P突堤2

「でにをは」別口入力・三属性の変換による日本語入力 - ペンタクラスタキーボードのコンセプト解説

全ては仮定の話

2016-07-28 | 当ブログの基本的な考え方・方針・見解
このブログでは「画期的な日本語入力方式」「ユニークで新しいアイデア」などといわんばかりに鼻息荒く勇み立って解説をしておりますが、肝心の裏付けらしいものはまだ一切なく、現段階においてはただの想像の産物に過ぎません。
とりわけペンタクラスタキーボードの大前提とでもいうべき「五角形のキー(クラスタキー)については実際の製品で同様のモノの存在は聞いた事もなく、4方向(8方向)のキーが存在するからと言って単にその延長上でできるだろうという簡単な話ではありません。
現に5方向に押下方向のあるキーなどが今まででていないということは設計・製造の現場にいる人に言わせると「机上の空論であることを自ずから察してくれよ」と言われているのと同義であると悟るしかないでしょう。

つまるところ、アイデア先行で見切り発車させてしまった感は拭えません。足元がいつ揺らいでしまうかもわからない危ういコンセプトです。
でも、そんなことにメゲている場合ではありません。もし実現できなければバラけている方向キー(プレイステーションのように)みたいにしてしまえばいいですし、特許・実用新案のことはよくわかりませんが5角形のキーそのものを包括的にカバーする適用範囲の広い権利が仮にでも存在しない限り、回避手段はいかようにでもあると思います。
大事なのはニーズがある・必要性があることを理解してもらうということで、先走って実現性にばかり気を取られている段階ではないということです。気長に技術の進歩を待って、新しい需要を掘り起こしてもらえるようにペンタクラスタキーボードのコンセプトをブラッシュアップしていればいいのだと思います。

5角キーのメカニカルなこと以外にも、「でにをは」別口入力では「~なのは」のように要素が複合した語の場合はどうするのかとか、三属性の変換にうまく分類できない語句があったり、属性をまたがる語句の変換はどうするのかなど問題は山積しておりますが、あれこれ想像できる余地が沢山ありそれはそれで楽しいものです。
基本コンセプトをまだまだ余白の多いキャンバスに書き込む作業は非常に面白く、ビギニングフェイズならではの興奮があります。全ては仮定の話とありますが、ものごとの立ち上げはそもそも仮定のところから始まるのであり、今まさに体全身で「仮定の塊」を体現しているところなのであります。

「先ず魁より始めよ」…この言葉を胸に、できるところから挑戦していきたいと思います。

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