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いい話(Good News)はないかな…。あります!小山コミュニティチャペル(小山CC)牧師、万年宣義のブログです。

『良いものを与えたい父なる神』マタイ7:7~11より 2022年6月19日父の日感謝礼拝・小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年06月20日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年6月19日父の日礼拝メッセージ 要旨

■『良いものを与えたい父なる神』

■聖書箇所:マタイ7:7~11

■中心聖句:マタイ7:11 このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っているのです。それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。 

 

・『ザ・バックヤード』という番組が最近始まりました。

・先日、「国立科学博物館」が取り上げられました。

・入り口にシロナガスクジラの実物大標本があるんですね。

 

・そして、館内にはマッコウクジラの実物大標本が!

・こちらは世界初と言われる模型と骨格標本の組み合わせ!

・担当者さんの話。「~メートル、とかではなく、実際の大きさを味わってもらいたいですね。」

・実際を味わってもらいたい。私も同じ気持ちです。

・さて、何のことでしょうか?

 

◇聖書箇所をお読みください。

・この箇所は、「山上の説教」の一部。

・イエス様を信じる者の歩みはどのような者であるかが教えられている。

・このところから3つのことを学びたいと思います。

 

 1.イエス様は、私たちにチャレンジしておられます。祈り求めてごらんなさい、と。Jesus challenges us to pray to God.

・:7 求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。

・求めなさい。捜しなさい。たたきなさい。

 

(1)「求めなさい」、このチャレンジは何を指しているのか?

 (あ)祈りのあり方。 

 (い)生き方全体。

 

(2)何を求めるか?

 (あ)あなたが必要としていること。

   ・大きなことから小さなことまで。具体的なことも、抽象的なことも。

 (い)隣人の必要のために。

   ・近くでは、家族。教会の仲間。遠くは世界に至るまで。

 (う)神様を!

   ・神様への信仰を!

   ・信仰をもっておられない方へ。神を求めてみてください。

 

(3)祈りの基本

  ・イエスの御名で 

  ・神のみこころに沿って  ※第一ヨハネ5:14 何事でも神のみこころにしたがって願うなら、神は聞いてくださるということ、これこそ神に対して私たちが抱いている確信です。

  ・正しい動機で  ※ヤコブ4:3 求めても与えられないのは、自分の快楽のために使おうと、悪い動機で求めるからです。

  ・そして、正直に!

 

2.イエス様は、励ましてくださっています。求める者は受けると約束を与えて。Jesus encourages us through the promise that if we pray, we will be given.

・:8 だれでも、求める者は受け、探す者は見出し、たたく者には開かれます。

・everyone who asks receives; he who seeks finds; and to him who knocks, the door will be opened.

 

・あまりにもきれい事過ぎる、と思われるかもしれない。

・もちろん、私たちの歩み、「万事順調」、というわけにはいかない!

・しかし、だからこそ、励ましを与えるため、イエス様はそう語ってくださった。

・そして、今も語りかけてくださっている!

 

3.イエス様は、確信を与えてくださいます。神との絆に注意を向けさせて。(神は「天におられるあなたがたの父」!) 地上の父でさえ良いものを与えたい。天の父はなおさら!Jesus convinces us that God gives us good things.

・:9~11 あなたがたのうちだれが、自分の子がパンを求めているのに石を与えるでしょうか。:10 魚を求めているのに、蛇を与えるでしょうか。:11 このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っているのです。それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。

 

・地上の父は、「悪いものであっても」とあるように足らない者であることは確か。しかし、「自分の子どもたちには良いものを与える」!

・地上の父の気持ち(母親も)はそういうもの!一般的に言って。

・父の日、お父さんに感謝しましょう!

 

・神は天におられる父。

・同じように良いものを与えたい!

・完全なお方なのでから、完全に良いものを与えたい!

 

・神様に祈ってみていただきたい!

・実際を経験していただきたい。

(祈りの基本を思い出しながら)

・実際を体験してこそ、わかる!

 

まとめ

・イエス様は祈りへとあなたを招いておられる。

・イエス様は、私たちを神へと導くために、十字架でいのちを捨ててくださいました。

・命をかけて、私たちを神との交わりへ、神との会話である祈りへと導いてくださる。

・イエス様の招きに答えて、神様の前に出て行きましょう!

 

 

宣言:神様、あなたは求める者に良いものをお与えくださいます。それゆえ、求めなさい、とチャレンジを与え、励まし、「求める者は受ける」と確信させてくださいます。天のお父さんであるあなたに、イエス様の御名によって祈り求めていきます。

 

付録

■主要観念:クリスチャンのあるべき姿、それは、求める者であること!そうなれるようにイエスはチャレンジを与え、励ましを与え、確信を与えてくださる。


『見本を用意してくださる神』(ピリピ書講解説教第33回)ピリピ3:12~21より 2022年6月12日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年06月13日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年6月12日礼拝メッセージ 要旨

■『見本を用意してくださる神』(ピリピ書講解説教第33回)

■聖書箇所:ピリピ3:12~21

■中心聖句:ピリピ3:17 兄弟たち。私に倣う者となってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。

 

・「だれも好きではないけれど、だれでもやらなければならないことはなんでしょう?」 

 

 

・いろいろ答が出てきそう。

・そのひとつは、書類書き、ではないでしょうか!

・仕事でも、手続きでも、何かといえば「書類」!

・大変ですよね。

 

・ところで、書類書きでありがたいと思うのは、見本があること。

・見本があれば、ずーっと楽!「見本」は大切!

 

◇聖書箇所をお読みください。 

・この箇所は、ピリピ人への手紙の「勧め」の一部分(3:1~21) 

 

・今日の中心聖句は17節。

・:17 兄弟たち。私に倣う者となってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。  

・NIV Join 〈with others〉 in following my example, brothers, (and take note of those who live according to the pattern we gave you.)

 

・素朴な疑問。

・「(立派であったのは確かだろうけれども)パウロには、そういうことを言える資格があったのか?」

 

・こう考えることができるのでは。 

・パウロは、イエスから直接任命された使徒たちの一員。(12弟子とパウロ。)

・使徒たちは、イエスによって直接に召された。ある面では特別な人々。(イエスと直接に接した。教えを聞き、奇跡を見聞きした。十字架にかかられ、三日目に復活されたイエスに接した。一言で言うなら、「ご人格」に直接、接した。)

・使徒たちは、初代教会のリーダーとしての務めを担った。聖霊の導きのもと、キリスト教信仰を確立し、教会の土台となった。

・使徒たち(すべてではないし、直接ではないものもあるが)によって新約聖書が聖霊の導きのもと記された。

・その使徒の一人としてパウロはピリピ教会に手紙を書いた。

・新約聖書の一つとして保存され、代々、教会に受け継がれ、正典として私たちのところに届いている!!

・あたりまえになってしまわないように!聖書があなたのもとに届いていることについて!使徒たちが記し、神の息吹、霊感が吹き込まれた聖書があなたのもとに届いている!

 

・話をもとへ。

・:17 兄弟たち。私に倣う者となってください。

・背景を知ると当然の勧めであるとわかる。

 

・どのように、パウロに倣う者となっていったらいいのでしょうか?これから本論!

・:14 「目標目指して走っているのです。」

・「信仰のマラソンランナー・パウロに倣う」という主題で学んでいきましょう!

・3つのことを学びましょう。

・信仰のマラソンの「ゴール」、「走り方」、「走るとは(本質)」

  

・パウロに見習いましょう!パウロは信仰のマラソンのゴールはなんだと教えているでしょうか。

1.パウロに倣い、ゴールとして栄光のからだへと変えていただくことを目指して信仰のマラソンを走っていきましょう!【ゴール】 

The goal of Christian is being changed to the figure of the glory.

 

・:14 キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、その賞をいただくために…」

・「上に召してくださる」という賞。はっきりとはしていない。

 

・:11 何とかして死者の中からの復活に達したいのです。  

・「死者の中からの復活」 かなり具体的。

 

・:21 キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。

・キリストの栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださる!!すごい表現!!

・神学的には、「栄化」!!  

・これがゴール。

・内容は深い。罪からの完全な解放。いっさいに悪い影響から解放。神との交わりの完全な実現。(参考 5月22日礼拝)

 

 

・パウロに見習いましょう。パウロは信仰のマラソンをどのように走るべきだと教えているでしょうか?

・:12~16 先々週、5月29日に学んだ。もう一度、確認しましょう!

2.【走り方】パウロに倣い、怠けることなく目標を目指して走りましょう!イエス様が捕らえてくださっているのですから安心して走りましょう!すべて神の御手の中にあるのですから今いるところから走りましょう!

Run hard! Run in peace because Jesus took hold of you! Run from the place that there is now!

