『神様からの“助けのロープ”』ルカ2:1~20より 2022年12月25日小山コミュニティチャペル礼拝
2022年12月25日クリスマス礼拝メッセージ 要旨
■『神様からの“助けのロープ”』
■聖書箇所:ルカ2:1~20
■中心聖句:ルカ2:11 今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
◇最初に聖書箇所をお読みください。
・突然ですが、ここには「プレゼント」がありますね!
・今日は、イエス様の誕生を祝うクリスマス礼拝。
・礼拝に続いてお祝いの時も持たれる。
・プレゼント交換(抽選会)も!
・そのようなわけで、プレゼントがたくさん用意されています!
・でも、プレゼント交換用のプレゼントだけではありません。
1.赤ちゃん、幼子は、神様からのプレゼントです!
・お父さん、お母さん、にとって、赤ちゃんが与えられるのは神様からのプレゼントです!
・でも、それだけにとどまるものではない。
・親族にとっても!社会にとっても!
・あかちゃんを、幼子たちを大切にしていきましょう!
・神様が大切にしておられるのですから。
・ところで、大人の皆さん、いつから大人しているんでしょうか?
・あなたも、赤ちゃんだった!幼子だった!
・あなたも、神様からのプレゼントだったのです!
2.あなたは、神様からのプレゼントです!
・あなたのいのちは、神様が与えてくださったものです。
・皆が、赤ちゃんを大切に思うように、それ以上に、神様はあなたのことを大切に思っておられます。
・ときに、私たちはつらい中を通る。そして、思うようになる。「私は大切じゃない」
・知ってください。あなたは大切な人です。あなたは神様からのプレゼントなのです。
・ご両親にとって。家族にとって。あなた自身にとって。
・ここには、プレゼントがいっぱいある!
・もう一つプレゼントがあります。
3.救い主イエス様は、神様からのプレゼントです!
・一人の人が旅をしていました。
・もう少しで目的地へ到着、というところまで来た。
・深い谷に出くわしてしまった。
・とても渡れそうにない!
・おまけに谷の向こう側は、ずっと高い!
・「ここまで来たのに・・・」と旅人はあきらめモードに。
・その時、谷の向こう側から声が。
・「おーい、こちらからロープを投げるぞ。それを体に巻き付けるんだ。こっちから引っ張ってやるぞ~」
・!!!
・旅人は言われたとおりにして無事、谷を渡り、旅の目的地にたどり着くことができたのでした。
・救い主イエス様は、助けのロープなのです。救いのロープなのです。
・聖書は教えています。人は神様と歩まなければ幸せになれない。しかし、人は罪があり、神がわからない。
・どうしたらいいのか?谷の前で立ち尽くす旅人と同じ!
・救いのロープが来た!
・救い主イエス様が来た!
・それが、クリスマス!
・イエス様は、神であられたのに、人としてお生まれになった。
・罪のない歩みをされ、しかし、十字架の上で人類の罪を背負って死んでくださった。
・私たちが罪、赦され、神とともに歩めるように!神とともに幸せに生きられるように!
・神様からのプレゼント、感謝しましょう!
・赤ちゃんを、幼子を!あなた自身を!そして、救い主イエス様を!
・神様の恵みと救いが、あなたに実現するクリスマスとなりますように!
■宣言:神様、私たちを救うために、救い主イエス様を送って下さり、ありがとうございます。イエス様を、私の心にお迎えします。神様、あなたが用意してくださっている恵みと救いが実現するクリスマスとなりますように!
付録
■主要観念:クリスマスにお生まれになった救い主イエス様は、神様からのプレゼントです。
■目的:イエス様は、自分あての神様からのプレゼントであったことを知り、神様に感謝すべきである。また、その目的は、救い(神との交わりの回復)のためであったことを知り、救いをいただくべきである。
『“世界で初めのクリスマス”に招かれたのは?』ルカ2:1~20より 2022年12月18日小山コミュニティチャペル礼拝
2022年12月18日礼拝メッセージ 要旨
■『“世界で初めのクリスマス”に招かれたのは?』
■聖書箇所:ルカ2:1~20
■中心聖句:ルカ2:8~9 さて、その地方で、羊飼いたちが野宿をしながら、羊の群れの夜番をしていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。
・イエス様の降誕において欠かせない役割を果たしたのは誰だったでしょうか?
