いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

109.「君といたとき、いないとき」 ジミー作 宝迫典子訳

2006-02-18 00:50:05 | 絵本
君といたとき、いないとき

小学館

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少し俗な感じもするが、細かく描くこまれた絵。話の内容はけっこう暗くて、読み返すのが何だか辛いような気もしてしまう。切ないというのとはまた違って、読後感が少しきつい。文章で書かれているのとは別の何かを、絵から読み取ってしまうのかもしれない。

あまり好きではない。すごく売れた絵本らしいのだけれど。

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2 コメント

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ジミーさんの絵本だ! (にゃんにゃん)
2006-02-20 23:09:47
私がジミーさんの絵本で一番好きなのは「君のいる場所」です。

どのくらい好きかというと、中国語の原本持ってるくらい好き。(笑)

言葉が詩のように挿入されているところが気に入っています。

最後はハッピーエンドなんだけど、全体の80%を淋しさが締めている絵本です。



「君といたとき、いないとき」はあまりよく覚えていないのですが、この人の絵本で「幸せの翼」ってのがあるのだけれど、これはそれ以上にぎょっとするストーリーです。

えぇ・・・こんなの書いちゃうの・・・的な・・・。



ジミーさんの絵本はメッセージがとても濃くこめられているように感じるので、それがうまくハマっていれば好きです。

私はだから惹かれてる・・・という部分があるのかな。とも思います

誰もが抱えているちょっとした陰のある部分。



この作者、白血病がきっかけで絵本を書くようになったのだという話をきいたことがあります。

だから作品の深さもなんとなく納得してました。
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確かに (林本ひろみ)
2006-02-21 01:14:18
メッセージが濃くこめられているというのはよくわかります。たぶん、そこが私には強すぎるのだと思う。



この絵本の作者の紹介文のところに急性骨髄性白血病のことも書かれていました。病気のために死を身近に見つめたことが作品に大きく影響しているようです。



読んでみて私の好きな寂しさとか暗さとは少し質が違うと思いました。



図書館でほかの本も探してみますね。
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