しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

心にいつもパラレルワールド

2014-09-14 10:48:13 | 日記
9月は連休があるけど、
勤務校は二期制なので、今が学期末で忙しい。
連休も評価評定や所見の仕事が・・・。

ああ!今日は松江に行きたかった・・。
今日の夕刻、佐野史郎さんと山本恭司さんの「望郷」の朗読ライブが今年も松江で行われる。
小泉八雲の「怪談」と、昨年は佐野さんのオリジナルの物語もあった。
昨年のお寺での朗読ライブは鳥肌ものだった。
徐々に暮れていく空の色や、どんどん秋らしくなっていく風、
そして朗読中の、
この世のものでないもの(?)がその会場にいるような空気感。
あの感じは忘れられないなあ。
野外っていうのがよりいっそう良かったんだよなあ。


昨年、会場で一緒になった神奈川の方は、
7月のギリシャ朗読ツアーに引き続き、
今日もやっぱり松江に行ってらっしゃるらしい!!
本格的ファンって凄い!


今年は公共施設の中で行うみたいだから、
昨年のような一種異様な雰囲気にはならないだろうけど、
とにかく、朗読そのものがすごい。
佐野さんの鬼気迫る朗読は何度聴いてもいい。
そして山本さんのギターも欠かせない。
来年はもう一度絶対行こう。



明日搬入でステンドの展示会があるので、
昨日はギリギリ駆け込み制作の人たちで小さなガラス工房は大変なことになっていた。
いつもなら、何となくおしゃべりしながら制作するけど、
誰にも話しかけられる雰囲気ではなかった。

私は出品するものは決めていたので、今回は出さないものを制作していた。

ポピ族の神話をモチーフにして制作したパネルが過去にあるけど、
今度はエジプトの神話や壁画をモチーフにした横に広いパネルにした。
ガラスも、壁画をイメージさせる退色したような淡いものを購入。
制作している他の生徒さんから、
「選ぶモチーフにロマンがあるねえ。」と言われて、
そうなのか、これってロマンティックなのかと思った。
他の人は、花とか、動物とかがほとんどだから確かに違うといえば違う。


小泉八雲の「怪談」にしても各民族の神話にしても、
地に足がついてない。そういうものは面白い。
怖いもの(でも、ただ怖いだけは嫌!)や神話は、昔から好きだった。
あるのかないのかわからない、パラレルワールドのような世界観。
まあ、子どもはたいてい不思議なものが大好きだ。
そして、好きなものはどうやら一生変わらない。


小さい頃に接したもので、こうやって自分の人生が彩られるのだろう。
早く仕事終わらせて、心をパラレルワールドに飛翔させてやりたい・・・。