波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

バカ(貝)サバイバー

2009年03月30日 | 2009年釣行記

最近自分の中で赤丸急上昇中のバカ貝=青柳狩り!

 

SAKAMOTOさんと桜の園さんから仕掛けは貰ったものの、これに合わせることのできるごついタックルがあったか・・・・と物置の奥をゴソゴソ・・・・

 

出ました!

20数年前、南袖ヶ浦海浜公園も原っぱだった頃、カレイ狙いで使っていたタックル・・・

 

当時は遠投の置き竿で狙う釣り方で、使用していたうちの1組だが、さすがに劣化が酷く、竿はトップガイドが腐食していて不安、リールはまともに動くか不安・・・

 

期待も不安も大きく膨らむ中、昼前に現地着。

広大な釣り場は向かい風がやや強いが問題なし、とりあえず人が疎らなところを探して第1投!

 

Ca3a0195

 

いきなり「バキンッ・・・」と逝くかと思ったら、意外とすんなり振りぬけた。

リールも今時珍しいラチェット音がすること以外は問題なし。(^^ゞ

 

・・・しかし、掛からない。

 

首を傾げだした5~6投目・・・・電話が鳴る。

 

「ど~も、こんちは! えっ? もっと○○寄りでないと掛かりが悪いですよ。僕もこれから行きま~す!」

 

とサヨリストさん。さらに鉄人=桜の園さんから・・・

 

「これから出るよん。えっ? もっと○○寄りでないと・・・へっへっへっ」

 

ん?・・・ワシ・・・監視されてる?・・・流石本社前、セキュリティも万全か・・・

なんて、馬鹿なことを呟きつつ小移動。

再開すると、2個掛け3個掛けの連発!

 

Ca3a0192

 

しかし、突然の根掛り・・・が沖へ引力があるように動き出した!

 

事前に桜の園さんから巨エイの報告を聞いていただけに、すぐにエイだとわかったが・・・・

だからといってどうしようもない強烈なかつ圧倒的なパワー!

竿でためるなんて小手先の技術ではどうにもならない。

PE4号通しの強靭さを信じて単純な綱引きに切り替える。

少しずつ詰まる距離・・・でも虚しい。

せめて仕掛けだけは回収したいと思ったとき・・・

 

外れた!助かった・・・仕掛けが付いてる!

 

確認するとカットウ針をぶら下げるためのスナップが付け根から飛んでいた。

深呼吸して一休み、仕掛けを作り直して再開。

重たい竿の扱いにもようやく慣れてきた頃、サヨリストさん・桜の園さん、少し遅れてHIDEさんが登場、急に賑やかになる。

サヨリストさんは

 

「青柳よりお魚が欲しい・・・」

 

と、小さめの針で高速ズリ?

 

桜の園さんは特製ハンガーで次々と多点掛けを連発!

時には、青柳・ヒトデ・石カレイ・海藻・・・というレアケースも!

 

「すごいなぁ、なんかのオブジェみたい・・・海の家のお土産かっ!」

 

なんて言ってると、HIDEさんに35cm強の石ガレイ!

 

Ca3a0194

 

「え~っ! 最後に来て美味しいところだけ持ってくなんて! イチローかっ!」

 

久しぶりの海だったのでテンションが上がってしまい、おかしなことを言い出すワシを苦笑いで受け流してくれる釣友・・・朽ち果てようとしていたタックルにもう一度出番を与えてくれた湾奥の海に・・・、そしてエアポケットのように穏やかな凪の海をプレゼントしてくれた釣りの神様に感謝!

 

バカ貝=青柳は下処理が大変ですが、美味しいです!

今年は数年来の湧きのようで、脇役から主役に成り上がるかも!

 

Ca3a0197

 

Ca3a0193

 

日時:2009年3月29日 中潮

場所:湾奥某所

ズリ果:バカ貝=青柳 たくさん! 舌平目30cm×1