 

(あ)【怠けずに懸命に走れ!】

・神様が用意してくださっているゴールを目指して、ゴールを捕らえようと、追求していく者となりましょう!

・:12 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして追求しているのです。そして、それを得るようにと、キリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。 ・:13 兄弟たち。私は、自分がすでに捕らえたなどと考えてはいません。ただ一つのこと、すなわち、うしろのものを忘れ、前のものに向かって身を伸ばし、 :14 キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、その賞をいただくために、目標を目指して走っているのです。

 

(い)【安心して走れ!】

:12c そして、それを得るようにと、キリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。

・捕らえていない。が、捕らえられている!

・あなたがイエス様への信仰を持っているなら、あなたはすでにイエス様に捕らえられているのです!

 

(う)【今いるところから走れ!】 聖書的現実主義!と言っても良いか。

・:16 ただし、私たちは到達したところを基準にして進むべきです。

・神様のご計画の中にあって、今のあなたがあります。出発点は、ありのままのあなたです!

 

 

・「走るとは(本質)」について。

3.【本質】パウロに倣い、イエス様の十字架を仰ぎつつ、信仰のマラソンを走っていきましょう。

Look up the cross of Jesus. That is an important thing for Christians.

 

・:17 兄弟たち。私に倣う者となってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。 :18 というのは、私はたびたびあなたがたに言ってきたし、今も涙ながらに言うのですが、多くの人がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。

・つながりが重要!倣う者となれ。「というのは」その理由。

・多くの人がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。

 

・パウロに倣うとは、十字架の敵となってはいけない!ということ!

・十字架+アルファ、であってはいけない!

・イエス様の十字架のみ!十字架で十分!

・人類の罪、私たちの罪を、あなたの罪を背負われた身代わりの十字架、その十字架を仰ぐのです!

・新約聖書を通して彼らは、イエスの十字架を指し示しています。

・パウロ、使徒たち、初代教会、新約聖書が証言するイエスの十字架!

・イエスの十字架を仰ぐこと、それが、信仰のレースを走ることなのです!本質なのです!

 

まとめ

・神様は、ご計画のうちに、弟子たちを、使徒たち・パウロを選ばれました。

・神様は、私たちのために、倣うべき見本をちゃんと用意してくださいました。

・なぜでしょうか?  ・私たちを愛するゆえ。そして、私たちを救いへと導くため。

・神様の愛に応答して、走って行きましょう!

 

 

 

宣言:神様、あなたは倣うべき見本としてパウロを立てられました。私たちを愛し、救うためです。私たちは、パウロに倣い、①ゴールである栄光の姿に変えられることを目指し、②懸命に、安心して、今いるところから、何よりもイエス様の十字架を仰ぎつつ、走っていきます!

 

 

付録

■観念:パウロによるピリピ教会への勧めは、「私に倣う者となりなさい」。その中身は、ゴール(栄化)、走り方(懸命に、安心して、今いるところから)、本質(十字架を仰いで)!


『ペンテコステ(聖霊降臨)を記念して』 使徒2:1~13、第一コリント3:16より 2022年6月5日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年06月06日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年6月5日ペンテコステ記念礼拝メッセージ 要旨

■『ペンテコステ(聖霊降臨)を記念して』

■聖書箇所:使徒2:1~13

■中心聖句:第一コリント3:16 あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。

 

・最近のことですが、買い物をした後だったか、「エッ」と思うことが。

・ちょっと色が違う硬貨が!

 

・2021年11月使用されるようになった“新硬貨”でした!

 

・素材は3種、ニッケル黄銅、白銅及び銅。

・新たな偽造防止技術として、「バイカラー・クラッド(2色3層構造)」を取り入れている。

・大きさは旧硬貨と同じ。重量は0.1g重い7.1g。 

・他にも、通常貨幣としては世界初という、「異形斜めギザ」を導入。この技術では、貨幣の側面に施されている斜めギザの一部(上下左右4か所)を他のギザと異なる形状にしている。 

 

・さらに貨幣表面の約1ミリの幅の縁には「JAPAN」(上下2か所)と「500YEN」(左右2か所)の極小文字を加工するなどの偽造防止技術が導入されている。 

 

 

・気づかなければ使ってしまったかもしれません。

・気づくこと、大切ですね!

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・不思議な出来事!

・何か、心躍るような出来事!

・しかし、現象に捕らわれすぎてはいけない!

・この出来事の目的は?

 

1.ペンテコステの時、聖霊なる神様は弟子たちに臨まれたが、それは、彼らをイエスの証人として立たせるためでした。【目的】

 

・聖霊は待ち望んでいた弟子たちに激しく望まれました。

・聞くことができるしるし、見ることができるしるしをともなって!

 

・その目的は、弟子たちがイエス様の証人となるためでした。

・使徒1:8 弟子たちがイエス様の証人として使命を果たしていくため。

・使徒2章、ペンテコステのペテロの説教が出て来る。その結論は?使徒2:38 イエスへの信仰!(「悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい)) イエスの証人として任務を果たしている!

 

 

・さらにペンテコステの出来事について、その性質を考える必要がある。

2.ペンテコステの聖霊の注ぎは、

 ①“イエス様の直接の弟子たち”への、独特なもの、ただ一度限りの歴史的出来事でした。

 また、

 ②公同の教会への聖霊の注ぎです。弟子たちは、第一陣として聖霊を受けたのです。【性質】

 

【性質①】 “イエス様の直接の弟子たち”への、独特なもの、ただ一度限りの歴史的出来事。

・聖書の解釈より

・1:4 イエスによる弟子たちへの指示。エルサレムを離れないで…父の約束を待て。

 →エルサレムで待たなければならないことになってしまう。 

・1:5 「まもなく、聖霊によるバプテスマを授けられる」 

 →これから、だとしたら、時遅し、でしょう!

 

・聖書が約束していないにもかかわらず、「同じ(似た)体験」を求めて、結果的に本質を見失ってしまうことがある。

・もちろん、似た経験はある。(聖書で→使徒4:31、10:44。教会の歴史で→リバイバルの時に) 

・とは言え、聖書が教える普遍的な標準、とは限らない。

 

【性質②】 弟子たちに聖霊が臨まれたことは、公同の教会への聖霊の注ぎであり、弟子たちは、第一陣として聖霊を受けたのです。

・信仰者たち(信じる者たちの群れ・公同の教会・見えない教会)に聖霊が臨んでくださった。

 

・疑問 歴史的出来事であるなら、現代の私たちとの関連が弱くなってしまうのではないか。

・解決 イエス様を信じる者は、公同の教会の一員である。ということはペンテコステで臨まれた同じ聖霊をいただいている!第一コリ3:16,6:19。

・第一コリント3:16 あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか

 

・みことばのチャレンジを受け止めましょう!神の御霊が住んでおられることを知らないのですか?

・新硬貨に気づいていない、という状態がありうる!聖霊に気づいていない!

 

・聖霊が住んでくださっていることを認めましょう!信仰により!見えずとも!

・神様に感謝しましょう!イエス様に感謝しましょう!聖霊を送って下さったことを!

・ペンテコステの記事を読むたびに、神様に感謝しましょう!同じ聖霊が、私たちのうちに住んでくださっている!

・勇気が出て来ますね!

 

 

・ちょっと変わった表現ですが、「有効期限」を考えておきましょう。

3.聖霊が臨まれたのは、来て、去って行く、という性質のものとしてではありません。聖霊は、神の民とともに、神の民のうちに、助け主として、いつまでもともにいてくださるのです!【有効期限】

・神の民とともにいてくださる

 

・イエス様の約束!

・ヨハネ14:16 その助け主がいつまでも、あなたがたともにいるようにしてくださいます。

 

・“祝祷”の祈りの箇所。

・第二コリ13:13 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてともにありますように。

・聖霊との交わり、聖霊が与えてくれる交わり、両方の意味で。

・与えられていないから「ありますように」と祈るのではない!

・「与えられていますね。それが、ずっと、これからも、限りなく、ありますように!」という意味!

・キリストの恵み、神の愛がそうであるように!!

 

・聖霊は、とどまり、導き、励まし、きよめ、訓練し、実を結ばせ、力を与えてくださる。

 

・聖霊を悲しませてしまうことはある。だから、悲しませてはいけない。エペソ4:30

・聖霊を消してしまうこともある。だから、消してはいけません。第一テサロニケ5:19

 

・でも、聖霊は神の民を見捨てない!

・恐れつつ、感謝し、歓迎しましょう。

 

・聖霊は力と愛と慎みの霊!第二テモテ1:7 力と愛と慎みを与えてくださるお方。聖霊ご自身がそういう特質をお持ちということか。 ※慎み深い=心をひきしめて軽はずみな言動をしない。遠慮がちで控えめである。

・聖霊は慎み深い!力強いが、また同時に奥ゆかしい!

