『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

ポーチ

2020-03-30 23:09:23 | 日常
ストール同様に、いつの間にか増殖しているものの一つ、ポーチ。

手軽な値段なこともあり、ついついちょこっと買ってしまいます。
雑誌の付録のものもあるし、あとは飛行機でもらうもの。

家中に散らばっているものを全てかき集めて、古いもの、痛んでいるものなど、

かなり処分したのですが、それでも捨てるに捨てられない、つまり気に入っているものが50個。

このポーチを見るとよくわかるのはテイストのばらつき。つまりは移り気ということ。

ナチュラルテイスト、エスニックテイスト、和の気分、ちょこっとブランド、等々・・

テーブルを最大に広げて、その上に大きさ別に並べてみました。

これはこれで、ひとまとめに。

また洗面所などに吊り下げて使う旅行用ポーチは他の洗濯用小袋や室内履きと一緒にまとめて。

・・ああ、本当は今頃喜々として旅行の準備をしていたのに・・

まあ、いずれ使う日が来る、と信じてサっと荷造りできるようにまとめて。


その日の気分に対応できるように、他のポーチは以前白川郷で買ったあけびの籠に。



・・とはいうものの・・

最近の一番のお気に入りはジブロックだったりする。

中身がすぐにわかって、軽くて、汚れたらすぐに取り換えられるし・・




日常・『寄生獣』

2020-03-28 22:42:00 | 日常
「日常」という言葉の意味がすっかり変容してしまったこの頃です。

未曾有の事態の「非日常」という概念は期間限定だからこそ。

出口の見えないこの状況下、「今」を「日常」として過ごしていくことが大事なこと、と言い聞かせつつ過ごしています。

レッスン再開のメドも中々立たず、今のところは4月6日以降、となりましたが、これもまたその時々の状況に応じては延長となってしまうかもしれません。

明日のご近所同士のお花見散歩懇親会も中止としました。

やはりショックだったのは、7月に予定されていた母校の大同窓会が中止となったこと。

1000人集まる日本一の同窓会・・

まあ、飲食歓談密室で1000人だから仕方がない。

準備を進めてきてくださっていた今年の学年幹事が気の毒です。

7月頃にはなんとかなっているんじゃないかしら?という希望的観測もあったので、余計こたえた。

知人の開業医数名からも、シビアな現場での報告が届いていますが、こうなってくると本当に、自身や家族の健康管理が最も大切な課題。

罹ったとしても軽症ですむ心身。

・・・と思うこともあり、ついつい食べ過ぎているこの頃ですが・・

週末の外出自粛宣言が出るまでもなく、すっかり引きこもり暮らしが日常となりましたが、昨日は階段下にある収納庫の片付けに取り組みました。
ずっとぐじゃ~~っとなったままで気になっていたスペース。

この家に越してきて早20年。

徐々に増えたいろんな種類のお掃除用ブラシを左側の壁に突っ張り棒を渡してレイアウト。

天然素材のブラシは、元々不得手な掃除の気分、そして効率を上げてくれる必需品。

片付けして嬉しかったのは、しまい込んだまま忘れていたマスクが20枚発掘されたこと。

五百円玉や千円札が出てくることもあり、「お片付けのご褒美」と言っているけれど、新たな日常ではマスクがご褒美に。

こんな日が来るとはね。

また、数日かけて『寄生獣』(@岩明均)全巻を読み返しました。

お父様である岩城正夫先生のお誕生会の折、先生から参加者の皆様に、とプレゼントしてくださった分厚い3冊で、作者のサインとミギーのイラスト入りの貴重品。
(いいでしょ~?)

今回の事態を予見しているような、そして今後の考え方の指針を教えてくれるような本。

あのお話の凄い部分は、人間を食らうパラサイト(寄生獣)が宇宙からもたらされたものではなく、

「地球上の誰かがふと思った」

というところから始まっているところ。

そして「共生」という解決になっているところ。

この新たな日常を生きていくために必要な、一種の覚悟、哲学を持ちたいものだ、と思う日々です。

・・持ちたい・・つまり、そのあたりが脆弱ってことなんですが・・






ネット会議!?

2020-03-24 15:10:16 | 音楽・フルート
先日は、師匠・植村泰一先生にレッスンお休みのお電話を。

先生も予想されていたようでしたが、本当に残念。

レッスンで、先生のあの銀の初代ロットの音色を聴くのは、私の生甲斐の一つだったのに・・

とはいえ、85歳になる先生に万が一のことがあったら大変なので、やむを得ない。

新型コロナウィルス感染騒動が収まった暁のレッスン再開をお願いしました。

先生の口調はとてもはきはきしていらして、お元気そうだったのが救い。

戦争を経験されている世代の方の方が、こうした非常時にはお強いのかもしれません。

いつもよりは長いお電話で、近況報告も。

時間があるので、キルンベルガーやテュルクを読み返している。

とはいっても、自分にとって理解できる部分のつまみ食いなのですが、研究時間が持てるというのは、こうした時こそ。

「そして、とても練習しています。」
と言ったら

「身体を痛めない程度にしなさい」

とご助言。

確かに。時間があると思うと、ついつい4,5時間吹いていて、それはやはりそれなりに身体が疲れる。

とはいえ、練習していないと、あっという間に体重も増える。

それに、日中たくさん吹いて疲れている方が夜は良く眠れるのである。

寝つきはとても良いし、今でも起こされなければ10時間くらい普通に眠れるのですが、
この未曾有の事態の中、色々なことを考えて眠れなくなった日もありました。

それもあり、眠るために、しっかり練習・・ちょっと本末転倒の感は否めないけれど。

・・・・

27日には脳研究者である電通大の坂口豊教授と砂原悟さんと3人で会って、色々と意見交換をする予定だったのですが、やはり用心のため、実際に大学で会うのは中止となりました。

