いつもの散歩道をのんびり歩いているときでした。ふと斜面の上の方を見上げると・・・
あ、何かいる!
#1
よく見ると、私にももうかなりお馴染みになってきた野生のキョンです。私のカメラのシャッター音に気づいて
顔を上げました。じっと私を見つめています。
#2
でもほとんど私を恐れる様子もなく、目と耳だけは私の方に向けたまま平然としています。たぶん私との間合いを
見切ったんでしょうね。
#3
少しずつ前に進みながら草を食べていきます。
#4
まだ若い個体のようです。わりと可愛い顔をしていますね。
#5
きっと今歩いているここが彼女にとっての獣道なんでしょうね。注意していればまたここで彼女に出会えるかも
知れません。
#6
それでも私のシャッター音は気になるようで、時々立ち止まっては私の方を見つめます。
#7
ちょっと進んでは・・・
#8
私の方を見つめ・・・
#9
目と耳だけは私から外すことなく歩いていきます。
#10
そして最後は、藪の中へと静かに消えていきました。その間僅かに1〜2分の出来事でした。
今回はたまたま気がつきましたが、今までにも遭遇に気づかずにいたことがあったかも・・・
きっと野生の生き物たちは藪の中で息を潜めて、私たちが気づかずに通り過ぎて行くのをじっと見ていることもある
のだろうと思います。
#11
<<おまけ>>
オギやススキの穂は秋から冬にかけての季節を彩る象徴的な花だと思います。そこで、晩秋の朝陽に照らされた姿を
撮ってみました。
#12
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○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○