・聖霊は、こう思っておられるか。「気づかなくても支え、励ましてあげよう。とは言え、気づいてもらいたいものだ。きづいてくれるかなあ。」

・聖霊を認め、聖霊のお働きに、自分自身をゆだねていきましょう。

 

 

宣言:神様、ペンテコステの時に、力ある聖霊様を豊かに注いでくださり感謝します。それは独特な歴史的出来事であり、また、“公同の教会”のための注ぎでもありました。私たちはその聖霊様をいただいています。恐れつつ、感謝をもって聖霊様を歓迎します。

 

 

 

付録

■観念:ペンテコステの時、聖霊は弟子たちに臨まれたが、それは、彼らをイエスの証人として立たせるためだった。これは唯一・独特な出来事であり、また、公同の教会の代表の意味もあった。イエスを信じる者は同じ聖霊をいただいていることを心に留め、それにふさわしく歩むべきである。

 


『神様が用意しておられるゴールを目指して』(ピリピ書講解説教第32回)ピリピ3:12~16より 2022年5月29日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年05月31日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年5月29日礼拝メッセージ 要旨

■『神様が用意しておられるゴールを目指して』(ピリピ書講解説教第32回)

■聖書箇所:ピリピ3:12~16

■中心聖句:ピリピ3:12 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして追求しているのです。そして、それを得るようにと、キリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。

 

 

・今日はテニスの話から。

・テニス選手と言えば、錦織圭選手、でしょうか。

・2021年オリンピックではベスト4。日本人男子テニスとしては快挙。

・コーチは、マイケル・チャン。2013年から錦織のコーチに就任。(クリスチャンなのです!!マイケル・チャンはクリスチャン!!)

・錦織圭選手、2014年には、世界ランキング9位にまで。

(それまでの最高は松岡修造さん1992年46位。当時日本初。) 

・さらには、2015年、4位にまで!コーチの影響、大だったか。

・マイケル・チャンコーチ、あるインタビューで。

「コーチングとは、プレーすることとは全く違う要素があり、簡単な仕事ではありません。どうやって選手を育てていくか、どうやってモチベーションを与え、正しい方向へ導いていくかを常に考える必要があります。」

・コーチとしてのすばらしさが伝わってくるインタビューでした。

・「良い選手には良いコーチが!」

 

・あなたも良いコーチと出会いたいと思いませんか。

・すばらしいコーチを紹介しましょう。

◇聖書箇所をお読みください。

 

・3章 パウロによる勧め。

・3:7~14 パウロ自身のあかしを通して。見本として。:17 私に倣う者に!

・今日の箇所、3:12~、パウロは自分の信仰の歩みをスポーツ選手にたとえている!マラソンランナーに!:14 目標を目指して「走っている」!

・マラソンランナーとしての信仰者である私たちが学ぶべきことが3つある。

  

1.神様が用意してくださっているゴールを目指して、ゴールを捕らえようと、追求していく者となりましょう!【怠けずに走れ!】

・:12a 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして追求しているのです。

・:13 兄弟たち。私は、自分がすでに捕らえたなどと考えてはいません。ただ一つのこと、すなわち、うしろのものを忘れ、前のものに向かって身を伸ばし、 :14 キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、その賞をいただくために、目標を目指して走っているのです。 

・:15a ですから、大人である人はみな、このように考えましょう。(もしも、あなたがたが何か違う考え方をしているなら、そのことも神があなたがたに明らかにしてくださいます。)  (勧め)

・ゴールを目指して走りなさい!

・ゴール=救いの完成。(先週の表現では「死者の中からの復活」。栄光化。栄化。「神様との完全な交わりの実現」と言ってもよいか)

(あ)「走りなさい」!

・時に、信仰者の姿は相容れないように見える。黙って主を待ち望む。じーっとしている姿。忍耐の姿。

・ここでは、走る!動的。ダイナミック。エネルギッシュ。

(い)「ゴールを目指して」!

・しっかりとゴールを見据えて。

(う)「ゴールを捕らえようと」

・まだ、得ていない。まだ、完成されていない。 ・そのように考えて!

(え)「前のもの向かって」!

・「うしろのもの」を忘れて!

※過去を抹殺するのではない!詩篇103:2 「主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」 詩篇71:6 私は生まれたときから あなたに抱かれています。 あなたは私を母の胎から取り上げた方。 私はいつもあなたを賛美しています。 

・生まれたときから、生まれる前から、神の御手の中に。 エペソ1:4 すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。

・しかし、前向きに! ・前進あるのみ!

 

 

・ピリピ3:12 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして追求しているのです。そして、それを得るようにと、キリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです

・「捕らえていない。が、捕らえられている!」

2.あなたがイエス様への信仰を持っているなら、あなたはすでにイエス様に捕らえられているのです!【安心して走れ!】

・:12 そして、それを得るようにと、キリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。

・パウロは使徒9章に記された回心の経験を思い出していたのかもしれない。

・キリストが私を捕らえてくださった!  

・イエス様を信じた人はみな、そう! 

・「イエス様はわたしの罪の身代わりに十字架にかかってくださった!信じよう!」  

・そう思えた。祈れた。イエス様が捕らえてくださった!

 

 

・キリストが私を捕らえてくださった!

・どのように説明したらいいのだろうか?祈り心で考えていた。思いついた!与えられた!

・それは、ちょうどスポーツ選手が良いコーチと出会うことができた、ということだ!

 

 

・錦織選手で言えばマイケル・チャン・コーチとの出会い。

・良いコーチは、選手にとっての最善を考える。

・「どうやって選手を育てていくか」、「どうやってモチベーションを与え、正しい方向へ導いていくか」を常に考える。

・そういうコーチと出会った選手は、そのコーチによって捕らえられた、と言ってよいでしょう。

・錦織選手は、マイケル・チャン・コーチによって捕らえられた!(錦織がチャンを捕らえた、とも言えるのだが)

・「このコーチについて行けばいいんだ。このコーチの言うことにしたがっていけばいいんだ。」

・そこには安心感がある!捕らえられているので!

 

 

・神様は、最高のコーチ! 

・あなたの最善を考えておられる!人間のコーチでさえ、選手の最善を考える。神様は、最善中の最善!! 

・あなたをどう育てるか、どうやってモチベーションを与えるか、正しい方向へ導くか、神様が考えてくださる!  

・最高のコーチである神様と出会い、導いてもらうこと。 

・それが、キリストが私を捕らえてくださった!ということ!

 

 

・だから、安心して走れ!   

・神様はいつもあなたのことを考えてくださっている!

・人間のコーチには限界があるが、神様はすべてのことを支配しておられる方。全能の知恵と力をもって、神様は導いてくださるのです! 

・あなたは神様に捕らえられているのですから!

 

・:16 ただし、私たちは到達したところを基準にして進むべきです。

3.神様のご計画の中にあって、今のあなたがあります。出発点は、ありのままのあなたです!【今いるところから走れ!】

・第一のポイント、怠けずに走れ。第2は安心して走れ。(最高のコーチがいるのだから!)

・第3のポイントは、出発点はどこか?  

・神様のみことばは知恵に満ちている。

・出発点は、いつも、「到達したところ」!!  

・言い替えれば、今のありのままのあなたから!!

 

 

・「ありのまま」という言葉、人をリラックスさせるもの。 

・「ありのまま」、大切にしましょう! 

・しかし、「いつもありのまま。ずっとありのまま。」、それは聖書的な生き方ではない!

 

 

・スタート地点は、そのままのあなたから。今、現在のあなたから。 

・そこから進んでいく!

・神様は進ませてくださる!あなたを変えてくださる!

 

 

・とは言え、「今のあなた」からしか、スタートはできない! 

・弱い自分、至らない自分、罪深い自分、それを認めるのはいやなもの。 

・しかし、最高のコーチである神様が導いてくださるのです。

・弱い自分を、罪深い自分をまず、認めましょう!そのままの姿で神様の前に出ましょう!

・「到達したところを基準にして」進んでいきましょう!走りましょう!

 

 

〈まとめ〉

・錦織選手がマイケル・チャン・コーチを迎えたきっかけ。

・ある解説者によれば、錦織はもともと天才的プレイヤー。ただ、繰り返し練習や、指示通りに動くことが苦手だった。

・2013年、決意した。もっと強くなるため、コーチをお願いしようと。そして、マイケル・チャン・コーチを迎える。そして、最盛期へ。

・あなたも、神様にコーチになってもらいませんか。

・神様にすでにコーチになっていただいているなら、最高のコーチに信頼し、指示に従って信仰のレースを走って行きましょう。

 

宣言:神様、私たちは信仰の走者として、ゴールを目指して走ります。ゴールに達することができるようにあなたが私たちを捕らえてくださっていることを感謝します。あなたの御手の中、到達したところから、進んでいきます。

 

付録

■主要観念:マラソン走者としてのクリスチャンのあるべき姿、最高のコーチである神の御手の中で安心しつつ、達したところにしたがい、信仰のゴールを目指して懸命に走る!