・それは、羊飼いたち!
・今日は羊飼いたちに焦点を当ててクリスマスを味わっていきましょう。
◇聖書箇所をお読みください。
・第一番目のポイントは・・・
1.最初のクリスマスにおいて、羊飼いたちは大切な役割を果たしました!
(あ)御使いからの知らせの受取人となった。(:9~12)
(い)天の軍勢による賛美コンサートの聴衆となった。(:13~14)
(う)生まれたばかりの救い主イエス様を捜し求め、見出しました!(:15~16)
(え)御使いを通しての神様からのメッセージと、天の軍勢による賛美について知らせました!(:17~19)
(お)御使いからの知らせと見出したことがぴったりだったので、神様を賛美した。(:20)
・羊飼いたちは、世界ではじめのクリスマスをお祝いした!
・救い主イエス様の誕生を一番乗りでお祝いした!
・なんと重要な役割を果たしたことか!!
・イエスの両親、ヨセフとマリアにとっても驚くべき励ましだったことだろう!
・羊飼いたちが大切な役割を果たすことができた理由はなんでしょうか?
・:15~16 御使いたちが彼らから離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは話し合った。「さあ、ベツレヘムまで行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見届けて来よう。」 そして急いで行って、マリアとヨセフと、飼葉桶に寝ているみどりごを捜し当てた。
2.羊飼いたちが大切な役割を果たすことができたのは、良い決断をし、そして、良い行動をとったからだったのです!
(あ)まずは、一般的な教訓を学び取りたい。
・「さあ、行ってみよう」、「見届けて来よう」
・良い決断!そして、良い行動!
・あなたの決断はあなたの人生を形作っている!
・あなたは、あなたの決断の積み重ねでできている!
・良い決断ができるよう心がけていきましょう!
・「急いで行った」、「捜し当てた」
・そして、行動に移しましょう!
(い)信仰的な教訓を学び取りましょう。
・神様が教えてくださったことに対して良い決断をしましょう!行動しましょう!
・神様が導いてくださったこと(そのように思えたところから)について、決断していきましょう!
・神様はうながしを与えてくださることもある!決断していきましょう!
・「さあ、行ってみよう」、「見届けて来よう」 ・「急いで行った」、「捜し当てた」
・ちなみに、性格はさまざま。優柔不断タイプの人もいていい!石橋をたたいて渡る人もいていい。石橋をたたいて壊してしまうときがあってもいい!大切な神様からのサインに対しては決断を!行動を!
・決断と行動。大切。とは言え、さらに突っ込んだ原因に目を留めるべきです!
3.羊飼いたちが大切な役割を果たすことができたのは、神様が羊飼いたちを選んでくださったからなのです!
・:9~10 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。
・神は羊飼いたちを選ばれた!そして、御使いを遣わされた!世界で最初のクリスマスに招いてくださった!
・それが始まり!
・神の選び!
・なぜ羊飼いたちが選ばれたのでしょうか?
・彼らは普通に考えたら選ばれそうにない人々だった。
(あ)社会的に。
・ヨセフとマリアがそうだったように、みな住民登録に出かけていた。
・羊飼いたちは?
・彼らは除外されていた。数に入れてもらえなかった。
・羊飼いとしての仕事のゆえに無視されていた。
(い)宗教的に。
・野宿での仕事のため、神殿での儀式に参加できなかったらしい。
・ユダヤ教から破門されていたらしい、との情報も。(榊原師 ルカ講解 P42)
・神様はあえて、そのような羊飼いたちを選んでくださった!
・特別ご招待!
・なぜ羊飼いたちが選ばれたのでしょうか?
・それは、このクリスマスの物語に接した人が、「私のことも神は選んでくださるかも」と思えるためにであったのです!
・この物語を聞いてくださっている方に知っていただきたい。
・神は、あなたを選んでくださっています!招いてくださっています!
・今、この話に耳を傾けてくださっている「あなた」のことを!
・神は救い主イエスを、2000年前に遣わして下さいました!イエス様は、罪なき歩みをされ、その上で十字架で私たちの罪を代わりに負ってくださいました。三日目によみがえられ、救いのみわざが確かであることを示してくださいました。どんな罪も赦され、神とともに歩むための救いの道が用意されたのです!
・神様は準備万端整えて、そして、あなたを招いておられます!
