温泉だらだら合宿１日目

９月１７日～１９日まで、宮島さん親娘と３人でうちの実家近くの温泉にだらだらしに行ってきた。一応合宿なので（何のだ？）朗読用のテキストとカリンバと創作用のノートはリュックに詰めたのだが、たぶんだらだらする気持ちのほうが勝ってしまうことであろうと思ってはいた。思ってはいたのだが、ここまでだらだらだとは、まったく何ということでしょう。

名古屋駅の出発時刻からしてすでに午後１時半過ぎ。毎度おなじみJR東海ツアーズのぷらっとこだまエコノミープラン。しかしさすがに連休ということもあって、思いのほかこんでいる。車内販売が来ると、あの人もこの人も「ドリンク引換券」を差し出している。

今回は京都回りでいったのだが、乗り換え時間が短いのは不安なので４５分もみてある。何しろ切符の手配をしたのは私なので、あくまでも年寄りの私中心。っが、お茶しようにも人だらけなので、土産物屋をひやかす。亀のお香立てがあって物凄く悩んだがやめておいた。黒い出目金の形の袋物があって、これがえらく可愛かった。

福知山までは特急「はしだて５号」。これももちろん指定席をとってある。１人なら自由席でも何とかなる（場合もある）が、３人全員が一緒にかたまって座るとなるとやはり指定席でないと不安。これもやはりかなりこんでいた。

福知山駅には但東自然ふれあいセンター「やまびこ」の車が迎えに来てくれていた。５人からだと無料送迎してもらえるらしいのだが、私らは３人なので片道３０００円で来てもらった。でも福知山からだと「やまびこ」までタクシーで７０００円以上かかるので、こっちの方がずっと安い。バスもあるにはあるのだが、１日１本だけで、それも途中何もない道端でポッツーンと２０分乗り継ぎのバスを待たなくてはいけない。暗くなるとおっかないので、ぜひ送迎を前もってお願いしておくように。


何しろだらだらなので着いた途端にご飯ということになってしまった。泊まるのとは別の部屋で夕食。それでもほかの人と一緒などということはなく、ちゃんと私ら３人だけの部屋が用意されていた。

今回は５０００円の会席をお願いしてあった。前回岸田典大さんと一緒にここで食べた７０００円の会席では、あまりにも量が多すぎたからだ。それでもけっこういろいろなものが、次々に運ばれてきて、最後はぎりぎり何とか食べられました、という状態。


写真はその中のごく一部。松茸の土瓶蒸しが美味い美味い。

部屋もシンプルだが清潔で、１泊２食付１０６００円ならお得だと思う。温泉はフロントでもらった切符みたいのを提示すれば入り放題。私らの泊まった部屋の真下の庭がビヤガーデンになっていて、上から酔っ払っている人たちを眺めるというのも、めったにない体験ではあった。みんな頭頂部が無防備だよ。

で、ここの温泉なのだが、そりゃあもうとてもいい。男湯と女湯は日替わりで、１日目は実は狭い方の風呂だったのだが、それでもちゃんとサウナも露天風呂も打たせ湯もある。泉質がいいので肌がすべすべになる。

サウナの中にはテレビまであって、けっこう暑いのが我慢できる。私は根性がないので、それでもすぐ出てきてしまうのだけれど。月を眺めながらの露天風呂。まったくどーよ、このだらんだらんぶりは。で、真夜中まで３人でしゃべりまくったのであった。