2020年11月29日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『主の祈り⑨-悪からお救いください』
■聖書箇所:マタイ6:9~13
■中心聖句:マタイ6:13 私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください。
・主の祈りを学んできた。
・大きく二つに分けられる。
・前半、神について。御名、御国、みこころ。
・後半、私たちの必要。糧、罪の赦し、悪から救出(被造物、罪人、戦いの中にある者、として)
・13節前半、「私たちを試みにあわせないで(ください)」
・この祈りはどのような祈りでしょうか?
1.「私たちを試みにあわせないで(ください)」、この祈りは、「正直な祈り」です。本心の祈りだからです。そして、正直な祈りは、その人を自由にします!(この祈りを祈っていきましょう!)
・試み、試練はクリスチャンにとってどういう意味があるのですか?
(あ)成長のために役に立つ!
・ヤコブ1:2~4 私の兄弟たち。様々な試練にあうときはいつでも、この上もない喜びと思いなさい。1:3 あなたがたが知っているとおり、信仰が試されると忍耐が生まれます。1:4 その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは何一つ欠けたところのない、成熟した、完全な者となります。
(い)神様に求めるべき。
・詩篇26:2 主よ 私を調べ 試みてください。 私の心の深みまで精錬してください。
(う)試練、試みによって成長させられる。きよめられる。整えられる。
・しかし、やはり、苦しみでもある。(苦しみのない試練は試練ではない。)
・私たちはこう思う。「神様、どうか、試みにあわせないでください。」
・もちろん、こう思うときもある。「神様、もっともっと成長したいです。どうぞ、どんどん試練にあわせてください。」それはそれでいい。(やがて壁にぶつかりますから・・・)
・私たちは、自分の心に正直になっていい。いやなものはいやだ、と言っていい!ハレルヤ!
・イエス様も正直に祈った!
・マタイ26:39 「わが父よ。できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。」
・正直な祈り、本心の祈りは、その人を自由にする。解放する。
・イエス様もそうだった!
・「試み、いやです!試みにあわせないでください!」
☆そこで、目が覚める!「いや、問題は、悪から守られることだ!」、「悪からお救いください!」という祈りに導かれる!
・13節後半について。「(私たちを)悪からお救いください」
2.「(私たちを)悪からお救いください」、この祈りは、「リアルで、ダイナミックで、エキサイティングな祈り」です!(この祈りを祈っていきましょう!)
・「悪から」=「悪しき者(悪魔)から」、どちらにも訳せる。両方の意味が込められているか。
・悪とは?3つの悪。悪魔、この世の力、肉(罪深い性質)。
・私たちの外にある悪。問題、悲しみ、必要、病気、敵対する者、環境、他。
・私たちの内にある悪。罪深い性質。肉。
・これらは、私たちにとって、現実的なこと!日々、直面すること!
・「(私たちを)悪からお救いください」、この祈りを神様にささげ、守られて歩んでいくのです!
・「問題」も現実的(リアル)、「祈り」も現実的(リアル)、そして、神様が与えてくださる「解決」も現実的(リアル)!
・神様のみわざが祈りを通して表されていく!ダイナミック!
・リアルで、ダイナミック、だから、エキサイティング!
・私たちは、確実に、悪から救っていただけるのでしょうか?
3.イエス様の十字架により、父なる神様の真実にかけて、私達は、悪から救われるのです!
・ヘブル2:14 そういうわけで、子たちがみな血と肉を持っているので、イエスもまた同じように、それらのものをお持ちになりました。それは、死の力を持つ者、すなわち、悪魔をご自分の死によって滅ぼし、2:15 死の恐怖によって一生涯奴隷としてつながれていた人々を解放するためでした。
・「悪魔を滅ぼし」=「消滅させる」ではなく、「無力化する」
・イエス様の十字架の死によって!
・第二テサロニケ3:3 しかし、主は真実な方です。あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。
・父なる神様の真実にかけて!
・私たちの側の責任もある。
・武具を身につける(エペソ6:10~18)こと、悪魔に立ち向かうこと(ヤコブ4:7,第一ペテロ5:9)
・しかし、土台は、イエス様の十字架!そして、父なる神様の真実!!
■宣言:神様、私たちは「私たちを試みにあわせないでください。悪からお救いください」と祈っていきます。イエス様の十字架のみわざと父なる神様の真実に堅く立ちます。どうぞ、あなたが与えてくださる勝利へと導いてください。