そして阪口先生からの提案は「ネット会議」。
なるほど、この状況下、こうしたスキルはもう必要不可欠になってくるのだろうな。

とはいえ、とてもパソコンに疎い私。

無理なので、どうぞお二人で、と申し上げたところ、

阪口先生から

「一度試みてみられたら如何でしょう?私も、今回のことが起きるまでは殆ど使っていませんでした。スマホからでも可能ですよ。」とご助言。

「実はスマホもよくわからないので、今もガラケイなんです。」と再度お断りをしました。

御二人との語らいは、いつも大きな刺激と発見があり、現在の坂口先生の研究の進捗具合も、とても気になるのですが・・

・・とこの日記を書いている中、さらに阪口先生からメール。

本日夕刻からミーティングを立ち上げておくので、そのサイトにアクセスして指示通りにやってみてください、とのこと。

う~~~ん、ダメモトでトライしてみるか??
・・本当に、不得手なんだけど・・


阪口先生もガラケイユーザーとお聞きし、嬉しい。

そういえば、甲野先生もガラケイでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・
追記

人生初・ネット会議、出来ました!

久々に、阪口さん、砂原さんとこんにちは。

とはいっても、全て阪口さんのご助言に従って・・という感じなのですが、とても嬉しいです。

・・そして何より・・面白い・・・


2020-03-21 23:41:56 | 日常
3月になってからは、仕事もなく時間が増えたこともあり、毎回、ちゃんと生協の宅配をお願いしていました。

それまでは、ついついうっかりして、申し込み用紙に書き込むのを忘れたりもよくしていたけれど・・

でも調味料など、生協では取り扱っていないものもあるので、昨日は久々にスーパーへ行きました。

マスクをしている人も多く、パン屋さんは、個別包装になっていたり、という変化はありましたが、にぎわっていて普段通りの光景です。

マスクはやはりありませんでした。
でもティッシュやトイレットペーパーは「お一人様一個」の張り紙はあるものの、ちゃんと棚にあった。

海外のニュース映像などでみるガラガラの棚のスーパーの光景などからすると、日本は今のところは、上手くコントロールが出来ているのかな、とも思います。

車に荷物を積み込んでから夫に

「じゃあ、今日は歩いて帰る。最近、靴を履いて歩く、ということもないので・・」

と言って、家まで、遊歩道を散策。

基本、運動嫌いのインドア派なので、わざわざ散歩、というのは億劫でやれないのですが、こうして帰るしかないという状況下であれば、歩ける。

・・最近、1キロ太ってしまったし・・

マスクとサングラスで花粉防御態勢ではありましたが、サングラス越しでも、桜も咲き始めていて、沢山の春を堪能することができました。

ウィルス騒ぎが嘘のように澄んだ青空!





本日の手芸 リメイクしたワンピースとお揃いの・・

2020-03-19 12:55:36 | 手作り
相変わらず引きこもり状態が続いていますが、体調はすこぶる良い。

毎年この時期は花粉症が悪化して酷い状態になるのですが、お外に出ないので被ばく量も減り、薬も飲まなくても平気な日が続いています。


本日もやはりレッスンは再開されないままの自宅待機。

生徒さん達との時間が「仕事」を越えて、とても楽しく豊かな時間であったのだなあ、と改めて感じています。

それは、生徒さんだけじゃなくて、お店の方々、講師の方々とのちょっとした挨拶や立ち話なんかも同様で。

人類って群れの中で生きる種なのね、と思います。

誰かと実際に会って話す、というのが生きるってことなのね、と。


という訳で、本日の手芸。

思いついたのが昨夜で、とにかく早く作りたくて朝起きてすぐにとりかかり、あっという間に完成しました。

以前リメイクしたワンピース。

https://blog.goo.ne.jp/pipipipi/e/f9431fafa6fd09c37472dd6a0ca23da4

2月20日か。
この頃は3月になれば大分落ち着くのではないか?なんて思っていたのに・・

まあ、それはともかく。

このリメイクワンピとお揃いのモン族の古布を使ったカチューシャと山葡萄の籠バッグに付けるプチスカーフの完成です。

テーブルライナーとしての長さギリギリまで残しての使える長さは約50センチ。

これを半分にして、2つ作成。

カチューシャは中表にして袋状になる様に縫ったものをひっくり返してから真ん中で結んで、結び目に100円ショップの細いカチューシャを通し、端は両面テープで巻き付け、上から細いゴム紐で結んで。

プチスカーフは周囲の糸を数本抜いただけ。

やや厚みのある生地なので、プチカレなど付ける時に使っている銀の指輪は細過ぎで入らない。

!!すぐに思い出したのは初代ロット修復の時に出たつなぎ目のリング。
古いマイユショーのリング。
サイズも質感もぴったりです。