「ここは、どこ? なんでいったい…ヒロム! リュウさん! いないの??」
「女、お前は誰だ? ・・映司はいないのか…。」
「ここは、確か…聖エルミン学園…。通称“セベク事件”の舞台となった学校だな」
悪魔召喚プログラムの装備された、スマートフォンで位置座標を確認した男がつぶやく。
「それは、デジタルデビルストーリーの舞台だね。“地球の本棚”でも『不確かな出来事』とされる領域だ」
「トトトトレビアーン。あなたは確か、デビルバスターでしたね。再びあえて光栄です」
「エンター、あなたの仕業なの?」
「なんでも私の責任にはしないでほしいですね、イエロ・バスターのお嬢さん」
「『亜空間』、『悪魔召還プログラム』どちらもこの世界とは“少し隣の世界”。かき回した存在がいるようだね」
「あなたはフィリップさんでしたね。さすがに回転が早い。誰かとは違う」
「エンター、誰かって私のこと??」
「さっき倒したヘンな生き物が残したメダル…マッカとか言うらしいが…あれはセルメダルより使える。
こいつらを利用して、あれを集められれば…」
教室の塗装を少しずつ進めねば・・
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