この日記には、レオパ達のことはあまり書いてなかった。

一番の理由は、この子達は夜行性なので基本的に明るい間は寝てる(こちらからは極力起こさない)し、あまり動きや変化がないからかな。実際、書けることがあまりない。それに、動いてる時の写真だとほとんど夜で、フラッシュやライトは一切使わないから、あまりいい写真が撮れないというのもある。
もっともぼあちゃんが我が家に来てからは、あの子のお世話にかまけて、それ以前よりは目が行き届いていなかったかもしれない。でも、まったく放っておいたわけでもないし、一応、💩やお世話の記録はつけている。(イイワケイイワケ
ただし、一度だけ、ぼあちゃんが我が家にやって来てすぐの頃、調子が悪くなって(と、その時は思った)レオパどころじゃなくなり、らぷちゃんにはとても申し訳ないことをしたことはあった。この頃、うちのレオパ達、特にらぷちゃんは必ずケージの外で💩をしてたので、💩したくなると「出せ~」アピールをしてた。でも、ぼあちゃんのことばかり見ていてそれに気づかなかった。
これは、2019年2月3日。退院して25日後のらぷちゃん。この頃はシェルターに引き籠もったきりで、手を入れて引っ張り出すようにしないと出て来なかった。

そして、むくちゃんが亡くなって、いろいろ振り返ったり考えたりしていて、あらためて思ったことがある。
それは、この子達、やっぱり歳をとってきてるんだなということ。
きょろちゃんもしおちゃんも、以前は夜になるとよく出せ出せアピールをしてた。そして遊び場に出してやると、そこらを歩き回るだけではなく、壁を登ったりして、活発に動き回っていた。目を離してるスキに、壁を伝って遊び場から脱走したことも何度かあった。
2020年6月12日のきょろちゃん。まさにヤモリw。

2019年6月18日のしおちゃん。遊び場に出ると大概上に登ってた。

でも、最近は出せ出せアピールすらほとんどしなくなってきてる。遊び場に出しても、そこそこ歩き回るけど、垂直方向の動きはほぼなくなってしまった。
この事は以前から気づいてはいたけど、「冬だからかな」位にしか考えていなかった。でも、むくちゃんのことを思い返してみて、やっぱり歳のせいかもしれないなと思い始めた。
むくちゃんはどちらかと言うと若い頃からシェルターに引き籠もり気味の子だった。それでも、外に出してやると、そこらをよく歩き回っていた。それが、だんだんと動くことが少なくなってきて、あまり顔を見せることもなくなってきてた。遊び場に出しても、以前ほど動かずにジッとしていることが多くなってきてた。
2020年6月13日のむくちゃん。

きょろちゃん、しおちゃんは、それぞれむくちゃんの1歳と2歳下。しおちゃんは老け込むにはまだ少し早いような気もするけど、この子は若い頃から目がよく見えないみたいなので、それも関係してるのかなと思う。
らぷちゃんは、むくちゃんの3歳下だからきょろちゃんやしおちゃんに比べてまだ少し若い。そのせいなのか、出せ出せアピールもするし、上に登ろうとする意欲もあるみたい。ただ、この子も以前に比べると、やっぱり活発さがなくなってきてるなと感じる。
6月3日のらぷちゃん。遊び場の2階から外に出ようとしたんだけど、見事に失敗して1階にドスンw。

きょろちゃんもしおちゃんも、出せ出せアピールはあまりしなくなったけど、ママがケージの前でコオロギの準備を始めると、「ご飯?ご飯?」な様子ですぐにシェルターから出て来て外を覗き込む。自分で狩りもするし「足りないんだけど。。。」アピールもする。💩もちゃんとするし痩せて来てるなんていうこともない。
今日のきょろちゃん。この直前まで寝てたんだけど、カメラを向けたら目を覚ました。最近は、シェルターの支柱に使ってる金属の棒に顎を乗せてることが多く、まるで首がしまってるように見えてビビるw。

5月13日のしおちゃん。ご飯じゃなくても、ケージの前が騒がしいと、こうしてシェルターから出て来て、見えない目で外を見てる。

ただただ、時間だけが確実に流れている。
だから、これからは、この子達との時間をもっともっと大切にしようと思う。
そして、今日こんなものを見つけた。
ぼあちゃんが亡くなってから今日で88日。実を言うと、亡くなってから今日まで、未だに涙が出ない日は一日もない。そして、これを見てまた泣いた。
そろそろこんなことじゃダメだなとは思ってはいるんだけど、こればっかりは気持ちの問題なので、自分ではなかなかどうしようもできない。
でも、あの子も「雨降り地区」にいるのかなと思ったらまた泣いた。同時に、あの子のためにも、そろそろ涙とさよならしないといけないなと思った。