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『聖霊の注ぎ-忠実に用いる』マタイ25:14~30より 2023年1月22日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2023年01月26日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2023年1月22日礼拝メッセージ 要旨

■『聖霊の注ぎ-忠実に用いる』

■聖書箇所:マタイ25:14~30

■中心聖句:①イザヤ32:15 しかし、ついに、いと高き所から私たちに霊が注がれ、荒野が果樹園となり、果樹園が森とみなされるようになる。

②マタイ25:20~21 すると、5タラント預かった者が進み出て、もう5タラントを差し出して言った。「ご主人様。私に5タラント預けてくださいましたが、ご覧ください、私はほかに5タラントをもうけました。主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。おまえはわずかな物に忠実だったから、多くの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』

 

・鉛筆は使えば短くなる。

・消しゴムは使えば小さくなる。

・使うと大きくなるのは? 

 

・体力!

 

・学力、もですね!

 

・今日は使って増えるものについて。

 

◇聖書箇所をお読み下さい。

 

・復習を・・・

・イザヤにおいて、救い主メシアの出現、そして、聖霊の注ぎが預言されていた。

・救い主メシアの出現はイエス様の誕生、公生涯、十字架と復活、高挙において実現した。

・そして、聖霊の注ぎは、使徒2章、ペンテコステにおいて実現した。歴史的事実。

・さらには、イエス様を救い主と信じる一人ひとりにおいて聖霊の注ぎは実現してきたし、実現しているし、これからも実現していく。

・聖霊の注ぎの中を生かされている者として、どのように歩むべきか。学んでいきましょう。

 

 

・ある主人が、しもべたちに財産を預け、旅に出た。

・しもべたちに、それぞれに5タラント、2タラント、1タラントを預けて。

・5タラント預かった者は5タラントもうけた。 

・2タラント預かった者は2タラントもうけた。

・1タラント預かった者は、穴を掘り、預かった物を隠した。

 

・主人、帰って来た。

・しもべたちと精算。

 

・5タラント預かった者は、5タラントもうけた、と報告。

・主人からお褒めの言葉をいただく。

・2タラント預かった者は2タラントもうけた、と報告。

・同じく、主人からお褒めの言葉をいただく。

 

・1タラント預かった者は、「ご主人様、あなたは厳しい方だと知っていたので、1タラント埋めておきました。」そう言って、1タラントを返した。

・1タラント預かったしもべは叱責を受けた。

 

・いくつかのことを学び取ることができます。

 

1.クリスチャンには、それぞれ、神のみこころのままにタラントが(聖霊の注ぎも)与えられています。

 

・1タラント=6000デナリ 

・1デナリは、1日分の労賃

・仮に1日10,000円の労賃とすると、1タラントは、1万×6000=6000万円!!

・2タラント=1億2000万円、5タラント=3億円

・相当の財産! 

・たとえ話の中でのことなのだが

 

・クリスチャンには、タラントが与えられている!

 

・リック・ウォレン 

 ●人生は預かりものである  ・この地上における私たちの時間、エネルギー、知性、機会、人間関係、そして財産などはすべて、神から大切に管理するように任されている賜物です。聖書によれば、「世界とその中にあるすべてのものは主のものである。地球とその中に住むものはすべて主のものである」のです。・・・私たちが持っているものはすべて、神が私たちの手においてくださっている預かりものとして扱われるべきです。

 

・榊原康夫 マタイ下巻p186 私たちの中にあるいろいろな能力・体験・境遇のいっさいが、主の委託品です。

 

・聖霊の注ぎも!

・テトス3:4~6 しかし、私たちの救い主である神のいつくしみと人に対する愛が現れたとき、:5 神は、私たちが行った義のわざによってではなく、ご自分のあわれみによって、聖霊による再生と刷新の洗いをもって、私たちを救ってくださいました。 :6 神はこの聖霊を、私たちの救い主イエス・キリストによって、私たちに豊かに注いでくださったのです。

 

・タラントはいろいろなレベルで与えられている。

・5タラント、2タラント、1タラント。

・神様のご配慮の元で。

 

・うらやましく思うなかれ。足らん、と言うな! ・自慢するな! ・卑屈になるな!

 

・聖霊の注ぎも違う。長くは「時代・歴史」のレベル、広くは「国」レベル、地域教会レベル、個人レベル、いろいろ!

・確かなことは、神が与えてくださった約束があり、(いと高き所から私たちに霊が注がれ)、ペンテコステにおける実現、クリスチャン個人における実現があるということ!

・まずは与えられていることを忘れてはいけない。感謝しましょう!  そして・・・

 

 

2.与えられているタラント(聖霊の注ぎ)に応じて、忠実に、それを用いて、神と人とに仕えることを心がけるべきです。

(あ)忠実であることを神様は認めてくださる。

・:21、:23 5タラント預かった者も、2タラント預かった者も、同じお褒めの言葉をいただいた!

・1タラント預かった者も、主人の信頼に応えればよかったわけです。1タラントもうければ。

・あるいは、1タラントさえも失ってしまっても主人は叱らなかったかもしれない。活用しようと、用いた結果であったなら。

 

(い)与えられているタラントに応じて、でいい!

・5タラントは5タラント。OK! ・2タラントは2タラント。それでOK!

 

・聖霊の注ぎ。 ・ある面では、神様の主権に属すること

・霊的な日照りの時もありうる。

・あるときは悔い改めが必要なときであり、また、あるときは神のご計画の中にあるときもある。

・教えられやすい心を保ち、悔い改めに導かれたら悔い改める。

・しかし、教えられることがなければ、与えられている範囲の「聖霊の注ぎ」の中を進む。

・これが、「与えられている聖霊の注ぎに応じて」、ということ!

・1タラントでも忠実に用いる!それでじゅうぶん!

 

 

・忠実でありたい。しかし、私たちは怠け心に負けてしまうことがたびたび。

・忠実に活用したい。しかし、恐れに負け、与えられたものを埋めてしまうこともある。

・どうしたら?

・良い忠実なしもべたちの報告から学び取りたい。:20,:22

 

3.忠実な者となるため、心に留めましょう!

  救ってくださったばかりか、信頼してタラントを任せてくださった【神様への感謝】を、

【神様にお仕えできる喜び】を、

神の子どもとされた私たちと【神様との愛と信頼の絆】を!

 

(あ)忠実なしもべたちには、自分を信頼し、財産を預けてくれた「主人への感謝の心」がありました。

 

(い)忠実なしもべたちには、「主人に仕える喜び」がありました。

 

(う)主人と忠実しもべたちは、「愛と信頼の絆」で結ばれていたのです。

 

 

 

宣言:神様、あなたは、私たちひとりひとりに、タラントを、聖霊の注ぎを与えてくださっています。私たちは、感謝と喜びをもって、あなたとの愛と信頼の絆を思い出しつつ、与えられているタラント、そして聖霊の注ぎを用いて、あなたに仕え、人々に仕えていきます。

 

 

付録

■主要観念:クリスチャンはタラントを与えられている。クリスチャンのあるべき姿勢は、それを忠実に用い、活用することである。

■説教の目的:クリスチャンは、それぞれ神のみこころのままにタラントが(聖霊の注ぎも)与えられているのだから、与えられているタラント(聖霊の注ぎ)に応じて、忠実にそれを用いて、神と人とに仕えるべきである。

 


『聖霊の注ぎ-個人の救いの実現において』テトス3:1~8より 2023年1月15日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2023年01月19日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2023年1月15日礼拝メッセージ 要旨

■『聖霊の注ぎ-個人の救いの実現において』

■聖書箇所:テトス3:1~8

■中心聖句:①イザヤ32:15 しかし、ついに、いと高き所から私たちに霊が注がれ、荒野が果樹園となり、果樹園が森とみなされるようになる。

②テトス3:4~6 しかし、私たちの救い主である神のいつくしみと人に対する愛が現れたとき、:5 神は、私たちが行った義のわざによってではなく、ご自分のあわれみによって、聖霊による再生と刷新の洗いをもって、私たちを救ってくださいました。 :6 神はこの聖霊を、私たちの救い主イエス・キリストによって、私たちに豊かに注いでくださったのです。

 

・脳の働き、いろいろありますが・・・

・考える

・覚える 

・生み出す

・思い出す!これも大切!!

