ずいぶんと話題になってるこの件、
正直、ホッとした。
いや、別に有効性が認められなかったことじゃなくて、これでとりあえず拙速に承認されることがなくなった(だろう)ことにね。
前にも書いたんだけど、治験の結果が出る前に、観察研究とか臨床研究のデータが良ければ承認する方針みたいなニュースを見た時、儂、マジぶっ飛びましたwww。
いくら一刻も早く治療薬が必要だからと言ったって、こんなことしたら絶対にダメですわ。
治験を急ぎ、申請を急ぎ、審査を急げばいいだけでしょ。特に、申請や審査にかかわる事務処理や事務手続きを超高速化して下さいな。
ってさあ、臨床研究の結果は待たなくていいですから、治験の結果だけを待って下さい。
ホント、お願いしますよ〜。
ちなみに、アビガンは新型インフルエンザの治療薬としてはすでに承認されている。
で、インタビューフォームを読んだんだけど、「これでよく承認されたな」というのが儂の個人的な意見。(あくまでも、あくまでも、あくまでも個人の見解です。)
勝手なこと言い放ってごめんなさいね~。
副作用については元々催奇形性という重大なものが認められている薬なので、もし承認されて使えるようになっても、そこは医療者も患者も十分に考慮しないとダメだと思います。
ここは外せないという重要なポイントまで端折るようなことは絶対にダメで、その代わりに現状の無意味な過程はすっ飛ばせばいいんです。