『神よりの長続きする美と健康』(ピリピ書講解説教第31回)ピリピ3:10~11より 2022年5月22日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年05月24日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年5月22日礼拝メッセージ 要旨

■『神よりの長続きする美と健康』(ピリピ書講解説教第31回)

■聖書箇所:ピリピ3:10~11 私は、キリストとのその復活の力を知り、キリストの苦難にもあずかって、キリストの死と同じ状態になり、何とかして死者の中からの復活に達したいのです。

 

女性にインパクト与えることば、と言ったらなんでしょう?

・「美容と健康」ではないでしょうか。

・そのためには?

・バランスのいい食事!

・それから・・・

・運動!そして・・・


・睡眠ですね!

 

・聖書には、「長続きする美と健康」があるのを知っていましたか?

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

・:11 何とかして死者の中からの復活に達したいのです。

1.パウロは、復活のからだをいただくことを熱く願っていました。パウロの願いは、私たちのあるべき姿を教えています。Paul’s desire is resurrection of the body. We should do so.

・見本としてのパウロ。(参 3:17)

・復活のからだをいただく=「栄化」とも呼ばれる 

・キリストの再臨の時、イエス様の栄光に輝くからだと同じ姿へ変えていただけるという救いの完成に関する聖書の約束。

 

・「何とかして」に関して。

・復活のからだをいただくことは、努力次第だ、と教えているのではない。

・3:20~21 しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。

・これは、確かな約束!救われた者への恵み。プレゼント。

・パウロは疑っているのではない。自分の熱い願いを言い表している!

 

・あなたはパウロにならって、復活のからだをいただけることを楽しみにしていますか?

 

2.「復活のからだをいただく」とは、栄光に輝く、復活されたイエス様と同じ姿に変えていただくことです!We can be changed our body to the image of the risen Christ’s body by God.

 

・「復活のからだ」について

・重要聖書箇所 第一コリント15:42~44、49

・15:42 死者の復活もこれと同じです。朽ちるもので蒔かれ、朽ちないものによみがえらされ、

・15:43 卑しいもので蒔かれ、栄光あるものによみがえらされ、弱いもので蒔かれ、力あるものによみがえらされ、

・15:44 血肉のからだで蒔かれ、御霊に属するからだによみがえらされるのです。血肉のからだがあるのですから、御霊のからだもあるのです。

・15:49 私たちは、土で造られた人のかたちを持っていたように、天に属する方のかたちも持つことになるのです。

 

・復活のからだについての5つの要点(ウェイン・グルーデムによる)

①「朽ちないもの」(:42) ⇔「朽ちるもの」

・使い古されることなく、歳をとることもなく、病気になることがない。

・完全に健康であり、力強い。永遠に。  

・美容と健康ではないでしょうか!

・※復活のからだは、神の完全な知恵の成就を明らかにするでしょう。神の創造の頂点であり、神のかたちを分かちあう者としての人類として私たちを創造してくださったところの完全な知恵の成就を。

 

②「栄光あるもの」(:43) ⇔「卑しいもの」

・美しさと魅力、という要素があることが提示されている。 

・美容と健康!

・「栄光」、神の臨在を現す輝きを現すのに用いられている

・例  使徒9:3:パウロの経験。 マタイ17:2 すると、弟子たちの目の前でその御姿が変わった。顔は太陽のように輝き、衣は光のように白くなった。イエスの変貌)。 ルカ2:9 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。 使徒12:7:ペテロの経験:すると見よ。主の使いがそばに立ち、牢の中を光が照らした。御使いはペテロの脇腹を突いて彼を起こし、「急いで立ち上がりなさい」と言った。すると、鎖が彼の手から外れ落ちた。

・とすると、復活のからだは神がくださる輝きを持ったものである、ということではないでしょうか!

 

③「力あるもの」(:43) ⇔「弱いもの」

・強さと力に満たされること。

・神が意図された十分であり、完全な強さと力。(超人的ということではなく)

 

④「御霊に属するからだ」(:44) ⇔「血肉のからだ」(=「生まれながらのからだ」)

・聖霊が生かし、動かし、支配なさるからだのこと。(榊原康夫 第一コリント講解 p795)

 

⑤「天に属する方のかたち」(:49)

・=ピリピ3:21 「イエス様の栄光に輝くからだと同じ姿に」

ピリピ3:21 キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。

・=「キリストに似た者」(第一ヨハネ3:2)

 

ちなみにですが・・・

◎クリスチャンの健康観 

①神の恵みとして健康を受け、喜び楽しみましょう。守りを祈る。癒しを祈る。健康管理。

②病を通してさえも神は恵みを与えてくださることを信じ、神を信頼して歩もう。ロマ8:28 病を通しても。ヨハ9:3 癒やされて。

③栄光のからだへ変えていただけることを待ち望みましょう!今のからだに過度にとらわれず。

 

・:10~11 私は、キリストとのその復活の力を知り、キリストの苦難にもあずかって、キリストの死と同じ状態になり、何とかして死者の中からの復活に達したいのです。

3.復活のからだをいただくことを目指して、現在の歩みを大切にしましょう!イエス様ご自身を知っていきましょう!イエス様の復活の力を知っていきましょう!イエス様の苦難を共有していきましょう!Know Jesus! Know his power of resurrection! Share his sufferings! So that you will be given resurrection of the body.

 

・復活のからだは、信じる者に約束されている恵み!

・地上での功績によって与えられたり、与えられなかったりするものではない。

・とは言え、復活のからだの約束をいただいているものは、それにふさわしい地上での歩みがある!

 

・クリスチャンが目指すべきこと。

(あ)キリストを知る!

 ・イエス様との交わり。

 ・復活のからだ、それは神との正しい関係が、根本にある!

 ・それはイエス様を通して!

 ・イエス様の十字架と復活のみわざによって!

 ・イエス様を知っていくとは、イエス様の救いのみわざにあずかること!

 

(い)キリストの復活の力をする!

 ・イエス様の御力を体験していく!

 

(う)キリストの苦難にあずかる!キリストの死と同じ状態に!

 ・キリストの苦難にあずかる。

 ・イエス様への信仰ゆえに体験する苦しみを耐え忍ぶ。

 ・また、地上にある限り避けられない苦しみを、信仰のゆえに耐えていく。

 

 

〈適用〉

・あなたは復活のからだをいただけることを知っていましたか?楽しみにしていますか?

・キリスト教信仰の豊かさを知っていただきたい。信じる者には栄光に満ちた復活のからだが約束されている!

 

 

宣言:神様、あなたはあなたを信じる者に、やがての日、栄光の復活のからだを与えてくださると約束してくださいました。あなたの恵みを待ち望みます。その恵みを目指して、イエス様と交わり、復活の力を体験し、苦難をも耐え忍んでいきます。

 

 

※付録

■主要観念:神よりのメッセージ。「パウロを見本として選んだ。彼を見本とせよ(3:17)。」 主にあって喜んでいる者(3:1)として、「死者の中からの復活」(栄化の祝福)を求めよ。楽しみにせよ。


『キリストを知っていることのすばらしさ』(ピリピ書講解説教第30回)ピリピ3:1~11より 2022年5月15日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年05月17日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年5月15日礼拝メッセージ 要旨

■『キリストを知っていることのすばらしさ』(ピリピ書講解説教第30回)

■聖書箇所:ピリピ3:1~11

■中心聖句:ピリピ3:8 それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、私はすべてを損と思っています。私はキリストのゆえにすべてを失いましたが、それらはちりあくただと考えています。

 

・あるとき、お百姓さんがいつものように畑を耕していました。

・くわを使って汗水流しながら。

・硬いものに。

・「岩があるのか?まいったなあ」

・さらに掘っていくと箱のようです。「え!」

・箱を掘り出し、開けてみると・・・

・お百姓さんは、急いで宝を隠しました。

・家に帰ると持ち物をみな売り払って、お金を用意し、畑の所有者に畑を譲ってもらったのです。

 

・イエス様の「畑に隠された宝」のたとえ話!!(マタイ13:44)

・※当時はこういうことが珍しくなかったらしい。

 

・宝を見つけた人は、喜んでいろいろなものを手放し、宝を手に入れるでしょう。

・今日の聖書箇所はまさにそんなことが起きた、という話です。

 

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

〈箇所の解説〉 3:1~9 

・復習。:1~6 

・3:1 重要な勧め。「主にあって喜びなさい。」

・3:2 「犬どもに気をつけなさい。悪い働き人たちに気をつけなさい。肉体だけの割礼の者に気をつけなさい。」

・唐突な内容の変化。 ・厳しい警告の言葉。・※犬好きな方へ。誤解のないように。当時の文化の影響が大きいので。

・主にあって喜びなさい。そのためには「気をつけなさい」とつながるようですね。

・“律法を行うことによる救いの教え”をもたらす者に気をつけよ。ということ。

・キリストへの信仰だけでは不十分であり、割礼を受ける必要がある、という教えに。(使徒15:1)

・間違った教えは、主にある喜びを奪ってしまう!