 

・信仰生活でも、思い出すことは大切!!

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・テトス、テモテとともにパウロの愛弟子。テモテへの手紙2通、テトスへの手紙1通が新約聖書正典に神の導きの中、入れられている。

・3:1~2 救われた者のあるべき姿が描かれている。(権威への服従、すべての人への礼儀正しさ)

・3:3 クリスチャンになるまえの姿(あるべき姿と比較して)

・3:4~8 ふさわしい歩みをするため、神があなたの救いにおいてなして下さったこと確認し続けよ。(:4~7 賛美歌か信仰告白文のようなものか?)

(※「この聖書箇所ほどキリスト教における救いの全体像をとらえている箇所はほかにはない。」ゴスペル・トランスフォーメーション・スタディバイブルp1821 J. D. Greear)

 

1.救っていただいた者としてふさわしく歩むにはどうしたらいいでしょうか。神様が、どのようにして自分を救ってくださったかを思い出し、確認し続けることです!

・:8 ・・・私は、あなたがこれらのことを、確信をもって語るように願っています。神を信じるようになった人々が、良いわざに励むことを心がけるようになるためです。

・神はどのように救ってくださったか、主の働き人は語る。

・そうすると、クリスチャンは、良いわざに励むことを心がけるようになる!!

・神の救いのみわざを語る。→良いわざに励むように心がけるようになる!

・これこそが、聖書的な動機付け!

 

~~~~~~~

2.神様はあなたを救うために、

 ①いつくしみと愛をもって、救い主イエスを遣わしてくださいました。

 ②「あわれみ」を注いでくださいました。

 また、

 ③聖霊による「再生と刷新の洗い」を与えてくださいました。

 (そして、義とし、相続人としてくださいました!)

 

①いつくしみと愛をもって、救い主イエスを遣わしてくださいました。

・:4 しかし、私たちの救い主である神のいつくしみと人に対する愛が現れたとき、

・それは救い主イエスにおいて表された!

 

②「ご自分のあわれみによって(・・・救ってくださいました)」(:5)

・⇔「私たちの義のわざによってではなく」

・あなたの救いのために神のあわれみが注がれた!

・神のあわれみが注がれなければ、あなたは救っていただくことはできなかった!

・神のあわれみに感謝!

 

③聖霊による「再生と刷新の洗い」を与えてくださいました。(:5)

・神の前にあって新しい人とされること。

・「再生」=「新生」(ボーン・アゲン) 

・「刷新」 〈ギ〉アナカイノーシス 動詞では第二コリ4:16 外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています

・たぶん前者は、全く新しい者とされること、後者は、作りかえられることを表しているのでは。

・聖霊による洗い 

・参考 第一コリ6:11 主イエス・キリストの御名と私たちの神の御霊によって、あなたがたは洗われ、聖なる者とされ、義と認められたのです。

 

・:7 救いのゴール。義とされ、相続人とされる!

 

~~~~~~~

3.神様は、私たちを救いへと導き入れるために、聖霊を豊かに注いで下さいました。救いをいただいているなら、聖霊の注ぎの中を生きているのです!

・前回は、聖霊の注ぎの実現はペンテコステであることを学んだ。クリスチャンはキリストの体の一部分であるゆえ、聖霊の注ぎの中を生かされていることを学んだ。

・今日は、もっと個人的。

・一人の人の救いにおいて、聖霊は注がれた。それも豊かに注がれた!

・聖霊は来て下さった!あなたの救いのために!

 

・可能な方は、救いの経験を思い出してください。気づくはずです。聖霊が来て下さったのだ!

・思い出せない方もいるでしょう。気づいたときには信じていた。人の記憶には限界がある。救いの経験を思い出せないからと言って救いをいただいていない、ということはない。ご安心を。今、信じているか?イエス様は私の罪の身代わりに十字架にかかってくださった。私はそのイエス様に信頼し、信じている。あなたは救われている!そして、そのことを確認するとき、やはり、わかるはずです!聖霊が来て下さったのだ!

・まだ、信じていない方。信じたいが踏み出せない。安心して下さい。聖霊が臨まれると、信じられるのです。お勧めすることは、イエス様を信じましょう。聖霊はみわざをなさろうと待ち構えておられます!

 

・先週もお勧めした。聖霊の注ぎ。それは、さらに求めていくべきものでもある。 ・しかし、忘れてはいけない。

・あなたは聖霊の注ぎの中、生かされている。生きている。

・感じないかもしれない。かすかかもしれない。渇いているかもしれない。傷ついているかもしれない。

・知ってください。認めて下さい。「助け主・聖霊なる神様」は、いつまでも、あなたがたとともにいる!

・それこそが、階段の第1段なのですから。

 

宣言:神様、あなたは、聖霊の注ぎを約束してくださり、ペンテコステのときにそれは実現しました。しかしさらには、私たちが救いの中に入れられるにあたり、聖霊を豊かに注いでくださいました。私たちは聖霊の注ぎの中を生きています。聖霊なる神様、あなたは私たちとともにいてくださいます!

 

付録

■主要観念:救われた者としてふさわしい歩みをするために必要なことは、「救いにおいて神が何をして下さったのか」、確認し続けることです。(※あわれみを注いでくださった。聖霊を豊かに注ぎ、再生と刷新を与えてくださった。義とし、相続人としてくださった。)


『聖霊の注ぎ-約束と実現』 イザヤ32:15~18より 2023年1月8日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2023年01月10日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2023年1月8日礼拝メッセージ 要旨

■『聖霊の注ぎ-約束と実現』

■聖書箇所:イザヤ32:15~18

■中心聖句:①イザヤ32:15 しかし、ついに、いと高き所から私たちに霊が注がれ、荒野が果樹園となり、果樹園が森とみなされるようになる。

②ヨハネ14:16 そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。

 

・今時はネット通販、速いですね。速ければ注文して翌日には届く!

・あるとき、注文しました。翌日には届く予定。

・その日になりました。

・ピンポーンとなって「宅配便です」となるのはいつか?

・なかなか来ない。・・・・。

 

・おかしいな、と思って郵便受けを見てみると、・・・

 

・来ているではないですか!

・「とどいていない、と思っても、すでに届いている」、ということがある!

