2009年11月22日 礼拝メッセージ
■タイトル:『前進しよう!―その29 教会は、神様に信頼する者たちの群れ』
■聖書箇所:Ⅱ歴代誌16:1~14
■中心聖句:
主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。エレミヤ17:7
■神の家族について学んでいる。今日のテーマ、教会は神様に信頼する者たちの群れ!!
<聖書箇所の説明>アサ王、南ユダ王国3代目の王。南ユダ王国の王の中、優れた王だった。 41年間在位。
アサ王36年目の時のこと、イスラエル王バシャがユダに攻めてきた。(南ユダ王国と北イスラエル王国とは対立していた。)
アサ王はアラムの王ベン・ハダデに使いを。ベン・ハダデは北イスラエルに攻め入り、北イスラエル軍は退却。南ユダ王国は難を逃れた。
アサ王のところに予見者ハナニが。そして、神からのメッセージを。 7節「あなたはアラムの王に拠り頼み、あなたの神、主に拠り頼みませんでした。」 「あなたは、このことについて愚かなことをしました。今から、あなたは数々の戦いに巻き込まれます。」 アサ王は怒って、予見者ハナニをとらえた。
その後、アサ王は足の病気に、しかし、神に頼ろうとしなかった。 39年目。
41年目に亡くなる。
1.神様に信頼する者にこそ、神様の祝福が約束されている!
・エレミヤ17:7 「主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。」
・アサ王は神様に信頼せず、アラムの王に頼った。このことは神様のみこころにかなわなかった。
・神様に信頼することを、神様は喜んでくださる。
・私たちの神様への関係はどのようなものであるべきか。神様への信頼!!
・救いにおいて。成長において。問題の解決において。すべてにおいて、神様に信頼すること。
2.教会は、神様に信頼する者たちの集まりであるべき!
・個人として神様に信頼することにとどまらず、教会としても神様に信頼することが大切。
・教会は、神様に信頼する者たちの群れとなるべき。
・教会の要素、いろいろある。礼拝、成長、奉仕、交わり、伝道。しかし、神様への信頼が、そのすべての土台にあるべき。
3.祈りのうちに神様に頼れ!
・神様に信頼し、神様に頼る、どうしたらいいのか?
・助けを求めて祈る!! すべてのことにおいて!
・いくつかの言い訳。
「これはとても小さいことだから…」 それなら自分でやりますか?
「これはとても大きなことだから…」 なおさら主に頼るべきでしょう。
「こうすればいいのでしょう。わかってますよ。」 神様はあなたが頼ってくることを求めておられる。
「これは私の足りなさで起きてきたことだから…」 それが理由であっても、主に頼る方がいいのではないですか。
「忙しくて祈れません」 忙しさから抜け出せるよう助けを求める必要がある。
「実は、このことに関しては、神様に頼る必要がないと思うのですが…」私たちは本当に必要だとわかるまで神様に頼らない!(残念ながら…)
・主の導きに従い、主に頼ることから始められるよう神様に頼りましょう!
■宣言:神様、私たちは、何においても、何をするにも、あなたに信頼し、頼ります!
2009年11月8日 礼拝メッセージ
■タイトル:『前進しよう!―その28 教会は「祈りの共同体」』
■聖書箇所:使徒12:1~17
■中心聖句:
こうしてペテロは牢に閉じ込められていた。教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。使徒12:5
■目的宣言より「神の家族の交わりを大切に」
神の家族について学び始めた。
教会の土台、イエス様への信仰!
教会の本質について導かれていることを取り上げられれば。
<今日の聖書箇所の背景>
ペンテコステに始まったキリスト教会の歩み。
エルサレムから始まって諸教会が建て上げられていく。
教会に対する迫害も強まっていく。
ヘロデ王(ヘロデ・アグリッパ、イエス様が赤ちゃんの時、幼児を殺害したヘロデ大王の孫)は使徒ヤコブを殺害。
キリスト教に敵対していたユダヤ人たちがそれを歓迎したのを見て、次は使徒ペテロをとらえた。
教会はペテロのために熱心に祈り続けていた。(今日の中心聖句)
◇明日は処刑という前日の夜、ペテロは寝ていた。(!!)