・羊飼いたちは決断しました。「さあ、行って見届けて来よう」
・あなたもイエス様の救いをいただきませんか?
■宣言:神様、あなたは人々から見捨てられた羊飼いたちを選び、世界ではじめのクリスマスに招いてくださいました。それは、このクリスマスの物語に接する者が神様の選びと招きにあずかるためでした。私は、神様の救いへの招きを受け止めます!イエス様、あなたを信じます!
付録
■主要観念:神は、人々から見捨てられたような羊飼いたちを選び、世界ではじめのクリスマスに招いてくださった。
■展開:ストーリーより。①羊飼いの活躍。②その理由は、羊飼いたちの「決断と行動」。③さらに深い理由は、「神による選び」。
『”自然”と”超自然”がブレンドされたクリスマス』ルカ2:1~20より 2022年12月11日小山コミュニティチャペル礼拝
2022年12月11日礼拝メッセージ 要旨
■『自然と超自然がブレンドされたクリスマス』
■聖書箇所:ルカ2:1~20
■中心聖句:
①ルカ2:11 今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
②第二コリント5:21 神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。
・聖書箇所をお読みください。
・今日の聖書箇所を読んで気づくこと。
・「自然」と「超自然」という対立するように見えることがらが共存している!
・今日の主題はこうまとめることができる。
・“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”の誕生は、それにふさわしく、「自然」と「超自然」がブレンドされた出来事でした。
・どういうことでしょうか?
1.イエス・キリストの誕生は、「自然」な出来事でした。まことの人であられたゆえ。
(あ)時代背景
・:1 「皇帝アウグストゥス」:前31年~後14年在位。ローマの初代皇帝。「オクタヴィアヌス」のこと。
・:2 「キリニウス」シリア州総督。
・昭和39年6月21日と言えば、私の誕生日。
・この記事風に言えば、「昭和天皇存命中、池田勇人(はやと)総理大臣在任中の「国勢調査」、というところか。
・特筆すべきこととしてはローマ帝国による「ローマの平和」の時代だったということか。
・ユダヤ人たちにとってはローマ帝国の支配下にあり、屈辱の中。
・この時代に生まれた多くの人々がいた。自然なこと!
(い)地理的
・:2 「キリニウスがシリアの総督であったときの・・・」 ローマ帝国シリア州。現在のシリア・アラブ共和国およびレバノン、ヨルダン、パレスチナ、イスラエルを含む地域。
・ヨセフとマリア、ガリラヤのナザレからユダヤのベツレヘムへ。直線距離約100キロか。
・栃木の田舎から東京へ、というところ! 今も当時も田舎は田舎、都会は都会。それぞれ良くもあり悪くもあり。
・自然なこと!
(う)ヨセフとマリアの状況。
(う)-① 社会的な義務 ・住民登録の義務。今と同じ。
・登録ではないが、役所にお世話にならなければならない。ちょっと面倒。(年末調整、確定申告、…)
(う)-② 人生における重要な場面 ・結婚、出産。 ・自然!
(う)-③ 人生の3つめの「まさか」! ・旅行中に出産! ・普通ではないが、自然!
(う)-④ 危機的状況!
・産気づいているのに、宿がない! ※甥っ子が熊本から東京へ。ホテルの予約が取れないまま、飛行機に。
(う)-⑤ 間一髪の解決! ・家畜小屋での出産。 ※甥っ子は、東京の息子のところに泊まれることに!
(う)その他、忙しさ、いらだち、不和も。もちろん、ホッとしたり、安心したり、喜んだり。
・どれも、人生の中の一場面。自然なこと。日常のこと。
・救い主イエス様も、同じところを通られた。自然な誕生を迎えた。
・人、であられた!
2.イエス・キリストの誕生は、「超自然」の出来事でした。イエスは神であられたゆえです。
・8節までは自然なこと。羊飼いたち、野宿で夜番を。その後から大きな変化が!
(あ)天使が現われた!主の栄光が回りを照らした!メッセージが伝えられる。10節~12節。
・どんな姿?どんな輝き?どんな声?何語? ・わからない!超自然!
(い)13~14節 天の軍勢の賛美!!大合唱!
・どんな響き?アカペラか?伴奏もあったのか?ユニゾン?ハーモニーは? ・わからない!超自然!