 

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・イザヤ書。旧約聖書にある4つの大預言書の一つ。(イザヤ、エレミヤ、エゼキエル、ダニエル)

・イザヤ書は66章まである。聖書はOT,NT、合わせると66巻。おもしろいですね。

 

・この箇所は、イザヤによる預言の一部。

 

・さっそく第一のポイントですが・・・

1.預言者イザヤが活躍した紀元前700年頃には、神様はすばらしい約束、「聖霊なる神様が遣わされる」という約束を与えてくださいました。

 

・旧約聖書におけるその他の「聖霊の約束」の箇所。

・イザヤ11:2 エッサイの根(メシア)への聖霊の注ぎ

・44:3 わたしの霊をあなたの子孫に…

・59:21 …わたしの霊、…わたしのことばは、あなたの口からも、あなたの子孫の口からも、子孫の子孫の口からも、今よりとこしえに離れない。

 

・エゼキエル36:26 あなたがたのうちに新しい霊を与える。

・ヨエル2:28 その後、わたしは、すべての人にわたしの霊を注ぐ。(ペンテコステ時のペテロの説教で引用)

 

・約束の話だけであれば夢物語。聖霊の注ぎは?

2.この約束の実現には、いろいろな段階があり、①過去において実現し、②現在、実現しつつあり、③将来的に完全に実現するものなのです。

(あ)第一段階(過去) 

・イザヤが生きていたとき。ヒゼキヤ王において。直接の言及はない。 

・第二列王18章~。特に18:3~7。 

・:3 主の目にかなうことを・・・。 

・:4 高き所を取り除き…。 

・:5 主に信頼していた。 

・:6 命令を守った。 

・:7 主は彼とともにおられた。 

・神の霊が注がれてこそ!!

 

(い)第二段階(過去)  使徒の働き2章のペンテコステにおいて。

 

(う)第三段階(過去~現在) イエス様を信じる者において!ペンテコステ以降のキリスト教会において。

 

(え)第四段階(過去~現在) 特別な聖霊の注ぎ。神の時に。「リバイバル」と呼ばれる。

 

(お)第五段階(未来) 新天新地における完全な実現。

 

 

・今の私たちとの関係は?

3.ペンテコステにおける聖霊の注ぎは、現在にまで脈々とつながっています。イエス様を信じているあなたもその中に!

・ペンテコステにおける聖霊の注ぎは、キリストのからだである教会(見えない公同の教会or信仰共同体)に対する聖霊の注ぎであったのです。 

・使徒2章。 

・このときに限った注ぎだったのか?

 

・ヨハネ14:16 そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。

・「いつまでも」とは?

・弟子たちが生きている間?その時代に限ってか?

・ずっと続いている信仰共同体に、いつまでも!ずっと!

 

・その昔、約束されていた聖霊の注ぎは、ペンテコステにおいて確かに実現しました。

・これは、キリストのみからだである教会への注ぎでした。

・イエス様を信じるとき、その人はキリストのからだに加えられ、ということは、聖霊の注ぎを受けている、聖霊の注ぎの中に入れられた、ということなのです!

 

・聖霊なる神様に対する聖書的な姿勢は、「認めること」です!

・聖霊の注ぎの中にいる! 

・聖霊様がうちにいてくださる!

・みことばを土台として。

 

・聖霊様がいてくださらなければ、イエス様を信じ続けること、それさえも人にはできない!

・第一コリ12:3 聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です」ということはできません。

・イエス様を信じる決心に関してだけではない。信じ続けることにおいても。

 

・聖霊なる神様のお働きは多様なもの。

・真理との関連。

・きよい生き方との関連。

・御霊の賜物との関連。

・力との関連。

・結実との関連。

 

・どれか一つのみを強調すると、いいときは高慢につながり、状況が悪いと失望に陥る。

 

・ヨハネ14:16 そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます

 

・聖霊の注ぎ。それは、さらに求めていくべきものでもある。

・しかし、忘れてはいけない。

・あなたは聖霊の注ぎの中、生かされている。生きている。

・感じないかもしれない。かすかかもしれない。渇いているかもしれない。傷ついているかもしれない。

・知ってください。受け取ってください。「助け主・聖霊なる神様」は、いつまでも、あなたがたとともにいる!

 

宣言:神様、あなたは、聖霊の注ぎを約束し、そして、ペンテコステのときに約束通り実現してくださいました。イエス様を信じている私たちはその流れの中を生かされています。聖霊なる神様、あなたは私たちとともにいてくださいます!

 

付録

■観念:神が与えてくださった重要な約束は、(「救い主の派遣」とともに)「聖霊の注ぎ」です。


『強い味方』ローマ8:31~39より 2023年1月1日小山コミュニティチャペル元旦主日礼拝メッセージ 要旨

2023年01月05日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2023年1月1日元旦主日礼拝メッセージ 要旨

■『強い味方』

■聖書箇所:ローマ8:31~39

■中心聖句:ローマ8:38~39 私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いたちも、支配者たちも、今あるものも、後に来るものも、力あるものも、高いところにあるものも、深いところにあるものも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。

 

 

・朝の強い味方、と言えば、コーヒー!

・時短料理の強い味方と言えば、電子レンジ!

・ダイエットの強い味方、サーモン、が効果的とか。

・新しい年を始めるにあたって「強い味方」をつけたいですね。

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・:31 ・「神が私たちの味方であるなら・・・」とはどういうことか?

・ある解釈。神様に味方になってもらうためにはそうとうハイレベルの信仰でないと。

・毎日1時間以上祈る。毎日聖書5章以上読む。1週間に最低一人には伝道する。等々。

・神様に味方になってもらうのは難しい!という結論になってしまう!

 

・これらの心がけはもちろんいいこと!だが、神様に味方になっていただくための条件、というわけではない!

・では?

・ローマ5:1 こうして、私たちは信仰によって義と認められたので、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。

・ということは・・・

1.人は、イエス様への信仰により、神の前に義とされ、神様との平和をいただくことができます。言い替えれば、神様に味方になっていただける、ということです!

 

・8:31 神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。

 

・この意味は・・・

・× もしも、そうかもしれないし、そうではないかもしれないが、神が味方であるなら・・・

・◎ 神が私たちの味方であるなら、事実、イエス様を信じたので神が味方になってくださったのだから・・・

 

・「神との平和」 

・抽象的な考え、教え、理論、ではない!

・神様との平和をいただいている、ということは、神様と親しい交わりに入れていただいている、ということ!

・神様は、イエス様を信じているあなたの味方なのです!

 

・では、神が味方であるなら、どう言えるか?

2.神が味方であるなら、神は御子イエス様を与えてくださったお方なのですから(最高のプレゼント)、私たちに必要な「すべてのもの」(いっさいの恵み)を与えてくださいます。

・:31~32 

:31 では、これらのことについて、どのように言えるでしょうか。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。 :32 私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。

・神が味方!→その人に敵対できる者はいない!

・その理由、救いをいただいた者のために、父なる神は御子イエスを与えてくださった。それも惜しむことなく!

・そのお方は、「すべてのもの」を与えてくださる!

 

・すべてのもの(いっさいの恵み)とは? ・:32~39

3.イエス様を信じた者は、①神との正しい関係に入るための「義と認められること」を、②神とのまっすぐな関係を保つための「イエス様によるとりなし」を、そして、③神との生き生きとした関係を持つための「愛」をいただいているのです!

 

①義と認めてくださること。  ・:32 

・それゆえ、訴えることのできる者はいない!

 

②キリストのとりなし。 ・34 

・それゆえ、「罪あり」とできる者はない!

 

・この二つはいっしょに考えたい。

・イエス様を信じた者には、「義認」と「キリストのとりなし」が与えられている!

