しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

次のステージ

2013-03-24 19:32:52 | 日記
来年度からは減額されるリフレッシュ補助券がまだ使えていない。
有効期限は3月31日まで・・・・14000円分、去年はムダにしてしまった。
今年こそ!!というわけで、きちんと活用したい。
補助券が使える施設を調べ中。

職員旅行に行っていたときは、その時の資金として補助券を使っていたけど、
今年度は行ってないからそのまんま。もったいない。
1年間、休みの日だって部活やら残務処理で遊びに行く暇もなかった。
年度きりかえの今がチャンス!
私だけかと思ったら、他の先生もみんな同じみたいで、
どこで使えるのかということが最近の話題。


とはいえ。
日曜日だけど、1、2年の先生方は結構来ていた。
要録を仕上げるためだ。
朝、眉間にしわを寄せてやってきた先生、
早速、書く欄を間違えて、「げ!」となっていた。
疲れているときにやるもんじゃない。
春休みだって、もう新年度準備に入らなければいけないし、
休めるときってない。
でも、上手に休んで、遊びに行って、ということは大切だと最近は思う。
心に、新しい風を入れ、風通しを良くしてあげないと、
不満や不安や、そういうもので心が澱むような気がするのだ。

どんなところで、どんな人と働いていたとしても、
すっきりとした心持ちで仕事をしていたい。
それが自分のためでも、周囲のためでもある。


生徒からメール。毎日1~2通くらい来る。
クラスの何人かでカラオケに行ったよ!というたわいないものも。
複数の生徒から、同じプリクラが送られてきたりしてて、
一緒に遊んだ子たちが、別々に送ってくれている様子。

目が加工されてマンガみたいにでっかいし、唇がピンク色・・・
お化粧機能、最近のプリクラ凄い。
しかし、男子の顔が怖いことになっていて、笑う。


そういうたわいないのもあれば、ちょっと聞いてよ!的なのもくる。
昨日来たやつ。

昨日、入学者説明会があった生徒からのメール。
髪の色のことを高校の先生にこっぴどく注意されたらしい。
この子は中学時代も相当に派手だったから仕方ないなーと思ったけど、
同じ中学から行った別の子も「爪が長い」「態度が悪い」と怒られていたという。
まるで重箱の隅をつつくように、あらゆる子に文句をつけて怒ってたから笑えた、
と、メールをくれた子が言っていた。

「なんかこの高校、まるで少年院みたい。」とも書いていた。
「中学は楽しかったわ、
先生たちは私たちのこと、一生懸命わかろうとしてくれたもん。」
と最後締めくくっていた。



義務教育って、全人教育だからね・・。
高校は義務じゃない分、去る者拒まず、のところもあるし。
義務教育から解放された!って思ってる生徒もいるかもだけど、
更に厳しい世界への旅立ちなんだよね、実は。




爪のことを注意された子、とっても真面目でおとなしい子だ。
美術部だったから良く知っている。
緊張すると表情が強ばって無愛想に見えるときがあるから、
「態度が悪」くみえたのかもしれないけど、「超」がつくほど内向的なのに、
「高校生になったら私すぐバイトして洗濯機を買いたい、
祖母が使っていた洗濯機が壊れたままだから。」
ということを普通に言う、大変心優しい子である。


高校の先生も、最初に厳しくしておかないとこの子たちつけあがるから、
と思ってるのかもしれないけど、無闇やたらにしかりとばすのはどうかと思った。
生徒たちはみんな緊張して不安いっぱい。
高校って、中学生にとっては大人の世界に見えるのよ・・・・。



メールをくれた生徒は気が強いタイプなので、高校の先生に対して、
「へー!先生は人をそうやって外見で判断するんですか!
まるで、白人が黒人を差別してるみたいに!」と啖呵きってきたらしい・・・・・・。

「自分が言ったことには後悔はしてないから。
でも、先生、もし高校の先生に私のことで呼び出されたらほんとにごめん!」とも書いていた。

あんまりひどいから中学の先生を呼ぼうかしら!と高校の先生に言われたらしい・・。


「気持ちはわかるけど、高校の先生も好きで言ってるわけじゃないだろうから、
これからの高校生活で自分のいいところをしっかり見せていって、
外見だけで判断されないようにしていかなきゃね、
無闇に怒ったことを先生が後悔しちゃうくらい、いいところを見せていこうよ。
まあ、最初は外見で判断せざるを得ないところもあるから、歩み寄り第一弾として、
入学式はなんとか黒髪で行けるように染めてみたら?」と返信した。

高校の先生が中学の先生を呼び出すことなんて無いと思うけど、
もしあったら、この子の良いところをたくさんアピールして来ようと思う。


まあ、高校の先生ともしっかり人間関係を作っていけば、
先生も彼女のいいところにもきっと気づいてくれるはず。
友達思いなところ、よく考えるところ。
「入学式は黒髪で行くよ。」と約束してくれた。
そうやって、一歩一歩、歩み寄っていくしかないか。


午後に、元クラスの生徒数人が学校に来る。
29日に海外に引っ越して行く元クラスメイトに寄せ書きを渡したいそうで、
先生も書いて!とのことだった。

卒業してから、このクラスのつながりもなんだか深まっている感じがする。
LINE上でもうちのクラスのグループがあって、
常に誰かが会話しているとのこと。
まだ、高校が始まっていないから、不安なんだろう。
始まっても、しばらくは不安だろう。

でも、最初から楽しい高校なんてない。
自分で楽しくなるように工夫して行かなきゃいけないと。
この高校で良かった!と思える3年間にして行って欲しい。


自分で自分の人生を作っていくっていう、次のステージに、
生徒達は入ったんだなと思う。
私も、しんどいしんどいばっかじゃなくて、
「しんどい」をコントロールしながら、楽しみをたくさん見つけていく人生でありたい。








































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