(う)羊飼いたちの訪問
・羊飼いたち、見届けて来よう!15節
・マリアとヨセフと飼葉桶に寝ているみどりごを捜し当てた!16節
・17節 羊飼いたち、聞いたことを知らせた。18節 驚き! 19節 マリアは心に納め、思いを巡らした、と。(マリアからルカへと引き継がれたのか)
・20節 賛美しながら帰って行く羊飼いたち。 ・これも超自然!
・神が人となられた。それがイエス・キリスト。聖書はそう教えている。
・自然な出来事とともに超自然が組み合わされている。
・ある人は言うかもしれない。「良くできすぎている!」 なぜ?「事実」だったから!
・“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”の誕生は、それにふさわしく、「自然」と「超自然」がブレンドされた出来事でした。
・その理由を掘り下げてみましょう。なぜ、自然と超自然か?なぜ、救い主は人であり神である必要があるのか?
3.人類の罪を負ってくださる救い主の資格は、①私たちと同じ人であることであり、また、②罪なき神であるお方であることであったのです。
・“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”
・第二コリント5:21 神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。
・人類の罪を負う者・救い主の資格は?
・資格①人である必要がある。身代わりとなるため。
・「罪を知らない方」、「方」、「お方」、「ひとりの人」 ・身代わりになるには同じ立場でなければならない。
・人類の罪を負うというのならば、人である必要がある。(家畜では不可。神が負うことも不可。)
・ヘブル2:17 …イエスはすべての点で兄弟たちと同じようにならなければなりませんでした。それで民の罪の宥めがなされたのです。
・人だけが身代わりになれる。 ・それがイエス様!
・資格②神である必要がある。罪がないお方でなければ。
・身代わりになれるのは罪がない方でなければならない。
・誰一人としてその資格を持つ者はいない!
・人となられた神だけが身代わりに罪を負うことができる! ・それがイエス様!
〈まとめ〉
・クリスマスは不思議な出来事。不思議が必要だったのです。あなたの救いのために!
・第二コリント5:21 神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。
■宣言:イエス様、あなたは、私たちの罪を負うために、人となられ地上に来て下さいました。イエス様、あなたの誕生を、恐れと感謝をもって受け止めます!
付録
■主要観念:“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”の誕生は、それにふさわしく、「自然」と「超自然」がブレンドされた出来事でした。
■展開:
「どういう意味か」(説明)
(あ)“人類の罪を負うべく遣わされたイエス”→第二コリント5:21
・人類の罪を負う者・救い主の資格。
①人である必要がある。身代わりとなるため。
②神である必要がある。罪がないお方でなければ。
(い)人である。→自然な誕生、生き方。
(う)神である。→超自然な誕生、生き方。
『預言されたとおりに病を癒されたイエス様』マタイ8:16~17より 2022年12月4日小山コミュニティチャペル礼拝
2022年12月4日礼拝メッセージ 要旨
■『預言されたとおりに病を癒されたイエス様』
■聖書箇所:マタイ8:16~17
■中心聖句:マタイ8:16~17 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」
・先々週までペテロ第一の手紙から学んできました。
・預言者が、キリストの苦難と栄光について聖霊により教えられ、預言したことを見てきた。
・彼らは、さらには誰のことか、いつのことか、調べた(1:10~12)ということを学んだ。
・旧約聖書Tは、やがて救い主が来られる、と教え、新約聖書は、救い主が来られた、と教えている。
・前回はイエス様の誕生が預言されていたことを学んだ。
・しかし、イエス様は誕生を預言されていただけではない。
・では?
◇聖書箇所をお読みください。
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・:16 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。
1.イエス様は、地上を歩まれた間、悪霊に束縛されていた人々を解放してくださいました。また、病で苦しむ人々を癒やしてくださいました。
・この箇所は、イエス様のみわざが要約されている記事。
・:16 主のみわざ。悪霊の追い出し、病の癒し。
・マタイ5章~7章、山上の説教。8章から癒しのみわざが記録されている。
・ツァラアトのいやし。重い皮膚病。癒しを求めてイエスのもとへ。お心一つで、と助けを求め、癒された!