・それゆえ、訴えることのできる者はいない!

・それゆえ、「罪あり」とできる者はない!

 

・「神に選ばれた者を訴えるのは誰ですか」

・罪ありと訴えられることはある!

・人に。自分の良心に。悪魔に。

・しかし、義と認められたことに立ち、勝利をいただける。 

・イエス様のとりなしを信じ、頼り、訴える者に勝利できる!

 

・※一つ一つ示された罪は悔い改めなければならない!それは義と認められたり、認められなかったりするということではない! ・イエス様を信じて義とされる。ずっと効果あり! ・罪が神との交わりを疎遠にし、罪の悔い改めが神との交わりを回復にするのはたしかなのだが。

 

 

③キリストの愛から引き離されることはないこと。 :35~39

・キリストの愛のうちを生きることができる!

・キリストの愛のうちを生きるという意味での圧倒的な勝利者となることができる!

 

・:35 キリストの愛から引き離すのは誰?何?

・苦難、苦悩、迫害、飢え、裸、危険、剣、等々。それが引き離すか?

・:36 詩篇44:22 神の民の苦しみ を引用。

・:37 「しかし」、神が味方であるなら、神が味方なので、圧倒的な勝利者!

・これらのことに直面することもある。しかし、キリストの愛から引き離されない!

・圧倒的な勝利者とは、キリストの愛から引き離されない者のこと!

・:38~39 パウロの確信!そして、イエス様を信じる者・クリスチャンの確信!

・私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いたちも、支配者たちも、今あるものも、後に来るものも、力あるものも、高いところにあるものも、深いところにあるものも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。

 

・どんなものも、私たちを、神の愛から引き離すことはできない!  ・心に留めたいこと。

・神の愛は現実。神が確かにおられるように、神の愛も確か。  ・問題は、私たちが引き離されてしまうかどうか。

・そして、その問題についても、解決あり!  ・「引き離すことはできない」!

 

〈まとめ〉

・「信じた者の特権」に、目を開いていただきましょう!見えるように、もっと見えるようにしていただきましょう!

・イエス様を信じた者の特権、それは、神が味方となって下さること、です!

・あらゆる恵みが与えられている、与えられる、ということです!  ・神の前に義と認められている!

・イエス様が今この瞬間も、あなたのためにとりなし続けてくださっている!

・神の愛のうちを歩ませていただいている!

・これらの特権のすばらしさを知らないでいることは損失です!

・これらの特権を味わい、感謝しつつ、新しい年も歩んでいきましょう。

 

宣言:神様、イエス様を信じた私たちの特権のゆえに感謝します。神様、あなたが私たちの味方であり、いっさいの恵みを与えてくださいます。「義」を、「イエス様のとりなし」を、「神様の愛」を!これらの特権を味わいつつ、新しい年、あなたの栄光を現す歩みをさせてください。

 

付録

■観念:イエス様を信じるなら、神は、その人の味方となって下さり、その人を、神の愛のうちを生きる圧倒的な勝利者として下さいます。

■目的:クリスチャンは、イエス様を信じた者の特権である、神が味方となって下さること、あらゆる恵みを与えてくださること、神の愛のうちを歩ませてくださること、のすばらしさを知るべきである。また、その特権を味わいつつ歩むべきである。


『神様からの“助けのロープ”』ルカ2:1~20より 2022年12月25日小山コミュニティチャペル・クリスマス礼拝メッセージ 要旨

2022年12月27日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年12月25日クリスマス礼拝メッセージ 要旨

■『神様からの“助けのロープ”』

■聖書箇所:ルカ2:1~20

■中心聖句:ルカ2:11 今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。

 

◇最初に聖書箇所をお読みください。

 

・突然ですが、ここには「プレゼント」がありますね!

 

・今日は、イエス様の誕生を祝うクリスマス礼拝。

・礼拝に続いてお祝いの時も持たれる。 

・プレゼント交換(抽選会)も!

・そのようなわけで、プレゼントがたくさん用意されています!

 

・でも、プレゼント交換用のプレゼントだけではありません。

 

1.赤ちゃん、幼子は、神様からのプレゼントです!

・お父さん、お母さん、にとって、赤ちゃんが与えられるのは神様からのプレゼントです!

・でも、それだけにとどまるものではない。  

・親族にとっても!社会にとっても!

・あかちゃんを、幼子たちを大切にしていきましょう!  

・神様が大切にしておられるのですから。

 

・ところで、大人の皆さん、いつから大人しているんでしょうか?

・あなたも、赤ちゃんだった!幼子だった!  

・あなたも、神様からのプレゼントだったのです!

2.あなたは、神様からのプレゼントです!

・あなたのいのちは、神様が与えてくださったものです。

・皆が、赤ちゃんを大切に思うように、それ以上に、神様はあなたのことを大切に思っておられます。

・ときに、私たちはつらい中を通る。そして、思うようになる。「私は大切じゃない」

・知ってください。あなたは大切な人です。あなたは神様からのプレゼントなのです。

・ご両親にとって。家族にとって。あなた自身にとって。

・ここには、プレゼントがいっぱいある!

 

・もう一つプレゼントがあります。

3.救い主イエス様は、神様からのプレゼントです!

 

・一人の人が旅をしていました。 

・もう少しで目的地へ到着、というところまで来た。

・深い谷に出くわしてしまった。 

・とても渡れそうにない! 

・おまけに谷の向こう側は、ずっと高い!

・「ここまで来たのに・・・」と旅人はあきらめモードに。

・その時、谷の向こう側から声が。

・「おーい、こちらからロープを投げるぞ。それを体に巻き付けるんだ。こっちから引っ張ってやるぞ~」

・!!!

・旅人は言われたとおりにして無事、谷を渡り、旅の目的地にたどり着くことができたのでした。

 

・救い主イエス様は、助けのロープなのです。救いのロープなのです。

・聖書は教えています。人は神様と歩まなければ幸せになれない。しかし、人は罪があり、神がわからない。

・どうしたらいいのか?谷の前で立ち尽くす旅人と同じ!

・救いのロープが来た!  

・救い主イエス様が来た!

・それが、クリスマス!

・イエス様は、神であられたのに、人としてお生まれになった。  

・罪のない歩みをされ、しかし、十字架の上で人類の罪を背負って死んでくださった。 

・私たちが罪、赦され、神とともに歩めるように!神とともに幸せに生きられるように!

 

・神様からのプレゼント、感謝しましょう!

・赤ちゃんを、幼子を!あなた自身を!そして、救い主イエス様を!

・神様の恵みと救いが、あなたに実現するクリスマスとなりますように!

 

宣言:神様、私たちを救うために、救い主イエス様を送って下さり、ありがとうございます。イエス様を、私の心にお迎えします。神様、あなたが用意してくださっている恵みと救いが実現するクリスマスとなりますように!

 

付録

■主要観念:クリスマスにお生まれになった救い主イエス様は、神様からのプレゼントです。

■目的:イエス様は、自分あての神様からのプレゼントであったことを知り、神様に感謝すべきである。また、その目的は、救い(神との交わりの回復)のためであったことを知り、救いをいただくべきである。

 


『”自然”と”超自然”がブレンドされたクリスマス』 ルカ2:1~20より 2022年12月11日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年12月12日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年12月11日礼拝メッセージ 要旨

■『自然と超自然がブレンドされたクリスマス』

■聖書箇所:ルカ2:1~20

■中心聖句:

①ルカ2:11 今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。

②第二コリント5:21 神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。

・聖書箇所をお読みください。

・今日の聖書箇所を読んで気づくこと。

・「自然」と「超自然」という対立するように見えることがらが共存している!