・3:3 「神の御霊によって礼拝し、キリスト・イエスを誇り、肉に頼らない私たちこそ、割礼の者なのです。」

・パウロは主張する。「割礼が神の民のしるしだというのなら・・・、私たちこそ、割礼の者なのです。」

・私たちこそまことの神の民!  ・なぜなら、まことの神の民のしるしは、つぎの3つのことであるから。

(あ)「神の御霊によって礼拝し、」  ※御霊はキリストの栄光を現す!

(い)「キリスト・イエスを誇り、」※「誇る」=「喜ぶ」〈ギ〉「カウコーメノイ」。ローマ5:2、3、11 

(ローマ5:11 それだけではなく、私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を喜んでいます。)

・イエスを喜ぶこと!イエスを誇りとすること!

(う)(消極面から言えば)「肉に頼らない」。

・3:4 

・〔続く箇所でパウロはこう言っているようだ。肉に頼る話が出たので言っておきます。〕

・「ほかのだれかが肉に頼れると思うなら、私はそれ以上です。」(:4)

※以下は、パウロ・リース師による分類。パウロの救い以前の誇り。

(あ)家系の誇り :5 「私は生まれて八日目に割礼を受け、イスラエル民族、ベニヤミン部族の出身、ヘブル人の中のヘブル人、」

(い)正統派であることの誇り  ・:5b 「律法についてはパリサイ人、」

(う)働きの誇り :6 「その熱心については教会を迫害したほどであり、」

(え)道徳的な誇り  ・:6b 「律法による義については非難されるところがない者でした。」

・これらを救いの土台としない!信仰の土台としない!

・肉に頼らない、こういう生き方をする者こそが、本当の意味での「割礼の者」!「神の民」!

 

今日はここから!!

・3:7 〔しかし、私は、キリストのゆえ、大転換を経験した!〕

・得であったことを損と思うようになった。キリストのゆえに。回心の時の出来事。

・完了形。現在に影響を及ぼす過去の行動。  

・「それらを損だ、と評価した(過去)。そして今も(現在)!」

・価値観の大転換!   ※パウロの回心の出来事。使徒9:1~19

・3:8 ・「それどころか」! ・自分にとって得であったことを損と思うようになったばかりではなく、「すべてを」損と思っている!とパウロは言う。 ・「私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに」

・キリストを誇りとしている!主にあって喜んでいる!

・3:8b  「私はキリストのゆえにすべてを失いましたが、それらはちりあくただと考えています。」

・回心の時起きたことを別の面から記す。・「すべてを」失った!・キリストのゆえに!

・しかし、失ったものは「ちりあくた」にすぎない、考えている!!

・:8c~9 それは、私がキリストを得て、キリストにある者と認められるようになるためです。

・すべてのものを失ったが、それは、「キリストを得るため」だった。言い替えると「キリストにある者と認められるため」だった! ※新改訳「~ためです」まだ起きていないことのように読める。英語でto 不定詞。=ため~。直前の内容の理由。すべてを失った。キリストを得、キリストにある者と認められるため。

・イエスを信じる、回心する、とは、イエスを得ること。イエスのうちにある者と認められること。

・3:9b 私は律法による自分の義ではなく、キリストを信じることによる義、すなわち、信仰に基づいて神から与えられる義を持つのです。

・直訳 律法による自分の義を持って、ではなく、キリストへの信仰による義、信仰にもとづく神の義を持って。

・直前の内容の手段を現している。神から与えられる義を持って、→キリストを得、キリストにある者と認められるため、→キリストのゆえにすべてを失ったが…

(その最終目的として、死者の中からの復活、栄光化・栄化の恵みの話へ。これは、次回に)

 

・今日の第一のポイントは?

・:7~8 しかし私は、自分にとって得であったこのようなすべてのものを、キリストのゆえに損と思うようになりました。それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、私はすべてを損と思っています。私はキリストのゆえにすべてを失いましたが、それらはちりあくただと考えています。

 

1.主にあって喜び、イエス様を誇りとしましょう!イエス様を信じて神の子どもとされたその時から主のすばらしさに目が開かれたのですから。

・「イエス様を信じてクリスチャンになる」ということは、イエス様のすばらしさがわかること、そして、それにふさわしい対応をすること、と言うことができます。

※マタイ13:44~46 畑に隠された宝を見つけた人のたとえ、良い真珠を見つけた商人のたとえ、と比較。  

・マタイ13:44 天の御国は畑に隠された宝のようなものです。その宝を見つけた人は、それをそのまま隠しておきます。そして喜びのあまり、行って、持っている物すべてを売り払い、その畑を買います。

 

・これは、聖霊様のお働き!

・それがあなたに起きた!

・祈っているあの人のためにも起きる!(それまでは忍耐が必要だが!)

 

2.主にあって喜び、イエス様を誇りとしましょう!ふさわしい優先順位をもって歩んでいきましょう!そこには主にある調和があります!

・すべてを損と思う。強い言葉。

・神様を第一とすること!マタイ6:33

 

・では、信仰のこと以外、何も見向きもしなくなるのか?そうすべきなのか?

・主にある良きことはみな大切!ピリピ4:8

・ふさわしい優先順位のもとに位置づけられるべき!

 

3.主にあって喜び、イエス様を誇りとしましょう!「イエス様への信仰に基づく神様からの義」によってイエス様を得、イエス様のうちにある者とされていることを深く知ることによって!

 

 

宣言:神様、私たちは、イエス様への信仰に基づいてあなたから与えられる義により、イエス様を得、イエス様のうちにある者とされました(救いをいただきました)。他のことはさておいて、第一に主にあって喜びます。

 

※※付録

■主要観念:クリスチャンのあるべき姿、それは主にあって喜ぶこと。 【留意点】そのため肉に頼らせようとする間違った教えに気をつけるべき。 【確認】回心の時(信仰にもとづく神よりの義によりキリストを得たとき)以来、主を喜ぶゆえに、「得」も「損」と思うように。 【約束】主を喜ぶ者の最終目標である、死者の中からの復活(存在の栄光化)を目指しつつ。

■説教の目的:聴衆は、主にあって喜ぶことが特権であることを知り、実践すべきである。肉に頼らせる誤った教えに警戒し、新しくされた価値観を保ち、最終目標(栄光化)を心に期待しつつ。


『わが子に、神の祝福を』(マタイ15:21~28より)2022年5月8日 母の日感謝礼拝メッセージ要旨 小山コミュニティチャペル 牧師 万年宣義

2022年05月09日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年5月8日母の日感謝礼拝メッセージ 要旨

■『わが子に、神の祝福を』

■聖書箇所:マタイ15:21~28

■中心聖句:マタイ15:25、28 しかし彼女は来て、イエスの前にひれ伏して言った。「主よ。私をお助けください。…。そのとき、イエスは彼女に答えられた。「女の方、あなたの信仰は立派です。あなたが願うとおりになるように。」彼女の娘は、すぐに癒やされた。

≪母の日について≫ 

・1907年5月、アメリカ・フィラデルフィアの教会で、アンナ・ジャービスという女性が「自分の亡き母を追悼したい」という想いから、教会の参列者にカーネーションを配りました。

・この話は、感動とともにアメリカ各地に広がり、1910年にウェストバージニア州知事が「5月第2日曜日を母の日とする」と宣言しました。

・さらに、1914年にはアメリカ議会によって5月の第2日曜日が正式に「母の日」と制定されました。

・日本で初めて母の日のイベントが行われたのは明治末期頃。1915年(大正4年)には、教会でお祝いの行事が催されるようになり、母の日は徐々に民間へと広まっていきました。

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

 

・この記事から学ぶべきこと。まずは一般的な教訓から。

・娘のいやしを切に願ったカナン人の母親。ついには願いがかなえられ、娘は癒やされた!

1.子を思う母の思い(父も)はありがたいものです。母(父)親への感謝の気持ちを大切にしましょう。それは神様が喜んでくださることです。We are thankful to our parents.God will be pleased.