・百人隊長のしもべの中風のいやし。百人隊長がしもべの代わりに癒しを求めてイエスのもとへ。その信仰を称賛していただく!そして、癒していただいた。
・ペテロのしゅうとめの熱病のいやし。イエス様が直接、癒してあげた。
・そして、今日の箇所。
・福音書には多くの悪霊からの解放、病の癒しが記録されている。
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・:16~17 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」
2.イエス様のみわざ(悪霊からの解放、病の癒し)は、預言者イザヤによるメシア預言の成就でした。
・イエス様のみわざの意義が記されている。
・:17 預言の成就であった。イザヤ53:4 「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」
・代わりに病気になってくれた、ということではない。そのような記述はない。
・取り去ってくださったことを意味している。
・前回はイエス様の誕生は預言されていたことを学んだ。
・今日はイエス様のお働きも預言されていた、ということ!
・イザヤは紀元前700年頃。
・700年前から預言されていた!!(先週学んだ)誕生も!そして、(今日、学んでいる)お働きも!
・イザヤは、神様から預言の言葉を与えられ、告げ知らせた。記録した。そして、調べた。だれのこと?いつのこと?
・イエス様において、預言は実現した!!
~~~~~~~~~~~~~~
・それでは、イエス様において病の癒しが実現したことは分かったが、そこまでの話なのか?
・それで終わりではない!さらに重要な真理が込められていた。
3.イエス様は、悪霊からの解放と病の癒しを通して、ご自分が人類の罪を負い、罪の問題を解決する苦難のメシア・救い主であることを啓示してくださったのです。(参考 イザヤ53:5)
・この箇所では直接記されてはいない。
・しかし、当時のマタイの福音書の読者にとってはその結論は自然につながっていたと考えられる。
・マタイの福音書はユダヤ人向けに記された。旧約聖書の知識、信仰を持っていた。
・旧約聖書の代表的な書物と言えば、モーセ5書(創、出、レビ、民、申)や、詩篇、そして、イザヤ書、であったのではないか。
・根拠 使徒8:26~39 エチオピアの宦官の救い(ピリポによる伝道)。彼はイザヤ書を読んでいた!ユダヤ教への改宗希望者?イザヤ書を読むことを教えられていたと考えられる。
・イザヤ書、66章。その中心は53章ではないか。だからエチオピアの宦官は読んでいた!53:7~8!
・マタイの引用は53:4
・当時のユダヤ人たちにとっては、53:4「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」と53:5「しかし、彼は私たちの背きのために刺され、私たちの咎のために砕かれたのだ。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、その打ち傷のゆえに、私たちは癒やされた。」とは“ひとセット”!!
・イエスは病を負ってくれた→イエスは背きと咎をも負ってくださった!→イエスは苦難のメシア!救い主!
〈まとめ〉
・救い主イエスを信じましょう!
・信じているならイエス様の救いのみわざを心に留めましょう!礼拝しましょう!感謝しましょう!紹介しましょう!
■宣言:イエス様、あなたはイザヤが預言したとおりに、病を癒し、ご自分が救い主であることを示してくださいました。確かにあなたは救い主です!イエス様、あなたを信じます!信じ続けます!紹介していきます!
付録
■主要観念:イエスは、預言のとおりに、悪霊からの解放・病の癒しのみわざをなされたことを通して、ご自分が、人類の罪を負い、救いの道を開く救い主であることを啓示された。(一言で言えば「イエスは救い主」!)
■病の癒しについての覚え書き
・病の癒しは新約時代も限定的な祝福であるというべきだろう。
・イエス様を通しての癒し、弟子たちによる癒し、初代教会による癒し。しかし、病気がなくなってしまったわけではない。
・教会時代も限定的。
・完全な実現は、新しい天と新しい地において!そのときには完全な祝福が実現する!黙21:4 もはや死はなく、悲しみも、叫び声も、苦しみもない。
・癒しは第一義的にはイエス様が救い主であることのしるしだったということができるだろう。
『約束通り救い主を遣わして下さった神様』マタイ1:18~25、イザヤ7:1~17より 2022年11月27日小山コミュニティチャペル礼拝
2022年11月27日礼拝メッセージ 要旨
■『約束通り救い主を遣わして下さった神様』
■聖書箇所:マタイ1:18~25
■中心聖句:マタイ1:22~23 このすべての出来事は、主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。「見よ。処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。
・今日は「約束」の話。
◇聖書箇所をお読みください。
・この聖書箇所から学びたい第一のポイントは・・・
1.神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さいました!そのことは、イエス様の降誕の記事が証言しています。
・マタイ1:18~25 イエス・キリストの誕生の次第。
・マリア、聖霊によりみごもる。そのことが明らかにされる。(:18)
・ヨセフ、離縁を考え、悩む。(:19)
・ヨセフに、夢で天使を通してのお告げが。(:20~21)
・マリアを妻として迎えよ。
・その子は聖霊による。
・男の子。
・名をイエスとつけよ。
・この子はやがて、罪から救ってくださる。
・福音書著者マタイによる解説。 これは旧約聖書の預言の成就だ。(:22~23)
・ヨセフ、マリアを妻として迎える。(:24)子を産むまで彼女を知ることはなかった。(:25)
・男の子、誕生!
