猛烈な台風!=11号が迷走していた週末
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『どうする? 先延ばしするほど、うねりの影響が出そうだよ』
『土曜日からだと、天候は良さそうだけど、釣り場の確保がねー』
前々回からのシマアジによる洗脳により、釣りバカ爺いの妄想も迷走していた。
そんな、3日の土曜日、前回よりもかなり早く現地入りしたkeiさんが、なんとか一級ポイントを確保!
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こちらは、午前中の仕事を片付けての出動となり、間にとしまやさんのバーベキュー&チャーシュー弁当を挟みつつ、17時近くなってやっと合流。
そそくさと準備を整え、その時を待つ・・・
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台風はまだまだ遠いが、その影響もあるのだろう、夕景は見慣れているつもりだが、今回は、海の上に光のカーペットが敷かれたようで、特に神秘的だ。
18時頃からコマセを入れ始める。
この日は、我々の釣り座から少し離れたところに、昨年からお会いする事が多くなったベテランさんが入っていた。
『先週、M&Fと来たときはさぁ、小アジとウリンボばかりでさ・・・夜が深くならないと、大きいのが来ないんだよなぁ〜』
とは、keiさん。
確かに、最近の傾向なのだが、以前は朝夕に短いながら○マズメと言えるチャンスがあったのだが・・・
『そうだよね〜、なんでだろ?』
そんな雑談がダラダラと続いてしまうほど、はっとするようなアタリが来ない。
偶に、ジビジビッ・・・と入っても、すぐ浮いてきてしまうLED、竿先を持ち込むようなハッキリしたアタリが出るまで、そのまま放置するしかない状況が続く。
アタリが来ないまま回収すると、小鮒のようなウリンボが、金チヌ3号を口いっぱいに頬張って上がってくる。
でも、アタリは常にあるので、打ち返しを早くして対応する。
枝スを出して2本針する事で、ウリンボに有効な付餌を片方潰されてても、チャンスが残るようにすることもできたが、大型が掛かったとき、取り込み中のトラブルも多くなるので、枝スは取らずに続行。
20時を回った頃から、ようやくキープサイズのイサキが出始めたが、やはりアレを脳が期待している。
『どうですかぁ?・・・いやぁあっちは潮が効かなくてねー』
ベテランさんが、痺れを切らしたのか、わざわざこちらの磯まで回り込んで様子を見に来てくれた。
なんだかんだで、そこそこのサイズのイサキを数本上げたとのことで、ここの近況含め情報交換させてもらう、やはり先週頃まで南房総周辺は広い範囲でシマアジが入っていたようだ。
その間も、ウリンボを何度か放流するとキープサイズが来るパターン?が続いて、徐々に、緩やかに、見せ場もないまま時間だけが経過して行く・・・
大きな欠伸と水分補給をした深夜の23時過ぎ頃だったか・・・
LEDがスカッと消えて、竿先を持ち込む気持ちの良いアタリ!
竿に乗った重量感!
これはっ!
・・・と思った次の瞬間、すっぽ抜けた!
しかも、同じ流れですっぽ抜けの3連発!
😭
『くっそぉお〜っ』
そこには、ブツブツと汚い言葉を、闇に向かって吐き散らすコマセ臭い爺いが居た。
keiさんにも同じように、抜けてしまうアタリが何本かあったようで・・・
アレなのか?そうじゃないのか?
姿を見ぬまま、下潮がかっ飛び出してアタリも遠のいてしまう。
『何時かな? いつも大型は、深夜のてっぺん挟んで来るから、気を抜かないようにしよう!』
自分に言い聞かせるように、keiさんに声をかける。
既にベテランさんは撤収されたようだ。
かっ飛んでた潮が少し弛んだ?
・・・そう思った直後、LEDがジビジビッと海底にゆっくりと沈んだ。
また、ウリンボ?
・・・と、回収をかけたリールのハンドルに思わぬ重量感が!
ミリミリッ・・・
送り込んでたぶん先手を取られた感も否めないが、緩めのドラグが鳴った。
『おっ? 今日一の重量感!』
・・・んで、抜き上げたのが、これ
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『大きめの来た!良かったぁ〜』
春先の釣果に比べたら、大満足なのだが、シマアジに洗脳されたままなので、今ひとつアドレナリンが出ない。
贅沢な話だ。
😅
その後も、シマアジには出会えぬまま、餌切れで終了。
keiさんと別れ、帰路の海ほたるで1人反省会。
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今年はイサキがこのまま好調に釣れ盛るのだろう。
それはそれで良し!
後は、晩秋の大鰺に期待しよう。
タイトル画像は、翌朝の仮眠明けの岩井海岸より、天使が羽を広げたような雲が出ていた。
日時:9月3〜4日小潮
場所:南房某所
釣果:イサキ、34cm×1尾、20〜28cm×18尾、小アジ×1尾、ウリンボたくさん放流
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そんなわけで、またまた刺身の画像ですが、今回は同じお魚ばかりなので、皮付きの湯びきも作ってみました。
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こちらは2日目の同じメニュー
刺身なら毎日で良いよ〜と言う家族の要望で
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揚げ物もしたいなぁ
ということで、イサキフライ♪
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