 

・今日の主題はこうまとめることができる。

・“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”の誕生は、それにふさわしく、「自然」と「超自然」がブレンドされた出来事でした。

 

・どういうことでしょうか?

1.イエス・キリストの誕生は、「自然」な出来事でした。まことの人であられたゆえ。

(あ)時代背景

・:1 「皇帝アウグストゥス」:前31年~後14年在位。ローマの初代皇帝。「オクタヴィアヌス」のこと。

・:2 「キリニウス」シリア州総督。

・昭和39年6月21日と言えば、私の誕生日。

・この記事風に言えば、「昭和天皇存命中、池田勇人(はやと)総理大臣在任中の「国勢調査」、というところか。

・特筆すべきこととしてはローマ帝国による「ローマの平和」の時代だったということか。

・ユダヤ人たちにとってはローマ帝国の支配下にあり、屈辱の中。

・この時代に生まれた多くの人々がいた。自然なこと!

 

(い)地理的

・:2 「キリニウスがシリアの総督であったときの・・・」 ローマ帝国シリア州。現在のシリア・アラブ共和国およびレバノン、ヨルダン、パレスチナ、イスラエルを含む地域。

・ヨセフとマリア、ガリラヤのナザレからユダヤのベツレヘムへ。直線距離約100キロか。

・栃木の田舎から東京へ、というところ! 今も当時も田舎は田舎、都会は都会。それぞれ良くもあり悪くもあり。

・自然なこと!

 

(う)ヨセフとマリアの状況。

(う)-① 社会的な義務  ・住民登録の義務。今と同じ。

・登録ではないが、役所にお世話にならなければならない。ちょっと面倒。(年末調整、確定申告、…)

(う)-② 人生における重要な場面  ・結婚、出産。 ・自然!

(う)-③ 人生の3つめの「まさか」!  ・旅行中に出産! ・普通ではないが、自然!

(う)-④ 危機的状況!

・産気づいているのに、宿がない! ※甥っ子が熊本から東京へ。ホテルの予約が取れないまま、飛行機に。

(う)-⑤ 間一髪の解決! ・家畜小屋での出産。 ※甥っ子は、東京の息子のところに泊まれることに!

(う)その他、忙しさ、いらだち、不和も。もちろん、ホッとしたり、安心したり、喜んだり。

 

・どれも、人生の中の一場面。自然なこと。日常のこと。

・救い主イエス様も、同じところを通られた。自然な誕生を迎えた。

・人、であられた!

 

 

2.イエス・キリストの誕生は、「超自然」の出来事でした。イエスは神であられたゆえです。

・8節までは自然なこと。羊飼いたち、野宿で夜番を。その後から大きな変化が!

 

(あ)天使が現われた!主の栄光が回りを照らした!メッセージが伝えられる。10節~12節。

   ・どんな姿?どんな輝き?どんな声?何語?  ・わからない!超自然!

 

(い)13~14節 天の軍勢の賛美!!大合唱!

   ・どんな響き?アカペラか?伴奏もあったのか?ユニゾン?ハーモニーは? ・わからない!超自然!

 

(う)羊飼いたちの訪問

 ・羊飼いたち、見届けて来よう!15節

 ・マリアとヨセフと飼葉桶に寝ているみどりごを捜し当てた!16節

 ・17節 羊飼いたち、聞いたことを知らせた。18節 驚き! 19節 マリアは心に納め、思いを巡らした、と。(マリアからルカへと引き継がれたのか) 

 ・20節 賛美しながら帰って行く羊飼いたち。  ・これも超自然!

 

・神が人となられた。それがイエス・キリスト。聖書はそう教えている。

・自然な出来事とともに超自然が組み合わされている。

・ある人は言うかもしれない。「良くできすぎている!」 なぜ?「事実」だったから!

 

・“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”の誕生は、それにふさわしく、「自然」と「超自然」がブレンドされた出来事でした。

・その理由を掘り下げてみましょう。なぜ、自然と超自然か?なぜ、救い主は人であり神である必要があるのか?

3.人類の罪を負ってくださる救い主の資格は、①私たちと同じ人であることであり、また、②罪なき神であるお方であることであったのです。

・“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”

・第二コリント5:21 神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。

・人類の罪を負う者・救い主の資格は?

 

・資格①人である必要がある。身代わりとなるため。

・「罪を知らない」、「方」、「お方」、「ひとりの人」  ・身代わりになるには同じ立場でなければならない。

・人類の罪を負うというのならば、人である必要がある。(家畜では不可。神が負うことも不可。)

・ヘブル2:17 …イエスはすべての点で兄弟たちと同じようにならなければなりませんでした。それで民の罪の宥めがなされたのです。

・人だけが身代わりになれる。  ・それがイエス様!

 

・資格②神である必要がある。罪がないお方でなければ。

・身代わりになれるのは罪がない方でなければならない。

・誰一人としてその資格を持つ者はいない!

・人となられた神だけが身代わりに罪を負うことができる!  ・それがイエス様!

 

〈まとめ〉

・クリスマスは不思議な出来事。不思議が必要だったのです。あなたの救いのために!

・第二コリント5:21 神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。

 

宣言:イエス様、あなたは、私たちの罪を負うために、人となられ地上に来て下さいました。イエス様、あなたの誕生を、恐れと感謝をもって受け止めます!

 

付録

■主要観念:“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”の誕生は、それにふさわしく、「自然」と「超自然」がブレンドされた出来事でした。

■展開:

 「どういう意味か」(説明) 

(あ)“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”→第二コリント5:21  

 ・人類の罪を負う者・救い主の資格。

  ①人である必要がある。身代わりとなるため。

  ②神である必要がある。罪がないお方でなければ。

(い)人である。→自然な誕生、生き方。  

(う)神である。→超自然な誕生、生き方。


『預言されたとおりに病を癒されたイエス様』マタイ8:16~17、イザヤ53:4 2022年12月4日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年12月06日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年12月4日礼拝メッセージ 要旨

■『預言されたとおりに病を癒されたイエス様』

■聖書箇所:マタイ8:16~17

■中心聖句:マタイ8:16~17 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」

 

 

・先々週までペテロ第一の手紙から学んできました。

・預言者が、キリストの苦難と栄光について聖霊により教えられ、預言したことを見てきた。

・彼らは、さらには誰のことか、いつのことか、調べた(1:10~12)ということを学んだ。

・旧約聖書Tは、やがて救い主が来られる、と教え、新約聖書は、救い主が来られた、と教えている。

・前回はイエス様の誕生が預言されていたことを学んだ。

・しかし、イエス様は誕生を預言されていただけではない。

・では?

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・:16 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。

 

1.イエス様は、地上を歩まれた間、悪霊に束縛されていた人々を解放してくださいました。また、病で苦しむ人々を癒やしてくださいました。

・この箇所は、イエス様のみわざが要約されている記事。

・:16 主のみわざ。悪霊の追い出し、病の癒し。

・マタイ5章~7章、山上の説教。8章から癒しのみわざが記録されている。

・ツァラアトのいやし。重い皮膚病。癒しを求めてイエスのもとへ。お心一つで、と助けを求め、癒された!