・イエスと名づけた!(:25)
・旧約聖書において、救い主の誕生が預言されていた。
・旧約聖書の目的の一つは、救い主が遣わされることを前もって知らせることだった。
・イエス様の誕生において、それは実現した!!
・世界の歴史は二分される。紀元前(BC)と紀元後(AD)。歴史を正確に捉え、研究するための指標。
・その中身は?キリスト誕生前(before Christ)とキリスト誕生後(anno domini ラテン語)!
・意味深いことではないでしょうか!
・神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さいました!そのことは、イエス様の降誕の記事が証言しています。
・:22 このすべての出来事は、主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。
・実際に旧約聖書の預言を読んで確かめてみましょう!
・イザヤ7:1~17
2.神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さいました!預言者イザヤを通して告げられた約束を調べるならその確かさを確信できます!
・預言者イザヤ、BC700年頃、活躍。
・イスラエル王朝時代(ダビデ、ソロモン、の時代)後、分裂。南ユダと北イスラエル。
・アハズ王は南ユダ王国の王。
・神、ヤーウェ信仰から離れてしまっていた。
・預言者イザヤが神から遣わされた。
・そのやりとりの一部がこの箇所。
・:14 は、メシア預言として受け止められてきた。
・不思議、神秘的な内容。
・ちなみに解釈も難しい。
・いずれにしても、イザヤは、神からことばを授かった。告げ知らせた。書物に記した。
・そして、尋ね求め、調べた。(第一ペテロ1:10~12より)誰のことか?どんな時のことか?そして、後の時代のため、と啓示を受けた。
・リアルな預言。不明瞭ではあるけれども。
・イザヤは、神からの言葉を受けた。告げた。記した。
・神は語られた。そして、実現した!イエスにおいて!
・神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さいました!預言者イザヤを通して告げられた約束を調べるならその確かさを確信できます!
・マタイ1:22~23 このすべての出来事は、主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。「見よ。処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。
3.神様は約束されたとおりに救い主を遣わして下さり、インマヌエル(=神、我らとともに)を実現して下さいました!イエス様を信じる者たちはインマヌエルを体験しましたし、それは今も実現し続けているのです!
(あ)イエス様の直接の弟子たちはインマヌエルを経験しました。
・イエス様のみわざ、教え、ご人格を通して。
・十字架、復活を通して。
・イエス様が遣わして下さった聖霊様によって。
(い)それ以後の、約2000年のキリスト教会の時代、イエス様を信じる者は、インマヌエルを経験してきました。
・第一ペテロ1:8~9 イエスを見ずとも愛しており、見ていないが信じており、ことばに尽くせない、栄えに満ちた喜びに踊っている。救いをいただいているので!
(う)今も実現していっている。
・あなたのうちに実現している!
(え)そして、これからも!
・あなたの上にさらにこれからも!
・これから信じる方々のうちに!
・神様に期待していきましょう!
・今は、まだ、罪の中にあるかもしれない。信仰とは無縁であるかもしれない。拒絶しているかもしれない。神様のときには、そういう方々がインマヌエルを経験する!
(お)完全な実現、それは新天新地において!
・黙21:3 見よ、神の幕屋が人々とともにある。神は人々ともに住み、人々は神の民となる。神ご自身が彼らの神として、ともにおられる。
■宣言:神様、あなたは約束されたとおりに救い主を遣わして下さり、インマヌエル(=神、我らとともに)を実現して下さいました!イエス様を信じ、インマヌエルの恵みの中に飛び込みます!とどまります!完成を待ち望みます!
付録
■釈義的観念:神は、約束されたとおりに救い主を遣わして下さり、「神はともおられる」(インマヌエル)の祝福へ導いて下さる。