義妹に招待券をもらったので夫と2人で行ってきた。
アメリカでは知らない人はいないというくらい有名な国民的画家さんらしいのだが、私はまったく知らなかった。
70代から絵を描き始め、80歳の時にニューヨークで初めての個展を開き、101歳で亡くなるまでに約1600点もの作品を残したという方。
農作業や日々の暮らしが、はるか遠くの山々や広い空を含めて、パノラマのように描かれている。
作品は80点くらい展示されていた。愛用品や関連資料も多数あった。絵を描くための作業テーブルや椅子。絵の具や絵筆。
『そりを出す』という雪景色の絵が好きだなと思った。あと『古い樫のつるべ』という同じタイトルの3枚の絵の中の、全体が緑色の1枚も。ポストカードがあったら買おうと思ったが、見つけられなかった。図録は売っていたのだが、図録を買って何度も見たいと思うほどではないので。
私が図録を買って何度も見るのは、ポール・デルヴォーとかルネ・マグリットとかレオノール・フィニとかヒエロニムス・ボスとかだからな。
それにしても、70代から絵を描き始めて101歳まで描くというのはすごいな。まだまだ間に合うやん、私。今からいろんな新しいこと始めても、大丈夫やん。
見に行けてよかった。少し考え方が変わるかもしれない。
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