・子を思う親の気持ち-カナン人の女性を通して学ばされること

・娘の苦しみを自分の苦しみとしていた。

・カナン人とユダヤ人との敵対、真っただ中にもかかわらず。娘のため!

・ユダヤ教のラビに頼るということへの抵抗感、にもかかわらず。娘のため!

 

○子を思う親の気持ちの尊さよ!

 

○親への感謝の気持ちを大切にしましょう。

 

○親を大切にすること、神様は喜ばれること。

・旧約聖書の律法の中心は?

・イエス様が教えてくださった。神を愛し、隣人を愛すること。

・とともに、「十戒」と言っても良い。

・出エジプト20章。

 ①:3 わたし以外に、ほかの神があってはならない。

 ②:4 偶像を造ってはならない。 

 ③:7 主の名をみだりに口にしてはならない。 

 ④:8 安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。

 (以上、神に関して 4箇条) 

 (以下、人間関係に関して)

 ⑤:12 あなたの父と母を敬え。

 ⑥:13殺してはならない。

 ⑦:14 姦淫してはならない。 

 ⑧:15 盗んではならない。

 ⑨:16偽りの証言をしてはならない。

 ⑩:17 あなたの隣人のものを欲してはならない。

 

・神が望まれる人間関係の第一は、親を敬うということ!

 

 2.イエス様は、カナン人の母親の信仰を称賛されました。その信仰に見習いましょう!Jesus said “You have great faith!”. We should learn from her.

○忍耐深い信仰。

○謙虚な信仰。

○メシア的な救いのあふれる豊かさへの信仰(榊原康夫 マタイ中巻p227)

 

具体的なあわられとしては・・・

○イエスのところへ出かけて行く信仰(15:22)

○叫ぶ信仰(15:22)

○イエスのみもとへ進み行く信仰(15:25)

○イエスを礼拝する信仰(15:25)

○知恵を生み出す信仰(15:27) 

 

・信仰は一つ!イエス様への信仰!現れは多様であるが!

・こんな信仰、見習いたいですね!

 

・ところで、この信仰はどこから?

3.イエス様に向き合うことを通して信仰は生まれるのです!聖書の教えを通してイエス様に向き合いましょう!そして、与えられた信仰を用いて決断していきましょう!If you face Jesus, he will give you faith. Through the truth of the Bible, you can face Jesus. Let’s decide by given faith.

 

・この情勢、イエスについて聞いていたことだろう。

・信仰は聞くことから(ローマ10:17)

・聞いて、向き合う!

 

・:25 しかし彼女は来て、イエスの前にひれ伏して言った。

・カナン人の母親、イエス様の前まで来て、さらに信仰に満たされたのではないか。

・イエス様の前に出たら、こうしよう、こう言おうと決めていたとは考えられない。

・うわさを聞き、イエスのもとへ。イエスに求めた。イエスのもとへ。礼拝した。(そうすることが当然に思えたのだろう)すなわち心の変化。

・このお方は、何とかしてくださる!He is trustworthy! (Trust信頼する、worthy~する価値がある)

 

・イエスの拒絶。

・機転を利かせた応答。子犬でも!

・イエスの前にあって信仰と期待に満たされた!

・芽生えた信仰が知恵を生み出した。

 

・信仰は、「関係」。人格と人格の間に存在するもの。

・信仰は、「信念の強さ」とは違う。「意志の強さ」とも違う。

・イエスの前にいると、そのイエスにふさわしい「信仰」が芽生える。(★信仰の受動面)

・芽生えた信仰を用いる。決断する。心を決める。(★信仰の能動面)

・その信仰を、イエスは喜ばれる。そして、信仰に答えてみわざを現してくださる。

 

〈適用〉

○親御さんたちへ 子どもの信仰の祝福のため、日常生活の祝福のため、①イエス様に向き合いましょう。イエス様への信仰と期待をいただきましょう。②与えられた信仰を用いましょう!時に叫び、時に静まって!忍耐深く。へりくだって。恵み深い神様に期待して。 ③主にある親心を存分に発揮していきましょう!※調整しながら。

○子どもである人たちへ 親への感謝を大切にしましょう!

○信仰を持つことを考えている方へ イエス様に向き合ってください。聖書を通して。イエス様の十字架を思って。(罪の身代わりの十字架!)

○信仰を強く持ちたい方へ イエス様に向き合ってください。

 

宣言:神様、母親のゆえに、あなたに感謝します。母親にも感謝していきます。イエス様を見上げ、信仰をいただき、そして、へりくだりつつ、忍耐と期待をもってあなたに祈り求めていきます。あなたの祝福を注いでください!

 

■主要観念:カナン人の母親に見習うべきである。①親としての熱心において。②イエスへの信仰において。その信仰は、イエスに向き合うときに芽生えることを心に留めて。

 


『主にあって喜べ』(ピリピ書講解説教第29回)ピリピ3:1~6より 2022年5月1日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨 

2022年05月03日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年5月1日礼拝メッセージ 要旨

■『主にあって喜べ』(ピリピ書講解説教第29回)

■聖書箇所:ピリピ3:1~6

■中心聖句:ピリピ3:1a、3 最後に、私の兄弟たち、主にあって喜びなさい。…。神の御霊によって礼拝し、キリスト・イエスを誇り、肉に頼らない私たちこそ、割礼の者なのです。 

 

・質問です。皆さんは、好きなものは先に食べる方ですか?それとも最後までとっておいて後で食べる方ですか?

・子どもの時のこと、その日のおかずは大好きな唐揚げ!いつものように最後まで取っておいた。ごはん茶碗の中に!

・一瞬、茶碗を置いてしまった。

・兄が「いらないのかい?」とさくっと箸で一突き、あっという間にパクッと食べてしまったのです!

・あの悔しさ、忘れられません!(笑)

・今日は横取りされないように、という話!

・何を?喜びを!

◇聖書箇所をお読みください。

 

・3章から、勧めの第2部。3:1~4:9。(第1部は 1:27~2:18。)

  

〈箇所の解説〉 3:1~6

・3:1 「最後に」、と言って後半に。 

・文末の言葉ではないようだ。

・新共同   「では、わたしの兄弟たち、主において喜びなさい。」

・ここで重要な勧めが。「主にあって喜びなさい。」

  

・3:1b 「私は、また同じことをいくつか書きますが、これは私にとって面倒なことではなく、あなたがたの安全のためにもなります。」

・この後続く内容を指していると考えられる。

・「また同じことをいくつか書きますが…」、以前にもそのような勧めを現地でしたか、別の手紙を書いたのか?

  

・3:2 「犬どもに気をつけなさい。悪い働き人たちに気をつけなさい。肉体だけの割礼の者に気をつけなさい。」

・唐突な内容の変化。 ・厳しい警告の言葉。

・※犬好きな方へ。誤解のないように。当時の文化の影響が大きいので。

・推測の一つ。パウロが手紙を書いているときに、間違った教えをする人々の情報が届いた。それで、パウロはそのことを手紙に書くことにしたのでは。可能性はあるだろう。無理もあるか?

・「犬ども」、「悪い働き人たち」、「肉体だけの割礼の者」とは? ※割礼=OTにあるユダヤ人の儀式。

・“律法を行うことによる救いの教え”をもたらす者。

・パウロが危険視したのは、キリストへの信仰だけでは不十分であり、割礼を受ける必要がある、という教え。

(使徒15:1 さて、ある人々がユダヤから下って来て、兄弟たちに「モーセの慣習にしたがって割礼を受けなければ、あなたがたは救われない」と教えていた。)

 

・主にあって喜びなさい。そのためには「気をつけなさい」とつながるのではないか。

・間違った教えは、主にある喜びを奪ってしまうので。

・横取りされないように!

 

  

・:3 「神の御霊によって礼拝し、キリスト・イエスを誇り、肉に頼らない私たちこそ、割礼の者なのです。」

・パウロは主張する。「割礼が神の民のしるしだというのなら・・・、「私たちこそ、割礼の者なのです。」

・私たちこそまことの神の民!

・なぜなら、まことの神の民のしるしは、つぎの3つのことであるから。

(あ)「神の御霊によって礼拝し、」

(い)「キリスト・イエスを誇り、」 

※「誇る」=「喜ぶ」と訳せる。ギリシャ語「カウコーメノイ」。ローマ5:2、3、11 

(ローマ5:11 それだけではなく、私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を喜んでいます。キリストによって、今や、私たちは和解させていただいたのです。)

・イエスを喜ぶこと!(※だから喜ぼう!)

(う)「肉に頼らない」。

・3:4~6にある(あ)家系の誇り、(い)正統派であることの誇り、(う)働きの誇り、(え)道徳的な誇り、など。それらを救いの土台としない!信仰の土台としない!

・こういう生き方をする者こそが、本当の意味での「割礼の者」!「神の民」!