・百人隊長のしもべの中風のいやし。百人隊長がしもべの代わりに癒しを求めてイエスのもとへ。その信仰を称賛していただく!そして、癒していただいた。

・ペテロのしゅうとめの熱病のいやし。イエス様が直接、癒してあげた。

・そして、今日の箇所。

・福音書には多くの悪霊からの解放、病の癒しが記録されている。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

・:16~17 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」

 

2.イエス様のみわざ(悪霊からの解放、病の癒し)は、預言者イザヤによるメシア預言の成就でした。

・イエス様のみわざの意義が記されている。

・:17 預言の成就であった。イザヤ53:4 「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」

・代わりに病気になってくれた、ということではない。そのような記述はない。

・取り去ってくださったことを意味している。

 

・前回はイエス様の誕生は預言されていたことを学んだ。

・今日はイエス様のお働きも預言されていた、ということ!

・イザヤは紀元前700年頃。

・700年前から預言されていた!!(先週学んだ)誕生も!そして、(今日、学んでいる)お働きも!

 

・イザヤは、神様から預言の言葉を与えられ、告げ知らせた。記録した。そして、調べた。だれのこと?いつのこと?

 

・イエス様において、預言は実現した!!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~

・それでは、イエス様において病の癒しが実現したことは分かったが、そこまでの話なのか?

・それで終わりではない!さらに重要な真理が込められていた。

3.イエス様は、悪霊からの解放と病の癒しを通して、ご自分が人類の罪を負い、罪の問題を解決する苦難のメシア・救い主であることを啓示してくださったのです。(参考 イザヤ53:5)

・この箇所では直接記されてはいない。

・しかし、当時のマタイの福音書の読者にとってはその結論は自然につながっていたと考えられる。

・マタイの福音書はユダヤ人向けに記された。旧約聖書の知識、信仰を持っていた。

・旧約聖書の代表的な書物と言えば、モーセ5書(創、出、レビ、民、申)や、詩篇、そして、イザヤ書、であったのではないか。

・根拠 使徒8:26~39 エチオピアの宦官の救い(ピリポによる伝道)。彼はイザヤ書を読んでいた!ユダヤ教への改宗希望者?イザヤ書を読むことを教えられていたと考えられる。

・イザヤ書、66章。その中心は53章ではないか。だからエチオピアの宦官は読んでいた!53:7~8!

・マタイの引用は53:4

・当時のユダヤ人たちにとっては、53:4「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」と53:5「しかし、彼は私たちの背きのために刺され、私たちの咎のために砕かれたのだ。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、その打ち傷のゆえに、私たちは癒やされた。」とは“ひとセット”!!

・イエスは病を負ってくれた→イエスは背きと咎をも負ってくださった!→イエスは苦難のメシア!救い主!

 

〈まとめ〉

・救い主イエスを信じましょう!

・信じているならイエス様の救いのみわざを心に留めましょう!礼拝しましょう!感謝しましょう!紹介しましょう!

 

 

 

宣言:イエス様、あなたはイザヤが預言したとおりに、病を癒し、ご自分が救い主であることを示してくださいました。確かにあなたは救い主です!イエス様、あなたを信じます!信じ続けます!紹介していきます!

 

 

付録

■主要観念:イエスは、預言のとおりに、悪霊からの解放・病の癒しのみわざをなされたことを通して、ご自分が、人類の罪を負い、救いの道を開く救い主であることを啓示された。(一言で言えば「イエスは救い主」!)

■病の癒しについての覚え書き

・病の癒しは新約時代も限定的な祝福であるというべきだろう。 

・イエス様を通しての癒し、弟子たちによる癒し、初代教会による癒し。しかし、病気がなくなってしまったわけではない。 

・教会時代も限定的。 

・完全な実現は、新しい天と新しい地において!そのときには完全な祝福が実現する!黙21:4 もはや死はなく、悲しみも、叫び声も、苦しみもない。 

・癒しは第一義的にはイエス様が救い主であることのしるしだったということができるだろう。


『約束通り救い主を遣わして下さった神様』マタイ1:18~25より 2022年11月27日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年12月01日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年11月27日礼拝メッセージ 要旨

■『約束通り救い主を遣わして下さった神様』

■聖書箇所:マタイ1:18~25

■中心聖句:マタイ1:22~23 このすべての出来事は、主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。「見よ。処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。

 

 

・今日は「約束」の話。

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・この聖書箇所から学びたい第一のポイントは・・・

1.神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さいました!そのことは、イエス様の降誕の記事が証言しています。

 

・マタイ1:18~25 イエス・キリストの誕生の次第。

 

・マリア、聖霊によりみごもる。そのことが明らかにされる。(:18)

・ヨセフ、離縁を考え、悩む。(:19)

・ヨセフに、夢で天使を通してのお告げが。(:20~21)

  ・マリアを妻として迎えよ。 

  ・その子は聖霊による。 

  ・男の子。

  ・名をイエスとつけよ。

  ・この子はやがて、罪から救ってくださる。

 

・福音書著者マタイによる解説。 これは旧約聖書の預言の成就だ。(:22~23)

・ヨセフ、マリアを妻として迎える。(:24)子を産むまで彼女を知ることはなかった。(:25)

・男の子、誕生! 

・イエスと名づけた!(:25)

 

・旧約聖書において、救い主の誕生が預言されていた。

・旧約聖書の目的の一つは、救い主が遣わされることを前もって知らせることだった。

・イエス様の誕生において、それは実現した!!

 

・世界の歴史は二分される。紀元前(BC)と紀元後(AD)。歴史を正確に捉え、研究するための指標。

・その中身は?キリスト誕生前(before Christ)とキリスト誕生後(anno domini ラテン語)!

・意味深いことではないでしょうか!

 

・神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さいました!そのことは、イエス様の降誕の記事が証言しています。

 

 

・:22 このすべての出来事は、主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。

・実際に旧約聖書の預言を読んで確かめてみましょう!

・イザヤ7:1~17

 

2.神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さいました!預言者イザヤを通して告げられた約束を調べるならその確かさを確信できます!

・預言者イザヤ、BC700年頃、活躍。

・イスラエル王朝時代(ダビデ、ソロモン、の時代)後、分裂。南ユダと北イスラエル。

・アハズ王は南ユダ王国の王。

・神、ヤーウェ信仰から離れてしまっていた。

・預言者イザヤが神から遣わされた。

・そのやりとりの一部がこの箇所。

・:14 は、メシア預言として受け止められてきた。

・不思議、神秘的な内容。

・ちなみに解釈も難しい。

・いずれにしても、イザヤは、神からことばを授かった。告げ知らせた。書物に記した。

・そして、尋ね求め、調べた。(第一ペテロ1:10~12より)誰のことか?どんな時のことか?そして、後の時代のため、と啓示を受けた。

 

・リアルな預言。不明瞭ではあるけれども。

・イザヤは、神からの言葉を受けた。告げた。記した。

・神は語られた。そして、実現した!イエスにおいて!

 

・神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さいました!預言者イザヤを通して告げられた約束を調べるならその確かさを確信できます!

 

 

・マタイ1:22~23 このすべての出来事は、主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。「見よ。処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。

 

3.神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さり、インマヌエル(=神、我らとともに)を実現して下さいました!イエス様を信じる者たちはインマヌエルを体験しましたし、それは今も実現し続けているのです!

