2021年7月18日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『パウロの抱負に学ぶ-いちずに生きる』(ピリピ書講解説教第11回)
■聖書箇所:ピリピ1:18~20
■中心聖句:ピリピ1:20 私の願いは、どんな場合にも恥じることなく、今もいつものように大胆に語り、生きるにしても死ぬにしても、私の身によってキリストがあがめられることです。
・「人は誰かを変えることなんかできない。
おれはそう言った。
だが、よーく、覚えておけ。
お前らがまっすぐな思いで突き進むとき、
その姿はほかの誰を動かす原動力となる。」
・ドラゴン桜、最終話、阿部寛、扮する”桜木先生”のせりふです!
・いちずに生きる、いいですね。
・聖書箇所を読んでみましょう。
・内容的には、18b~26 「パウロの抱負」(宣教報告に続いて)
・今日は20節から恵みをいただいていきましょう。
・直訳的には・・・
・私の願い、それは、
・私が ・・・ 何事においても ・・・ 恥を受けず※1
・かえって
・キリストが ・・・ 公然と※2 ・・・ あがめられるように(大きくされるように)
ということです。
[いつもそして今も]、[私の身によって]、[生によっても、死によっても]
・※1 前田訳 わがあこがれと望みによれば、わたしは何にも恥を受けず、いつものように今もまた、全く公然と、生によれ死によれ、わが身によってキリストがあがめられましょう。
・※2 新共同 そして、どんなことにも恥をかかず、これまでのように今も、生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています。
・:20 私の願いは、どんな場合にも恥じることなく、今もいつものように大胆に語り、生きるにしても死ぬにしても、私の身によってキリストがあがめられることです。
1.パウロの願いは、自分自身を通して、キリストがあがめられることでした。なんとすばらしい願いでしょうか!
(あ)自分のために何かを求める。それはそれですばらしい。
・一途な生き方!心打たれる!
(い)何を求めているかが重要。
・パウロは、キリストがあがめられることを求める。
・イエス様の栄光のために一途に生きた。
・“すがすがしさ”さえ感じさせる。
・ところで、あなたはいかがでしょうか?
2.あなたは、「キリストがあがめられる」ことを、あなたの切なる願いとしているでしょうか?
・いろいろな答が返ってくるでしょう。
(あ)「ぜんぜんそのような生き方、できていません。」
(い)「願っていますよ。でも、切なる願いほどではありません。」
(う)「キリストがあがめられること、切に求めています。パウロにも負けないくらい切に求めています。」
・まず、自信を持っている方に聞いてみたい。
・「あなたは、イエス様があなたにしてくださったことに十分ふさわしく、イエス様があがめられることを求めているでしょうか」
・だれひとりとして、イエス様がしてくださったこと以上に応答できた人はいません!
・イエス様は、神であるお方にもかかわらず、人となってくださいました。
・父なる神様のみこころを一つももれることなく、実行されました。
・十字架の苦しみを味わい尽くしてくださいました。
・私たちの身代わりに、十字架の上で命を捨ててくださいました。
・「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか」と叫ばれました。事実、そうだったからです。
・誰一人として、「キリストがあがめられること」を十分に願い、生きることができた人は、できる人はいないのです。
3.あなたが、自分の足りなさを認め、いつもイエス様から「赦し」と「励まし」と「新しい力」をいただいているなら、あなたを通して、キリストが大きくされ(あがめられ)ていっているのです!
・しかし、あなたが、自分の罪を、弱さを、至らなさを認めるとき、流れは変わるのです!
・私は、自分中心で、自分のことにとらわれている。
・そして、イエス様を見上げます。
・イエス様、赦してください。励ましを与えてください。新しい力を与えてください。と祈る。
・赦される。励ましを受ける。新しい力をいただく。
・イエス様が大きくされている!
・イエス様があがめられる!
・偉大なことをした人、すばらしい。尊敬に値する。
・罪と無力さの中で、必死にイエス様にすがっている人、人は認めないかもしれない。
・しかし、神様の目は、その人に注がれているのです。
まとめ
・イエス様があがめられることを求めていきましょう。
・そうできない、そうしてこなかった罪を赦していただきましょう。イエス様の十字架の血潮により頼んで。
・主にあって立ち上がり、また、イエス様があがられることを求めていきましょう!
■宣言:神様、私は、「私の身によってイエス様があがめられること」を願いとしていきます。たびたび失敗し、そのたびに、イエス様から赦しと新しい力をいただくばかりですが、そのことを通してもイエス様が大きくされ、イエス様があがめられることを信じます。イエス様があがめられますように!
「教会の全ての働きが創造主、神様に栄光あれ!」
が主題として書かれていることは先生の心中からの願いであることを見て取れます。
正に末の時代を予感する地響きがひしひしと伝わってくる今の時代に、”始めは良かった”地を再創造される神様を広しめてくださるように祈ります。
多くの友がそれに唱和できるように、救われる魂の回復を祈ります。