  

・〔パウロはこう言っているようだ。肉に頼る話が出たので言っておきます。〕

・パウロは言う。「ほかのだれかが肉に頼れると思うなら、私はそれ以上です。」(:4)

・以下は、パウロ・リース師による分類

(あ)家系の誇り  ・:5 「私は生まれて八日目に割礼を受け、イスラエル民族、ベニヤミン部族の出身、ヘブル人の中のヘブル人、」

(い)正統派であることの誇り  ・:5b 「律法についてはパリサイ人、」

(う)働きの誇り ・:6 「その熱心については教会を迫害したほどであり、」

(え)道徳的な誇り  ・:6b 「律法による義については非難されるところがない者でした。」

 

〔以下、「しかし、私は、キリストのゆえ、大転換を経験した!」と:7~続く。今日はそこまで。次週へ。〕

  

・今日の学びのポイントは?

・:1 最後に、私の兄弟たち、主にあって喜びなさい。

1.主にあって喜びましょう!イエス様を信じた者の義務であり、特権であり、そうすることが自然なことなのです! Let’s rejoice in the Lord. You must rejoice. You can rejoice. You will rejoice.

・勧め 喜びなさい。喜びましょう。Let’s rejoice in the Lord.

・義務です。命令。You must rejoice.

・特権です。You can rejoice.

・そうすることが自然!! You will rejoice. 

  ※Will→習性、習慣の意味!※ことわざ Accidents will happen.事故は起こるもの。

  

・:2 「犬どもに気をつけなさい。悪い働き人たちに気をつけなさい。肉体だけの割礼の者に気をつけなさい。」

2.主にあって喜んでいくため、気をつけましょう!ただイエス様の十字架とよみがえりのみわざにより救われたことを揺るがす教えに。 Watch out!

 

・当時の危険性。ユダヤ教の儀式的なことにより救われるという教えへの逆戻り。儀式的なことを信仰の土台とすること。

・現在の私たちにとってはそのままの心配は少ないだろう。

・しかし、「気をつけなさい。」 似たような状況はある!  

・どういうことか?

・「イエス様への信仰、大切です!その通り。でも、パッとしないでしょう。だから~しましょう。ともかく効果があるから。」

・「イエス様への信仰+何か」を救いの土台としてしまうこと。信仰のよりどころとしてしまうこと。

・例 (あ)知的に。「この学びのコースをすれば信仰がしっかりしますよ」。益ではあってもそれが信仰のよりどころとなってしまうなら危険でもある。学びは大切!学びましょう!しかし、気をつけましょう!(い)行動面。「こういう行動をすれば信仰が強められますよ」、(う)霊的に。こういう霊的な経験こそが必要。その経験があなたを変える。それがあなたの信仰の土台だ。    

・気をつけましょう!

 

・巧妙なもの。イエス様への信仰など当てにならない、と最初から言われればみな気づく。そうでないから引っかかってしまう。

・「イエス様+アルファ」に注意しましょう!・「イエス様への信仰による救い」、それを揺るがすものに気をつけましょう!

・それらは、主にある喜びをいつか奪い去ってしまう。

・主にある喜びを横取りされないようにしましょう!!

 

・:3 神の御霊によって礼拝し、キリスト・イエスを誇り、肉に頼らない私たちこそ、割礼の者なのです。 

3.聖霊なる神様に頼り、神様に礼拝をささげていきましょう。聖霊様は、イエス様の栄光を現す真理へ、イエス様のあがないのみわざ(十字架と復活)についての真理へ導いてくださいます。Worship by the Spirit of God!He guides us into all the truth. He glorifies Jesus.

・ヨハネ16:13 しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導いてくださいます。…。

・ヨハネ16:14 御霊はわたしの栄光を現します。…。

・御霊による礼拝。①人間的なものに頼らない礼拝。儀式中心ではなく(ユダヤ教へ逆戻りしてしまうことなく)。※感情中心ではなく。②イエス様中心の礼拝。イエス様のみわざ中心の礼拝。

・イエス様を通してのみ父なる神のもとへ行ける。聖霊はイエスへと、イエスのみわざへ、と導く。

 

 

宣言:神様、私たちは主にあって喜びます!また、喜びを奪われないために、イエス様の救いのみわざによってのみ救われたことを揺るがせるものに気をつけます!聖霊様のお働きによってイエス様の救いのみわざの真理へと導いてください!

 

〈参考〉

■聖書箇所の主要観念:クリスチャンは主にある喜びに満ちた生き方をすることができる。ただし、主にある喜びを奪ってしまう、人間的なものに頼らせる間違った教えに注意する必要がある。

■説教の目的:主にあって喜べ!主にある喜びを奪われないように気をつけよ!聖霊に、キリストのみわざへと導いていただけ!


『細やかな愛で愛する』(ピリピ書講解説教第28回)ピリピ2:25~30より 2022年4月24日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年04月25日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年4月24日礼拝メッセージ 要旨

■タイトル:『細やかな愛で愛する』(ピリピ書講解説教第28回) 

■聖書箇所:ピリピ2:25~30

■中心聖句:

①ピリピ2:29 ですから大きな喜びをもって、主にあって彼を迎えてください。また、彼のような人たちを尊敬しなさい。

②コロサイ3:12 ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として.深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。

 

 

・渋滞している中、自動車を運転していました。

・左側に入りたそうにしている車が見えました。パッシングをして、どうぞ、と入れてあげました。

・会釈しながら、助かった、という表情。

・譲ってあげられると気持ちがいいですね。

・あいかわらず渋滞しています。

・少し進むと、入れてあげた車が、左側からの車を入れてあげている。

 

・こんな経験はありませんか。

・“人はしてもらったことをするもの”、という原則があるらしいですがまさにその通りですね。

・ちなみに、譲ってばかりでは進まないように思いますが、意外とスムーズに進むことができ、気持ちも余裕が生まれるし、ほどなく、渋滞も解消。譲り合いの精神、大切にしたいですね。

 

・“人はしてもらったことをする”、そんなことが出てくる聖書の学びです。

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

 

・この箇所、ピリピ書の用件の部分

・第一の用件 2:19~24 テモテの派遣〔4/3に学びました〕

・今日の箇所 2:25~30 エパフロディトの派遣!

 

・4/3に解説しましたが、教え(教理)、勧め(実践)は学びやすい。教えは理解し、心に留める。勧めは実行する。

・今日の箇所は「用件」! 

・聖書はすべて聖霊様の導きのもと書かれた。第二テモテ3:15~17。救いと成長を目的としている! 

・用件は用件、そのままなのだが、やはり、教えや勧めを学び取ることができる!!

 

・しかし、一読しただけでは要領を得ないのでは。何かすっきりしない。

・疑問も出てくる。「なぜ、こんなにエパフロディトを絶賛するのか?」

 

・聖書を読み取るときの大切な原則。推測(想像力)で読まない。わからないところがあるとき、こんな意味だろう、と推測で結論づけない。教理については特に!(一つ一つ言葉の意味を調べる必要があるかも。他の箇所が教えているかも。背景がわかれば理解できるかも。・・・)

・しかし、想像力、推測が必要な場合もある!物語、手紙の用件、等の場合。一つ一つの言葉を調べる以上に、著者の言いたいことを捕らえることが大切。

※榊原康夫師 『聖書読解術』p16 “思想読み取りの術”として取り上げている。

 

・パウロの思いを探ってみましょう。エパフロディトの状況について調べてみましょう。

 

○エパフロディトについて。

・ピリピ教会から遣わされた使者だった。「あなたがたの使者で…」(2:25) (ピリピ教会のパウロへの愛の表れであったと言えるだろう。また、エパフロディト自身もパウロを尊敬していたのでは。深いつながりがあったと言えるだろう。エパフロディトは、ピリピ教会とパウロの“友情のしるし”だったのだろう。)

・2つの目的のための使者として。 

(あ)ピリピ教会からの支援物資を運んだ。(4:18)  

(い)パウロのもとにとどまり、パウロに仕えた。(2:25、30) 

 ・「わたしの必要に仕えてくれた」(2:25)

  ※具体的にはわからない。身の回りのお世話をすることだったか、働き人として伝道や牧会をしたのか。

 

・そのような中、病気にかかってしまった。(2:26)それも、死ぬほどの病気だった。(2:27、30) 

・神のあわれみにより回復した。(2:27)

 

○エパフロディトの心情:望郷(ホームシック)と心配

〈心配〉

・自分が病気になったことがピリピ教会に伝わったことを気にしている。(2:26) :26 「彼はあなたがたみなを慕っており、自分が病気になったことがあなたがたに伝わったことを、気にしているからです。」

※新共同では明確な表現:「しきりにあなたがた一同と会いたがっており、自分の病気があなたがたに知られたことを心苦しく思っているからです。」

〈望郷(ホームシック)〉

・ホームシックだったのではないか。

・:26 「彼はあなたがたみなを慕っており…」 ※欄外注「あなたがたみなに会うことを切望しており…」

・エパフロディトの気持ち。「ピリピに帰りたい」 パウロは前向きに表現したのではないか!

