宇佐美りんさんの「推し、燃ゆ」
やっと図書館の順番が回ってきて、
読むことができました。
ちょうど先日、
芥川賞や直木賞が発表されましたが、
この作品も昨年の芥川賞受賞作品です。
やはり受賞作品は読んでみたくなりますね。
「推し」という言葉を
周りで良く耳にするようになりましたが、
「推し」という言葉には、
推される側より、推す側の気持ちが
沢山入ってるということがわかりました。
また「燃ゆ」という言葉、
これもまた、「推し」とともに
今の時代を表している言葉の一つですね。
「推しが燃えた…」で始まるこの小説。
読みやすくてすぐに読んでしまいました。
なんらかの障害を抱えて、
日常生活をうまく送れない主人公が、
「推し」だけを生きがいに
一生懸命に生きてきた…
それなのに突然、「推し」を無くして、
今後どのように生きていくのか?
また、小説の中だけではなく、
実際にもこのようなことがあるのでは
ないかと…
心配になってしまいました。
障害を持っていても、
なんとか生きがいを見つけて
生きていけるような世の中になってほしい。
考えさせられる一冊となりました。
例によって(!?)本の詳細は忘却の彼方なので、pleasure_timesさんのご紹介を見ながらそうそう。。そういう感じでした!と思いました。
今年の直木賞は2作とも時代物でしたね。1冊だけ予約しましたが、大分待つことになりそうです。
コメントありがとうございます❤️
まんじゅうさんも、本の詳細は忘却…なんですね。私も然りで、特に結末を全然思い出せないことがよくあります😅こうして書いておけば少しはいいけど…
今回の直木賞受賞作品も、もう予約を入れたんですね。時代物、面白そうですね😍私も早速調べてみたら、すでにたくさん予約が入っていて、読めるのはずっと先になりそうです。
でも順番が回ってくるのは楽しみですね。