10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

木星拡大撮影

2008-07-13 11:46:52 | 惑星
やはりこの時期、主役は木星ですね。

今回、惑星撮影での一番大事な要素はシンチレーションだと理解しました。これが星雲となると、シーイングという事になるのかも知れません。天城高原はやはり北が明るいです。北方面の観測には不向きかも・・・

木星の拡大撮影です。今回は大赤斑が写っていますね。縞模様もリアルになってきました。コンポジットするともっと浮き出てくると思いますが、やり方がまだよくわかりません。

右に衛星のイオ(たぶん)が写っています。

<jupiter>
08.07.12 24:30/天城高原
LX-90GPS-20/9.7mmアイピース/F6.3レデューサー/OLIMPUS E-410/露光1sec/ISO800
Photoshop CS3 アンシャープマスク処理 レベル補正



月直焦点

2008-07-13 11:36:21 | 
月が沈むまでの間、直焦点で月の撮影をしました。

ガスは多かったのですが、風はほとんど無風で、シンチレーションはかなり良いようです。これまでで最もシャープな月が撮れました。(望遠鏡を覗いても、大気の揺らぎはほとんどありません)

<moon>
08.07.12 21:30/天城高原
LX-90GPS-20/直焦点/F6.3レデューサー/OLIMPUS E-410/露光0.5sec/ISO400
Photoshop CS3 アンシャープマスク処理

初遠征

2008-07-13 11:23:48 | 観測日記
昼間は晴れているとは言え、薄雲の広がる天気。しかし、天城高原はガスも少ないかも・・・という事で、初めての遠征に行ってきました。しかし、薄明るい19:30の時点で、月が南中。さすがの天城高原も空は白々しており、木星やアンタレスがやっと見える程度。なんとか月が沈むまで粘ろうと、セッティングを始めました。

駐車場には先客がいましたので、挨拶だけして、距離を置いたあたりに場所を確保。



椅子に座っているのは幽霊ではありません。月明かりでの撮影なので、1分の露光です。

待っている間は、ヒマでヒマでしょうがなかったのですが、時折、森から聞こえる「ギェ~」という正体不明の生物の奇声や、「がさごそ」という足音に戦々恐々としていました。(明らかに何者かの足音がすぐそこから聞こえるんです・・・この辺は鹿の生息地なので、たぶん鹿でしょう)

月が沈んだのは23:30。沈んでから10分ほどで、天の川が現れ始めました。



自動追尾の5分露光ですが、画面が回転しています。中心部はちゃんと追尾しているようですが、まるで北天の写真みたいですが、南天です。(しかし、何故緑色に写ったんだろう・・・)

せっかくなので、三列星雲を狙ってみました。



うう、何でしょうかこれ。 星雲はまったく写っていないばかりか、星が複雑に移動しています。
アライメントをもっと勉強しなければなりませんね。