・※「突然望郷の念に駆られた」 I suddenly felt homesick.  I was suddenly overcome with homesickness.

・想像だが、彼はパウロに打ち明けたのではないか。

 「パウロ先生、折り入ってお話しがあるのですが。大変、申し上げにくいことなのですが、ピリピに帰りたいのです。お役に立ちたい気持ちは変わりありません。ピリピ教会の代表として遣わされたことも心得ています。 私は大病をしました。死の瀬戸際を通りました。神様のあわれみで生き延びられました。 私はピリピに帰りたいのです。故郷のピリピに。ピリピ教会の仲間たちと会いたいのです。いっしょに祈り合い、励まし合いたいのです。」

 

○エパフロディトへの起こりうる批判。

・「大切な役目を任せたのに病気になってしまうなんて役立たず。だらしがない。」(病気はやむを得ないことなのだが)

・「病気にかかってしまうのはやむを得ないにしても、パウロ先生を残して帰ってきてしまうとは情けない。意気地がない。」

・「帰ってくる理由が帰りたいから、などとはとんでもない!自分の都合ではないか!」

 

 

○パウロの配慮

(あ)「とりなし」 ・エパフロディトを「大きな喜びをもって、主にあって…迎えてください。」(2:29)

・「彼のような人たちを尊敬しなさい。」(2:29) ・エパフロディトが冷たく扱われることがないように配慮して。

(い)前向きな評価 ・「わたしの兄弟、同労者、戦友」(2:25)「私の必要に仕えてくれた…」(同)

(う)大病と死にかけたこと、についての前向きな解釈  ・「彼はキリストの働きのために、死ぬばかりになりました。」(:30)

・「あなたがたがわたしに仕えることができなかった分を果たすために、いのちの危険を冒したのです。」(:30)

 

・エパフロディトへのパウロの細やかな配慮が。(クリスチャンが目指すべき、理想的な姿!)

1.パウロの細やかな愛、自分を忘れた愛に見習いましょう!【模範】

(あ)細やかな愛。  

  ・調べてきたとおり。とりなし、前向きな評価、出来事の良い方への解釈。

 

(い)自分を忘れた愛。  

  ・パウロの置かれていた状況。鎖につながれた状況。軟禁、と考えられる。牢獄で鎖につながれた状況よりは自由があった、と考えられる。

  ・とは言え、自由に移動・旅行はできない。ホームシックになっている場合ではない。動けないのだから。

  ・そのパウロが、ホームシックにかかったエパフロディトを受け入れている。送り返そうとしている。心配なく帰れるように配慮してあげている!

 

・パウロにならって自己忘却、細やかな愛をもって愛する者となりたい。

 

・ところで、振り返ってみると、どうでしょうか? 

・私たちは、すぐに自分のことで精一杯になってしまう。いつももがいている。「自分ではなく」、と格闘している。 

・どこから始めたら良いか?

2.自分中心であり、他の人のことを配慮することができない、そのような至らない自分であることを認めることから始めるのです!【出発点】

・マタイ5:3 心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。

・弱さ、至らなさ、罪深さを認めることが第一歩!  

・認めればいい。 

・簡潔! 

・だが、難しい!

・神様の助けをいただいて心の貧しい者とならせていただきましょう!

・「天の御国はその人たちのものだからです」=神様の御支配がそこにある。神様が用意して下さっている祝福が実現する、ということ!  

・認める人には神様の祝福が臨む。

・「我知らず…」という言葉があるが、神様の恵みにより、あるとき、気がつくと、自己忘却と細やかさの愛で愛する者とならせていただいていることに気づくことになるでしょう。

 

・もう一つの点を心に留めましょう。模範、へりくだり、それだけではない! ・パウロのエパフロディトへの愛は、“神様の愛”の反映です! ・神様の愛がどのようなものであるかが、パウロを通して現われているのです。

3.あなたは、神様の細やかな愛によって愛されています。神様の愛が注がれていることにいつも気づかせていただきましょう。そして、愛する者となっていきましょう!【原動力】

・パウロは神様の愛に気づいた!目が開かれた!神を愛し、隣人を愛した!

・コロサイ3:12 ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。

・最初の話を思い出してください。譲られた人は譲る人になるのです。愛された人は愛する人になるのです。

・神様の愛。

(あ)救い主イエス様において。

(い)日々の歩みにおいて。 

 ・「キリストの働きのために死ぬばかりになりました」(:30)

 ・あなたの日々の歩み(仕事、勉強、スポーツ、家事、雑務)を神様はそのように評価してくださっている!

 ・あなたが出会う困難な出来事(病気、けが、アクシデント)をそのように評価してくださっている。

 

宣言:神様、あなたはひとり子イエス様を送ってくださるほど、私たちを愛してくださっています。私たちは愛のない者であることを認めます。あなたの愛に気づかせてください。パウロがそうだったように、自分を忘れ、細やかな愛をもって、隣人を愛する者とならせてください。


『喜びと驚き、復活されたイエスの来訪』(ルカ24:36~53より)2022年4月17日復活日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年04月19日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年4月17日復活日礼拝メッセージ 要旨

■『喜びと驚き、復活されたイエスの来訪』

■聖書箇所:ルカ24:36~53

■中心聖句:ルカ24:36 これらのことを話していると、イエスご自身が彼らの真ん中に立ち、「平安があなたがたにあるように」と言われた。

ローマ4:25 主イエスは、私たちの背きの罪のゆえに死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられました。

 

・領収証の話。

・ある人が買い物をしました。

・領収証をお願いすると、店員さん「宛名はどうしましょうか?」

・その人、「上」でいいです。

・「わかりました。」

・「こちらになります。」

 

※聞こえなくもないけど・・・

 

・別な話です。

・「但し書きはどうしましょう?」

・「品代」でお願いします。

・「わかりました。」

・「こちらになります」

 

 

・今日は領収証がでてきます。

 

◇聖書箇所をお読見ください。

 

・今日の第一のポイントは・・・

1.イエス様は確かに復活された、と聖書は教えています。

(あ):36~43 復活の証拠―物質的に(姿、声、手足、食事)

 

(い):44~47 復活の必要性―預言の成就(心を開いて)

 ・:46 「キリストは苦しみを受け」 →イザヤ53章

 ・:46 「キリストは・・・三日目に死人の中からよみがえり、」

       →ヨナ書、ご自身による解説:マタイ12:38~40

 ・:47 「その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる。」

       →イザヤ49:6 わたしはあなたを国々の光とし、

               地の果てにまでわたしの救いをもたらす者とする。

       →「神に立ち帰れ」という、OTにおけるイスラエルの民への呼びかけが、

         あらゆる国の人へと適用されるように!

 

・第2のポイントは・・・

2.イエス様の復活は、十字架のみわざ(人類の罪を身代わりに背負われたこと)の保証です!

(あ):46~47 苦しみ→よみがえり→「罪の赦しを得させる悔い改め」が宣教される。

・神様のご計画。

・つながっている!

 

(い)罪を代わりに負ってあげたよ、と言葉では言えるだろう。本当にそのことが実現したかどうかはわからない!

・イエス様は復活された!十字架のみわざの保証として!

・イエス様は罪の代価を支払われた!そして言われた。「完了した!」。だからよみがえられた!

・復活は十字架のみわざが完了した証拠!しるし!あかし!領収証!

 

・ローマ4:25 主イエスは、私たちの背きの罪のゆえに死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられました。

 

・第3のポイントは・・・

3.「イエス様は、私の罪のために十字架で死なれ、そして、私を義と認めるために復活された」、と信じるなら、その人は救われ、神様とともに歩む祝福の中へ入れていただくことができます!

 

(あ)まだイエス様を信じていない方へ。

・「イエス様は復活された」、という聖書の知らせに向き合いましょう!

・そして神様の助けにより復活の事実を認め、イエス様を信じましょう!

 

(い)信じている方へ。

・イエス様の復活を喜び祝いましょう!

・実現していただいている神様との交わりを味わいましょう。

・イエス様の十字架と復活を伝えましょう!(具体策 ・教会の礼拝に誘ってみましょう!・礼拝の動画を紹介してみましょう!)

 

宣言:イエス様、あなたは私たちの罪を負って十字架で死んでくださいました。そして、3日目によみがえられ、そのみわざが確かであることを示してくださいました。イエス様、あなたを信じます。信じ続けます。