み使いがペテロを起こした。
鎖が外れれた。
「帯をしめ、靴を履きなさい」というので言われるままに。
「上着をきて、私についてきなさい」ついていった。
夢か幻なのかと思いながら。
第一の衛所、第二の衛所を通り過ぎ、町に通じる鉄の門の前にまで。
門が開いた。
外へ。
ある通りまで進んでいくと、ペテロ一人が残された。
ペテロはわれに返る。
「今、わかった。主はみ使いを使わして、私を救いだして下さった」
◇ペテロはマルコの母マリヤの家へ。
戸をたたくと女中のロダが。
しかし、ペテロと分かると戸を開けもしないで中へいってしまった。
ちっとも戸をあけに来てくれない。
なんと、家の中ではこんな会話が。
「ロダ、あなたは気がくるってしまったのだ」
ロダは本当だと言い張る。
「彼のみ使いが来たのだ」(ということはペテロは処刑されてしまったとうことか?)
◇でもだれかが気付いた。
戸をたたく音がする。(これは想像)
戸をあけた。
そこにはペテロが!!
1.教会は「祈りの共同体」!
・教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。(12:5)
・神様は教会の祈りにこたえて、ペテロを救出してくださった。
・神様は教会が祈りの共同体となることを願っておられる。
教会は祈りの共同体であるべき。
教会が神様に祈りをささげていく中で、神様のみこころが実現していく。
・教会は祈りがなければ存在しない!
ペンテコステを待ち望むときしかり。(使徒1:14)
ペンテコステ直後のしかり(使徒2:42)
4:24~31 迫害がはじまって
6:4 使徒たちの務め「祈りとみことば」
7:60 ステパノの殉教 最後の祈り (サウロの回心に大きな影響を与えたと思われる)
・祈りがなければ教会は死んだものになってしまう。
祈りがなかったからというわけではないが… サルデスの教会 「あなたは、生きているとされているが、実は死んでいる。」(黙示録3:1)
・教会が祈りをささげていくとき、神様のみこころが実現していく。
ヨハネ14:12 私を信じる者は私の行うわざを行い、それよりもさらに大きなわざをおこなう。 続けて13節 あなたがたが私の名によって求めるものはなんでもそれをしましょう。
マタイ7:7 求めなさい。そうすれば与えられます。
2.祈って、従っていこう!
・それなら祈りだけでいいのでしょうか?教会は祈っていればそれでいいのでしょうか?もちろん、祈りだけでいいとは言えない。 実践。歩み。行動。これらも必要。
・神様が願っておられるあり方。
それは、神様への祈りを第一とし、そして、祈りの中で与えられる導きに従って、行動していく教会となること。
・聖霊様に導かれた祈りがあるところでは、主のみこころに沿った歩みが付いてくるはず!!
・神様への祈りを第一とし、また、正しい祈りをささげていくことをめざしていきましょう。
なぜなら、祈りの中で聖霊様が一歩一歩私たちを導いてくださるから!!
〔・気をつけるべきこと。「祈っているから他はどうでもいいんだ」と自分を正当化することがないように。いつも、へりくだって、主のみこころを求め続け、従い続ける。「祈っているんだからいいんだ」と言って責任を負うことから逃げるための言い訳にしないように。主に従う者となる。〕
・今日の聖書箇所で言うなら、戸をあけることが我々の実践といえるのではないか。
3.祈りについて心に留めるべきこと
①祈りは神様からのプレゼント。賜物。
②祈りは神様との会話。交わり。
③イエス様のみ名によって祈る。
④祈りにおいて無力であることを認める。(ローマ8:26 御霊は弱い私たちを助けてくださる)
■宣言:神様、あなたの助けをいただき祈っていきます!私たちの教会を祈りの共同体としてください!
参考箇所
使徒12:1~17
Ⅰテサロニケ5:17 絶えず祈りなさい。
ローマ8:26 御霊なる神が祈りを助け導いてくださる。
マタイ6:6 父なる神様のご臨在を認めて
マタイ7:7 神様は確かに祈り答えてくださると信じて
マタイ6:9~13 主の祈り