頼の中で祈る祈りには力がある!

 

(う)神様の慰めの中、神様とともに、あなたらしく、生き生きと生きていきましょう!

・一般的に、どんなものに触れたとき癒やされた、と感じるでしょうか?

・猫! 

・幼子!

・共通点は?マイペース? のびのびとしていること!

 

・人の慰めになろう、という動機はすばらしい!

・しかし、気負いは良いものを生み出さない!罪責感は良いものを生み出さない!

 

・神様の慰めを受ける!喜ぶ!生き生きと生きる! → 神様が用いて下さる!!

 

宣言:神様、あなたはあらゆる慰めに満ちた神様です!あなたから慰めを受けていきます!あなたの慰めが流れていくために、どうぞ私たちを用いてください!

 

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『重荷を担ってくださる神様』(詩篇68:19より)2022年2月6日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年02月08日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年2月6日礼拝メッセージ 要旨

■タイトル:『重荷を担ってくださる神様』

■聖書箇所:

①第二コリント12:9 しかし主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現われるからである」と言われました。ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。

②詩篇68:19 ほむべきかな 主。日々 私たちの重荷を担われる方。この神こそ 私たちの救い。

 

・時々、料理をします。

・活躍してくれるのはクックパッド。

・最近、うまくできたのはこてっちゃん野菜炒め!

・ところで、役に立つクックパッドですが、ときどき、こういうのがありますね。

 ・材料を切ります。(どのように?)

 ・いためます。(何分ぐらい?火の強さは?)

 ・調味料をいれます。(どれくらい?)

 ・完成です!(完成しないぞ~!)

 

・具体的なこと、大切ですね。

・さて、礼拝メッセージで、「すばらしい神様の約束」を学んでいます。

・第二コリント12:9「わたしの力は弱さのうちに完全に現われるからである」

・どのようにして、神様の力は私たちの弱さの中に現されるのでしょうか?

・聖書は、行き届いている!

・神様の力が私たちの弱さの中にどのようにして現されるか、具体的にも教えてくれている。

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

※詩篇68篇の全体の内容について、小畑進師は、「絵巻物風に読むべし。神臨在の象徴、神の箱がシオンの山に君臨するまでが描かれているのではないか」(『詩篇講録・上』 p980)という内容のことを言っておられます。

 

・19節は、心に残る1節。神様への信頼にあふれている句。

  

・詩篇68:19 ほむべきかな 主。日々 私たちの重荷を担われる方。この神こそ 私たちの救い。

1.神様は、私たちの重荷を担ってくださることを通して、私たちの弱さの中にご自身の力を現してくださいます!

 

○神様は、私たちの重荷を担ってくださる!

 

○その土台は、神様は、「私たちの救い」であられるから!

・救いに入れられた者はこの特権にあずかれる。

 

○それも、「日々」!

・日曜だけじゃない!毎日の歩みにおいても!

 

○私たちは弱い者であるけれども、重荷をゆだねることができるゆえ、神の力が現される!

 

○実際、どうなるのか?

 (あ)完全に取り去っていただける場合。実際的な除去。

 (い)状況的には何一つ変わりないが、心の重荷が取り去られる場合。心の変化。

 (う)両方の要素の組み合わせ。状況もある程度、変化し、また、気持ちも変化する場合。

 

2.神の民とされた私たちがするべきこと、その1は、神様に重荷をゆだねることです!

(あ)聖書を通して神様は、語りかけておられる!

・詩篇から。

・詩篇55:22 あなたの重荷を主にゆだねよ。主があなたを支えてくださる。主は決して 正しい者が揺るがされるようにはなさらない。

・イエス様の招き。

・マタイ11:28 すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。

・その他、新約より。

・ヘブル12:1 こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、一切の重荷とまとわりつく罪を捨てて、自分の前に置かれている競走を、忍耐をもって走り続けようではありませんか。

・第一ペテロ5:7 あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。

 

(い)重荷をゆだねるべき理由。

・クリスチャンの3つの敵、それは、「この世の流れ」、「悪魔」、「(自分自身のうちにある)肉の性質」

・これらが重荷を持って来る!または、重荷を抱え込んでしまう!

・だから、ゆだねる!!日々!そして、日々、主に担っていただく!

 

・詩篇68:19 ほむべきかな 主。日々 私たちの重荷を担われる方。この神こそ 私たちの救い。

3.神の民とされた私たちがするべきこと、その2は、神様をほめたたえることです!

○賛美は、私たちの感謝の表れだから!

・賛美するといいことがある?それも確か。しかし、その面ばかり見ていると、いつの間にかそれが重荷となってしまう!

・神様との「取り引き」になってしまう!

・神様は、救いを与えてくださった!それだけではない。日々、私たちの重荷を担ってくださる!

・感謝をもって神様をほめたたえましょう!

 

宣言:神様、あなたは、私たちの重荷を担ってくださり、私たちの弱さの中に御力を現してくださいます。ですから、私たちは、日々、あなたに、重荷をおゆだねしていきます!重荷を担ってくださるあなたをほめたたえていきます!

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