夢を見ている
私はそれが夢だと知っている
白い部屋
窓ガラス越しに
部屋の中を眺めている
白い椅子
差し込む光に
くるまれ温められている
窓のこちら側は
雑音ばかり
けれどあまりにも
音が多すぎて
私の耳には
何も聞こえず
まるで静寂と
変わらないのだ
部屋の中の空気が
水のように流れている
窓の向こうにふいに
人影が現れる
その人は
私を見つけ
手を振っている
私は笑ってみせる
出来るだけ優しい人
みたいに
ガラスに反射する光
そして光
この声は決して
届かないのだ
私はそれが夢だと知っている
白い部屋
窓ガラス越しに
部屋の中を眺めている
白い椅子
差し込む光に
くるまれ温められている
窓のこちら側は
雑音ばかり
けれどあまりにも
音が多すぎて
私の耳には
何も聞こえず
まるで静寂と
変わらないのだ
部屋の中の空気が
水のように流れている
窓の向こうにふいに
人影が現れる
その人は
私を見つけ
手を振っている
私は笑ってみせる
出来るだけ優しい人
みたいに
ガラスに反射する光
そして光
この声は決して
届かないのだ
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