『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

12月の設え

2024-12-20 20:27:11 | テーブルコーディネート
12月になってすぐに模様替えはしていたのですが、アップするのが遅くなってしまいました。

やはり12月はクリスマス仕様にしないと落ち着かない。

カフェオレ色のクロスは撥水加工で汚れもなかったので、そのまま使い、ちょっとチョコレートケーキっぽい配色となりました。
フォーマル感は減るけれど、より家庭的な普段着のクリスマス、という感じもほっとする。

毎年同じものを飾っているのだけれど、今回はサンタさんをそこらじゅうに散りばめて配置。
・・確か、去年はテーブルのセンターに大集合してもらっていました。
洗面所、トイレ、キッチン、TVの前、など、色々なところで楽器を奏でるミニサンタに出くわすことに。

玄関テーブルには中型の陶器のサンタさん。



玄関の小窓には、もちろんフルート奏者のサンタさんをチョイス。



電飾ワサワサモリモリというのはあまり好みではないけれど、年々、街のクリスマスの飾りが小ぶりになっていたり、控えめになっているような気もします。

これはこれで寂しい。



11月の設え

2024-11-09 15:33:56 | テーブルコーディネート
昔はこの3つ組の鉢の大中小を使って、家族3人、夫々、パスタなど食べていたのですが、ここ数年は夫と息子の食欲も落ち着き、普通のお皿となって、めっきり出番が減った三つ組みの古伊万里の鉢。

お正月の時に使うくらいとなってしまいました。

平なお皿のようにシルエットは決まりませんが、センターピースにすると毎日愛でてやれるので、今回は、中サイズの鉢を置きました。
食べる時よりも、じっくり模様も鑑賞できてよい。

これは10年くらい前か、小田原にドライブした時、通りがかりの骨董屋さんの窓辺にあったものを車の中から私が発見して、車を止めてもらって購入したもの。

テーブルクロスとセンターライナーは、10月はコントラストの強い取り合わせにしたので、今回は大人しくカフェラテ色とセージグリーンに。

ソファーも久々にタイシルクのカバー。
これも、コロナ禍でヒマだったからこそ手縫いで端をチクチクと縫って仕上げた力作。
・・もう、絶対無理だなあ・・






薬ダンスも模様替え、と思い飾るものを選ぼう、と掃除してから振り返ったらそこにピピ。

「お母さん、もう、これでいいじゃないですか~」という顔をしてべったりと乗っていたので、しばらくそのままにすることに。
確かにピピにとっても楽しいスペースが増えることになる。
来客時だけ、何か飾るのでも良いのかも。






急に冷え込みも増すようになりました。

でも、ようやく来た秋が嬉しい!?

10月の設え

2024-10-09 00:48:19 | テーブルコーディネート
寒暖差が激しい10月となりました。

本当に健康管理が一番の仕事に。

家族の布団の管理とか、ピピが眠る時の部屋の温度と湿度の管理とか、中々大変です。

今回は深い秋の色ということで、少しパキっとした組み合わせのこちらに。








薬箪笥の上の緑のガラス瓶は、昨年5月に逝ってしまったピアニスト・伊藤エイミーまどかさんの御子息の作品。



立派なガラス職人となられました。これは初期の頃の作品だそうですが、ご両親譲りの芸術的センスが溢れていて、本当に素敵。

アンティークの絹のマルチーズレースと初めて組み合わせましたが、ぴったり。

繊細な手仕事同士が響き合っています。

昔は花など挿していたけれど、ピピのためにも危険なので、ガラスだけにしましたが、むしろフォルムや輝きが引き立ちました。


9月の設え

2024-09-17 22:53:54 | テーブルコーディネート
中秋の名月が美しい夜空となりました。

大分、朝夕の風は涼しくなりましたが、日中は今日も暑かった!

そしてあっという間に半分が過ぎてしまった9月。

早くから変更していたのですが、アップするのがすっかり遅くなってしまいました。

タイトルは 「酸っぱい葡萄」(@イソップ物語)

ポルトガル土産のぽってりとしたボルダロのちょっと悪い顔付の動物シリーズと、秋色の葡萄のセンターライナーの組み合わせは以前もやったものだけれど、せめて部屋の中だけでも秋を感じたくて。
今回の楊枝入れはホフロマ塗りの蓋物を合わせました。



4月からもうずっと暑かったから半年マルっと夏になってしまったみたいです。

本当の秋がやって来るのが待ち遠しいものです。

そういえば今年は夏の上布も、浴衣も一度も手を通すことがありませんでした。それどころか、ウクライナワンピースも着なくなってしまった8月でした。9月になって、そろそろ、とは思うものの、この暑さではまだその気になれず・・

体調を崩されている方も多い模様。
こまめな水分補給、睡眠、美味しいごはん、などなど、気を付けて過ごしていきたいものです。
皆さまもどうぞご自愛くださいませ。



8月の設え

2024-08-04 11:08:26 | テーブルコーディネート
ずっとヨーロッパ風が続いたので、今回は若干和のテイストに。

海を見に鎌倉へ行きたいけれど、きっと大混雑だろうし、この暑さだし・・

ということで、「お家で、古民家カフェごっこ」というのがテーマです。

捺染の藍染、グレーのセンターライナー、骨董市で入手した古伊万里のお皿、マイセンのブルーオニオンなど。



ソファカバーはコットン、クッションカバーは紺、金茶のツルっとしたトルコ製。





今回は、玄関ホールに置いてあるものを徹底的に手入れしました。




ランプスタンドは取り外して、ガラス部分を洗ってピカピカに。




青磁の香炉は母方の祖父からもらったもので、脚が2本欠けてセメンダインか何かで貼り付けてしまったもので、価値が損なわれたから、と子供の時、夏休みに遊びに行っている時にもらった。

母がそれを気に入って、茶道のお仲間たちと、香道も嗜むようになっていて、家でも時々、この香炉でお香をくべていたものです。

私も時々、色々なお香を使っていたけれど、ピピが来てからは、猫の身体にはよくないと聞いて、一切、お香もアロマもやらなくなりました。

母からは「もしかしたら、この香炉よりも、中の灰の方がずっと価値があるかも?」と聞いていた。おそらく半分冗談だろうけれど、そう言いたくなるくらい高いお香もあったのかも。

お香を焚くためにも灰はないと不便なので、ずっと何十年もそのままにしていたのを、母にごめんね、と謝りながら思い切ってその灰を捨て、きれいに洗ってやりました。

実はこの香炉の無事だった脚2本は、夫がうっかり玄関先でゴルフバッグを倒してしまった時に折れてしまって、その時は、仮に、とセロテープで止めて、そのままずっと使っていました。

それを、瞬間接着剤で修復。

17世紀ごろの龍泉窯の青磁ということだったので、ちゃんと修復すれば、それなりにお宝からもしれないけれど、昔、金継ぎを見積もってもらったところ結構な金額だったし、この素朴な青磁に金、というのも似合わない気もしていた。
で、今回決意して、ダメダメではあるけれど、接着剤で。

割れ方もスパーンと破片が散ることなく綺麗に割れていたので、殆ど貼り付けたところはわからない程に。

NHKでやっていた「ゴッドハンド」という修復名人の父と息子の番組が大好きで、こういう方達にお願いしたら、きっと素晴らしいものになるのだろうに、と思うこともあるけれど、まあ、それは文化財クラスだし。







車庫の横に、自然に百合の花が咲いていました。
鳥の落としもののお陰でしょうか?
色々、勝手に咲くけれど、百合は初めて。