 

(あ)イエス様の直接の弟子たちはインマヌエルを経験しました。

 ・イエス様のみわざ、教え、ご人格を通して。

 ・十字架、復活を通して。

 ・イエス様が遣わして下さった聖霊様によって。

 

(い)それ以後の、約2000年のキリスト教会の時代、イエス様を信じる者は、インマヌエルを経験してきました。

 ・第一ペテロ1:8~9 イエスを見ずとも愛しており、見ていないが信じており、ことばに尽くせない、栄えに満ちた喜びに踊っている。救いをいただいているので!

 

(う)今も実現していっている。

 ・あなたのうちに実現している!

 

(え)そして、これからも!

 ・あなたの上にさらにこれからも!

 ・これから信じる方々のうちに!

 ・神様に期待していきましょう!

 ・今は、まだ、罪の中にあるかもしれない。信仰とは無縁であるかもしれない。拒絶しているかもしれない。神様のときには、そういう方々がインマヌエルを経験する!

 

(お)完全な実現、それは新天新地において!

 ・黙21:3 見よ、神の幕屋が人々とともにある。神は人々ともに住み、人々は神の民となる。神ご自身が彼らの神として、ともにおられる。

 

 

宣言:神様、あなたは約束されたとおりに救い主を遣わして下さり、インマヌエル(=神、我らとともに)を実現して下さいました!イエス様を信じ、インマヌエルの恵みの中に飛び込みます!とどまります!完成を待ち望みます!

 

 

付録

■釈義的観念:神は、約束されたとおりに救い主を遣わして下さり、「神はともおられる」(インマヌエル)の祝福へ導いて下さる。


『神様からのプレゼントーすばらしい救い・3者の視点から』(第一ペテロ書講解説教第12回)第一ペテロ1:10~12より 2022年11月20日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年11月22日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年11月20日礼拝メッセージ 要旨

■『神様からのプレゼントーすばらしい救い』(第一ペテロ書講解説教第12回)

■聖書箇所:第一ペテロ1:10~12 

■中心聖句:第一ペテロ1:10~11 この救いについては、あなたがたに対する恵みを預言した預言者たちも、熱心に尋ね求め、細かく調べました。彼らは、自分たちのうちにおられるキリストの御霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光を前もってあかししたときに、だれを、そしてどの時を指して言われたのかを調べたのです。

 

・あなたが、祝宴に招待されたとしましょう。

・その決め手は?

 

・調理人!

・腕によりをかけた料理!

・給仕してくれる人も大切!

・ウェイター・ウェイトレス。

・真心こもった給仕。

・いいですね。

 

・ところでこんなサービス、あったらどうでしょう?

・観客付き。

・あなたがおいしく食事をしているところ、うらやましそうに見ている観客付き!

・ちょっと迷惑?ぜいたく?

 

・クリスチャンはそんなサービスを受けている!

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・この箇所の主題は、「救い」です。(:10)

・:9から続いている。「あなたがたが、信仰の結果であるたましいの救いを得ているからです。」

 

・神が与えてくださる救いはすばらしいものであることが3つの面から取り上げられています。

 ①「預言者たち」との関連で。

 ②福音宣教者(使徒)たちとの関連で。

 ③御使いたちとの関連で。

 

・順に学んでいきましょう。

 

・その前に。この箇所では「救い」が言い替えられている。

 :10「恵み」、:11「キリストの苦難とそれに続く栄光」、:12「福音」 

 

・1:10~1:12a ・救いと預言者たちとの関連。

1.「救い」、「キリストの苦難と栄光」は、預言者たちにより預言されていました。そして、それは、預言者たちにとって調べずにはおれないほど、驚くべきことでした。

・背景として心に留めておきたいこと。ユダヤ人たちにとって預言者たちは特別な存在でした。神の代理人であったので。

・代表的な預言者は、出エジプトのリーダー-として用いられたモーセ、王政の確立のため用いられたサムエル、王国時代のエリヤやエリシャ、イザヤ、エレミヤ、など。(広い意味では王であるダビデやソロモンも)

 

○預言者たちと「救い」との関連について整理すると・・・。

 ①聖霊が、キリストの苦難と栄光を預言者たちに示した。(「証しした」:11)

 ②預言者たちは、その当時の人々に預言を伝えた。(「恵みを預言した」:10)

  (※「宣言すること」、「書物に書き記すこと」〈→旧約聖書として〉、ともに)

 ③預言者たちは、それ以前の預言、そして自分が示された預言を、「熱心に尋ね求め、細かく調べました」 (:10)「だれを、そしてどの時を指して言われたのかを調べたのです。」(:11)

 ④預言者たちは啓示を受けた。やがて救い主が来られる時代の人々のために奉仕しているのだと。

 

・キリストの苦難と栄光は預言者たちにより預言されていた。

・そして、それは、預言者たちにとって、調べずにはおれないほど驚くべきことだった。

 

・預言者たちは祝宴の準備係!おいしいごちそうを準備してくれた!調理人、コックさん!

