わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから復帰中の父たまに娘が日々の出来事や想いを書いてます
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語ってるばかりじゃダメだけど

2022-11-14 11:33:07 | 地球とか命とか
これ、1週間前の神奈川新聞の紙面。「脱炭素社会を問う」という記事が載ってた。

右側の藤村コノエさんという方が言われているは、
「日本は衰退を続けている。その原因は過去の成功体験のまま、変革を怠ってきたから。でも、日本には立て直す力があるはず。そのために「環境プラス立国」の実現を求めている。」
といった感じのこと。(「環境プラス立国」についてはリンクを読んで下さい。)
左側のキャサリン・フラワーズさんという方が言われているのは、
「気候変動の問題には不公正がつきまとっている。豊かな人が排出した温室効果ガスの被害を受けるのは気候変動の原因とは無縁の発展途上国の人々であり、現世代が引き起こした気候変動の影響を受けるのは若者の世代。声を上げ始めた若者たちに力を与えることが重要だが、まだまだ社会や経済の仕組みを変えるまでの力は持っていない。」
といった感じのこと。
どちらも、当たり前と言えば当たり前のことを書かれているなという印象。決して悪い意味ではなくてね。
でも、新聞の真ん中の「脱炭素社会を問う」とある所に、
「脱炭素社会は、温室効果ガスの排出削減だけで実現できるものではなく、社会や経済、価値観の根本的な変革が求められる。」
と書いてある。これは神奈川新聞が書いたことだと思うんだけど、「変革が求められる」じゃなくて、そもそも変革できないと「脱炭素社会」も「排出削減」も実現できないんじゃないかと思うんだけどね。
そして、なにより儂が一番印象的だったのが、脱炭素社会の記事と「防衛費の増額」という社説が隣り合って載ってたということ。地球温暖化とか環境保護っていう地球規模で取り組まなきゃいけないことが書いてある隣に、戦争に関わることが書かれてるって、

なんの冗談だよwww

って思ったわけ。戦争なんて、国同士のエゴのぶつかり合い以外の何物でもないし、環境破壊の最たるものの一つでしょ。もちろん社説の内容がどうのこうのじゃないし紙面構成のことなんかを言ってるわけじゃない。こういうことが同じ紙面に並んじゃうような世の中って、やっぱり「おかしいんじゃね?」、「人間ってダメじゃね?」と、儂的には思ってしまう。

今、エジプトでCOP27が開催されてるけど、こういうことみたい。
まあさ、日本なんて3年連続で「化石賞」を受賞してるような国だから今更驚かないし、世界の中の日本のプレゼンスなんてどうでもいい。どうでもいいけど、 気候変動問題の不公正を少しでも減らさない限りこの問題は解決しないと思うし、地球上のあらゆる命のためにも、何かしなくていいのかと思ってしまう。

これ、確かこの前NHK(?)でも同じことをやってた。
確かに最悪想定ではある。でも、最悪首都圏が海に沈むっていうのはどういうことなのかを考えると、今の地球の追い込まれた状況がよくわかると思う。
話はそれるんだけど、こういうことを研究している人達の中に、「すでに地球は燃えているのに大部分の人類はそれに気づいていない」と書いている人がいる。儂、これ初めて読んだ時、まるで「法華経」の中の「三車火宅の譬え」みたいだなと思ったんだ。

アメリカの選挙は、事前の予想を覆して民主党が善戦したみたい。儂的にはまあ良かったかなという感想。
トランプという人は、典型的な「短期思考」の人で、同時に、自分(達?)さえ良ければ他はどうでもいいという考えの人じゃないかと思ってる。儂は、こういう人が再び世界、いや、アメリカという国のリーダーになったら、今度こそ地球の未来はないなと思ってしまう。
確かによそ様の国のことではあるけど、それにしても、物事を変えたくない、変えない、それどころか、昔に戻したいとさえ考えてる人達は、ホント、地球上からご退場願いたい。
日本にも同じような人達がいるんだけど、なんて想像力がない人達なんだろうって、哀れにさえ思ってしまう。
前述の神奈川新聞の記事にあった、「声を上げ始めた若者たちに力を与えることが重要」というのは、儂もまったくその通りだと思う。でも、日本の社会って、未だに「女子供が何を言うか!」みたいな価値観の人達がはびこってない? そう感じてるのは儂だけ? これ、いわゆる“老害”ならまだわかるんだけど、意外とそこまでの年齢じゃない人達の中にもいて、驚くと言うか情けないと言うか恐ろしいと言うか・・・そんな気持ち😲😞😱。


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