風は冷たかったものの、11月末とは思えない程の陽気となりました。
先生の御忙しさは更に増していて、メールの返信だけでも大変なご様子。
早く到着されたのでラウンジにてお仕事を。
でも、昨年よりは、ずっとお元気なご様子でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(お話)
武術というのは「対応の技術」。
スポーツと最も違うのは感覚、意識のあり様を当然の事として探求してきたところ。
身体を上手く使うためには、ここを気にしない。
「集中する」は違う。
自分がどうやっているかわからないような感じ。
「身体も自分の意識に注目されているとうごきにく」
75歳となったが、「技」自体は今が一番出来るようになっている。
(技を紹介、体験してもらいながら)
影観法
左右を分離してやるほうの左を使わず右を使う
意識をパっと消してしまう
人は予想できる能力を持っているからこそ、普通に電車に乗って人混みをかき分けてここに来られる。
武術はその優れた機能の逆利用
人間は人が動くための事前の情報が必要
それを「ずらす」ことで「術と呼べる程のもの」となる
「津波の原理」・・筋トレ、反復練習では決してもたらされない、全く違う原理
人は人の心が読める
(誰でも出来る立ち上がり方の紹介)稽古人の女性の気付き
殯(もがり)で立つ
左右に脚を開くと重心がいったりきたりするのをクロスすることで重心が整う。
(重ね雲)
階段を虎拉ぎや火焔によって脇腹が脚を助けるやり方でなく、感覚だけで、心法で、とやっていたが、実はその裏が更にあり、階段をこちらに引き寄せて、とやる時の身体の取り扱い方に原因があった。重心が下後ろにがることで脚が出る様に。
これで「謙譲の美徳」をやると相手は足元から崩れる。
・・・・・・・・
(個別指導)
1.肩が痛む
祓い太刀
2.うた
胸紐で響きが増し安定。
3.ピアノ・・ショパンのエチュードで小指が痛くなってしまい、ミスしてしまう。
指紐でミスタッチが減り、響きが変化。
先生の御忙しさは更に増していて、メールの返信だけでも大変なご様子。
早く到着されたのでラウンジにてお仕事を。
でも、昨年よりは、ずっとお元気なご様子でした。
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(お話)
武術というのは「対応の技術」。
スポーツと最も違うのは感覚、意識のあり様を当然の事として探求してきたところ。
身体を上手く使うためには、ここを気にしない。
「集中する」は違う。
自分がどうやっているかわからないような感じ。
「身体も自分の意識に注目されているとうごきにく」
75歳となったが、「技」自体は今が一番出来るようになっている。
(技を紹介、体験してもらいながら)
影観法
左右を分離してやるほうの左を使わず右を使う
意識をパっと消してしまう
人は予想できる能力を持っているからこそ、普通に電車に乗って人混みをかき分けてここに来られる。
武術はその優れた機能の逆利用
人間は人が動くための事前の情報が必要
それを「ずらす」ことで「術と呼べる程のもの」となる
「津波の原理」・・筋トレ、反復練習では決してもたらされない、全く違う原理
人は人の心が読める
(誰でも出来る立ち上がり方の紹介)稽古人の女性の気付き
殯(もがり)で立つ
左右に脚を開くと重心がいったりきたりするのをクロスすることで重心が整う。
(重ね雲)
階段を虎拉ぎや火焔によって脇腹が脚を助けるやり方でなく、感覚だけで、心法で、とやっていたが、実はその裏が更にあり、階段をこちらに引き寄せて、とやる時の身体の取り扱い方に原因があった。重心が下後ろにがることで脚が出る様に。
これで「謙譲の美徳」をやると相手は足元から崩れる。
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(個別指導)
1.肩が痛む
祓い太刀
2.うた
胸紐で響きが増し安定。
3.ピアノ・・ショパンのエチュードで小指が痛くなってしまい、ミスしてしまう。
指紐でミスタッチが減り、響きが変化。
4.肩が痛む
肩、背中周辺への施術でラクに。
5.数年前からの人差し指の引きつりをなんとかしたい。
祓い太刀
6.座骨神経痛で両足が痺れる
(あとで)控室にて施術でラクに。
7.サックス
膝裏を緩めるようご助言。丸紐の四方襷で、息が伸び、響きが増す。
8.横笛(パイプ)・・右が抜けない自覚がありなんとかしたい。
祓い太刀。
9.ピアノ・・力を抜こうとすると却って力が入ってしまう。
自分の中で、自分が力が入ってしまったという事を逆に使って、悪いと思わないで、それを自分の中で任せてみる。
施術と祓い太刀で、響きが深くなる。
10.ウクレレ・・ネックの裏表の指が同時に動いて不安定になる時に苦心しているのをなんとかしたい。
四方襷で精度が上がり、響きが増すのでゆとりが生まれた。
11.フルート(白川)
左親指に大きな石の指輪を付けた時とそうでない時の響きの違いを、どちらが良いか聴いていただきたい。(会場の皆様にも)
馴染みのない、残響少な目の会場(旧奏楽堂)で演奏する時の対応方法は?
指輪による違いははっきりとあるが、どちらがよいかというよりも、好みの問題。
(客席からは指輪在り推しの声多し)
場所に関しては、そこに自分が行った時に、まずどういう感じがするかということが一番大事。何処でやるにしても自分の中でその今ここに居るその中で、何がより自分にとってより納得できる状況なのかを観て求める。その場での存在の仕方がどうするのが悔いが残らないか考える。
何かに向けて準備するということがあるかと思うが、「準備をしている」というその行為もいわば「本番」。
どうすれば、今いる自分がより納得できるかという方法を色々なところから、探し、その納得できることを続けて行く。
つい先のことを思ってしまうが、そうではなくて「今の今」を納得できる自分のありようを追求して「今そこがどうなのか」が自分の中で出て来る答えを探す。
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音楽家講座始まって以来の「演奏のビフォーアフターなし」続出ではありましたが、これはこれで、今回の流れの一つと受け止めました。
施術後の血色がよくなり、パっと明るい表情となった皆さまを見ると、「これで良いのだ」と感じられ、故障を治し整えられた心身は音楽に限らず幸せに生きていくための大前提にあることを再認識です。
そのお陰もあり、個別指導希望者は多かったのに、私も受講出来、先生からの貴重で深いご助言を受けることが出来ました。
「その時々の今ある自分をどう見つめられるか」
これを日々思いながら、過ごしていければと思います。
少し早い忘年会も弓の話、火起こしの話と先生の話題はディープかつ多彩で、とても楽しいものでした。
年内の音楽家講座はこれで終了となり、次回は来年1月28日(火)となります。
ご参加くださった皆さま、会場スタッフの皆様、甲野先生、一年間ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!