 

~~~~~~~~~~~~~~~

・1:12b ・救いと使徒たちの関連。

・そして彼らが調べたことが今や、天から遣わされた聖霊により福音を語った人々を通して、あなたがたに告げ知らされたのです。

2.「救い」、「キリストの苦難と栄光」は、使徒たちの宣教の主題でした。その主題の宣教のために命をかけずにはおれないほど、その主題は価値あるものでした。

○福音宣教者との関連 (:12)

・「今や」(次のステージに)

・救いは福音宣教者によって告げ知らされた。(ここでの福音宣教者とは、「使徒たち」を指すと考えられる)

(※宣言すること、書物に書き記すこと〈→新約聖書として〉、ともに)

・使徒たちは命をかけて、救いを、キリストの苦難と栄光を告げ知らせた。

・それほど、神が与えてくださる「救い」は価値あるもの!

 

・使徒たちの宣教の働きは新約聖書において完結した。

・しかし、新約聖書の教える救い、キリストの苦難と栄光の教えに応答し、信じる者は救いに入れられ、そして、救いを告げ知らせるものなっていく。引き継がれ、継続され、今も生きている。救いのみわざは継続している!

 

・使徒たちは、祝宴の給仕人、ウェイター、ということ!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

・救いと御使いたちの関連。

・1:12c ・御使いたちもそれをはっきり見たいと願っています。

 

3.「キリストの苦難と栄光」、そして、「救い」の実現、は、御使いたちの重大関心事です。(もちろん神様にとっても!) それほど救いの実現はうるわしいものなのです!

○御使いたちとの関連 (:12)

・御使いたちもそれをはっきり見たいと願っている。

・はっきり見たいこと、は何を指すか?

・キリストの苦しみと栄光、という出来事のみではない。

・「願っている」は現在形だから。

・キリストの苦しみと栄光に続く「救いの実現」と言えるか。

・「人間の救いは天使の重大関心事です。」 ルカ15:10 (小畑進師 ペテロ講解 p65)

 

・キリストの苦難と栄光、そして、救いの実現は、御使いたちの重大関心事です。

・直接語られてはいないが、救いの実現は、神の重大関心事であるということです。

 

・御使いたちは、うらやましそうに見ている者たち!「はっきり見たいと願っている」 観客付き!

 

 

・(三者がでそろった!)預言者が調理し、使徒がお給仕するごちそうを、御使いたちの羨望のまなざしに囲まれて、頂戴する私たち!(小畑師 p62)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

〈まとめ〉

(あ)こんなにすばらしい救いにあずかっている!そのすばらしさをもっとわかりたい。

(い)また、このようなすばらしい救い、もっと人々が救いへと導かれたならなんと幸いか、と思わされる。

(う)そのためにお役に立ちたい、そう思いますね。

・そこで心に留めたいことを・・・。

○救いのみわざは聖霊のお働きであることを心に留めたい

・救いを預言した預言者は、「キリストの御霊」の証しにもとづいて預言した。(:11)

・救いを告げ知らせた使徒たちは、「天から遣わされた聖霊」によってそうした。(:12)

・そして、旧約聖書が、新約聖書が記された。聖霊のお働きにより。(第二テモ3:16)

 

・聖霊様に心を向けていきましょう!

・聖霊なる神様はすでにOTの預言者たちを通してOTを記させた。そして、使徒たちにNTを記させた。聖霊様に心を開くとは、聖書を通しての語りかけに心を開くことです。 聖霊様に心を開くとは聖書に心を向けること。

・聖霊様の啓示の焦点、「キリストの苦難と栄光」に焦点を合わせつつ。

 

宣言:神様、あなたが与えてくださる救いはすばらしいものです!預言者は調べ、使徒たちは命がけで告げ知らせ、御使いたちもその実現を見ることを願っています。聖霊なる神様に心を開きます。救いをわからせてください。人々が救いに預かれますように。

 

〈付録〉

■釈義的観念:神が与えてくださる救いはすばらしいものです。それは以下のことに現われています。預言者は尋ね求めました。使徒たちは証ししました。御使いは救いの実現を見ることを願っています。

■展開の候補:①どういう意味か?(説明): ②真実か?(立証): ③どんな違いが生まれるか?(適用)


『神様からのプレゼントー愛、信頼、喜び』(第一ペテロ書講解説教第11回)第一ペテロ1:8~9より 2022年11月13日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年11月19日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年11月13日礼拝メッセージ 要旨

■『神様からのプレゼントー愛、信頼、喜び』(第一ペテロ書講解説教第11回)

■聖書箇所:第一ペテロ1:8~9

■中心聖句:第一ペテロ1:8~9 :あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、今見てはいないけれども信じており、ことばに尽くせない、栄えに満ちた喜びに踊っています。あなたがたが、信仰の結果であるたましいの救いを得ているからです。

 

・「モード」という言葉がありますね。

・流行、はやりの意味と、状態という意味があるらしい。

・後者は、仕事モード、集中モード、など。お疲れモード、もある。

・クリスチャンのモードは?

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・:8~9 あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、今見てはいないけれども信じており、ことばに尽くせない、栄えに満ちた喜びに踊っています。あなたがたが、信仰の結果であるたましいの救いを得ているからです。

1.今日の中心テーマは、「イエス様を信じて救いをいただいた者の標準モードは、イエス様への愛、信頼、そして、喜びである」ということです!

・8節 ・あなたがたは・・・イエスを見たことはないが、愛している。【イエスへの愛】

・あなたがたは・・・今イエスを見ているわけではないが、信じて【イエスへの信頼】、喜びに踊っている。

・ことばに尽くせない、栄えに満ちた喜びで。【超自然的な喜び】

 

・9節 (あなたがたは)(イエスを)信じ、その結果である“たましいの救い”を得て(いるから)。

 

・①(救いの)信仰→②救い→③愛、信頼、喜び

 

・③がクリスチャンの標準モード!

 

・3つの要素

(あ)イエス様への愛

  ・崇高な姿。

(い)イエス様への信頼

  ・安心感のある姿。

(う)超自然的な喜び

  ・生き生きとした姿。

 

・考えてみると不思議なこと!

・見たことがない方を愛している。見ることなく信頼している。そして喜びにあふれている。それも説明不可能な喜びで!

・イエス様を信じて救いをいただくと、超自然的なものを経験することになる!

・イエスへの愛、イエスへの信頼、喜び!

 

・でも、本当でしょうか?

2.救いのすばらしさ、そのための犠牲、そこに注がれた愛を考えるなら、理にかなったことであるのです!

 

(あ)神の救いのすばらしさのゆえに!永遠の祝福なのですから!

・救いとは、神との関係の回復!

・神は永遠のお方。神と共に歩む者は永遠に神と共に歩む。

・「永遠の命」! ※ちなみに、単なる長生きではない。

・[初代教会] 使徒2:46 そして、毎日心を一つにして宮に集まり、家々でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、 →喜び

・[クリスチャン一般] ローマ5:11 それだけではなく、私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を喜んでいます。キリストによって、今や、私たちは和解させていただいたのです。 →喜び

 

(い)神が払われた大きな犠牲のゆえに!なんと、御子イエスを!

・どれだけの犠牲か。  

・私たちの罪が赦されるためには、罪のない方が代わりに罪を負うしかない!

・それができるのは、ひとり子なるイエスしかいない! 

・ひとり子の神が人となってくださった。罪のない歩みをされた。

・その上で、十字架で苦しみ、死んでくださった! 

・神は犠牲を払ってくださった!

・人類のため。あなたのため。私のため。 

・それがわかるなら、信頼する心が生まれてくるのではないでしょうか!

 

(う)神の愛のゆえに!ただあなたを愛する愛のゆえに!

・理由は?ただ、愛してくださったゆえ!

・滅び行くあなたをあわれんで、愛して、そして、犠牲を払ってくださった!

・愛されている!愛されていると愛する者になる!

・第一ヨハネ4:19 私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです。

 

・これだけそろえられたら勝ち目はない!! 

・愛するしかない!信頼するしかない!喜ぶしかない!

 

 

・とはいえ疑問も出てくる。

・愛も、信頼も、喜びも、あまり感じない。

・自分の心を見るならあいかわらず。

・世界は不安に満ちている。疑いと争いの世界。

・愛、信頼、喜び、ないのでは?

 

・いいえ。注がれています。理由があるではないですか。

・「標準モード」と言う言葉を使った。例外はある。多い?(疲れれば喜びは感じられない。傷つけば愛を感じない。疑いの中にあれば信頼する気持ちはないように思える。)

・それなら救いはどこに?救いを与えてくれた神はどこに?

・神はおられる。信じる者には救いが与えられる。愛と信頼、喜びはそれとセット!

 

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・私たちがするべきことは?

3.イエス様を信じているなら、イエスへの愛と信頼、そして喜びが神から与えられていることを認めましょう!またその恵みに身をゆだねていきましょう!(主の栄光を現すために)

 

(あ)イエス様を信じて、救いをいただいているなら、イエスへの愛と信頼、そして喜びが神から与えられていることを、まず、認めましょう!感じなくても!

 

(い)その恵みに身をゆだねていきましょう!

 

(う)そして、主の栄光を現していきましょう!

 

 

宣言:神様、あなたは、信じる者に救いを与え、さらに、イエスへの愛と信頼、そして喜びを与えておられます。私たちは、まず、そのことを認めます。そして、その恵みに身をゆだねていきます。イエス様、あなたを愛します!信頼します!喜びます!

 

付録

■釈義的観念:イエスを信じ、救いを得た者の標準モードは、イエスへの愛、信頼、そして喜びである。

■展開:真実か?(立証)

■目的:信者である聴衆は、イエスへの愛と信頼、そして喜びが神から与えられていることを認めるべきである。またその恵みに身をゆだねるべきである。(主の栄光を現すために)