10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

LX90GPS-20での問題点

2008-07-03 23:26:11 | 機材
何度か新しい望遠鏡で観測してみましたが、やはり色々問題点が出てきました。

1)この時期1時間も外に出していると、露が降りて、望遠鏡がべちょべちょになる。
 >自作フードで対応する予定
2)ピント合わせは接眼レンズ横のダイヤルで行うのだが、これは触るだけで星像が大きく揺れ、ピント合わせどころではない。
 >ダイヤルを触ることなくピント合わせができる「マイクロフォーカサー」という物があるが、44000円もする。
3)アダプターに一眼レフを取り付けると、その重量で星が逃げていく。
 >バランスを取るための、バランスウエイトが必要。
4)これは驚いたのだが、経緯台で長時間露光をすると、視野が回転する。(低倍率の場合)

4)は赤道儀では無かった現象だけに、困ったことになりました。デジタル撮影のノイズ対策として、枚数を重ねてコンポジットをする事もあるかと思いますが、一定方向へのズレは対応できても、回転した画像をぴったり合わせるのは厳しいです。やはり、赤道儀の1軸回転と経緯台の2軸回転の違いでしょうか。

追尾精度を考えても、将来的には赤道儀オプションを導入する必要性が出てくるかもしれませんが、赤道儀ウエッジとウエッジアダプタープレートを購入すると48000円ほどの出費になってしまいます。

と、まあ問題点は、何を使っても出てくるもので・・・
以前のED81S+GP2赤道儀に比べると、使い勝手が大幅に改善された事には変わりありません。