いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

病院通い

2015-04-17 11:40:40 | 出来事
さて、きのうの午後から突然両眼が充血。痛痒い。で、咳もいっこうにおさまらず、ますます激しくなってきている。中国で黄砂がひどいらしいので、その影響もあるのだろうか。ゲホッゲホッという低い音の咳だとまだ楽なのだが、コーンコーンという高い音の咳だと非常に辛い。今は若干高めの音の咳が出ている。

この間は眼科と内科と外科が一緒になっているクリニックに行ったのだが(そこの方がわが家から近い)、きょうは前にかかったことがあるすごく古くからある医院に行ってみた。この医院のサイトを見ると開業は明治時代らしい。

玄関はドアなのだが、スリッパに履き替えて待合室に入るところは年代物の引き戸になっている。中はさすがにリフォームされているのだが、トイレのドアとかもけっこう古めかしい。

この間来た時に診察してくださったちょっと男前の先生が、お年寄りに薬の説明をしておられる。どこの病院もそうなのかもしれないが、お年寄りの患者さんが多い。先生が何度も説明されるのだが、そのおばあさんにはなかなか通じないみたい。

よその病院でも血圧の薬をもらっているのかどうかを根気よく聞いておられた。血圧の薬を飲みすぎるといけないからなのだろうが、薬の名前や見た目が違ってもどちらも血圧の薬だということをわかってもらうのは至難の技のようだった。

さて、体温をはかり採尿をして、院長先生に違いないという感じの優しそうなおじいちゃん先生に診ていただいた。

で、いろいろ説明を聞いて先生がカルテに書き込む段になって、おおっと思う。先生の長い机の上にはズラーッとハンコが並んでいるのだが、先生が薬の名前を言われると、ハンコの列をはさんで向かい側に座っておられる看護師さんが、ささっとそのハンコを取り上げスタンプ台でポンポンとインクをつけて、さっと先生に手渡す。で、先生がそのハンコをカルテに押して看護師さんに返し、また次の薬の名前を言われる。

す、すごい。この間のクリニックではモニター画面見ながら先生が薬を選んでおられ、たぶんそれがそのままカルテになるのだろうと思うのだが、ハンコだよ、ハンコ。うわあ、ハンコ好き。絶対パソコンよりハンコを支持するよ、私は。

で、会計をすませお薬をもらって、普通はここで帰るのだが、この医院はもう1回診察室に入って、診てもらった先生から直接お薬の説明がある。「眼は私ではわからないから眼科に行ってね」と言われる。はい、ごもっともです。

この間行ったクリニックは建物は新しいし明るくて素敵だし先生も優しくて感じのいい方なのだが、やはりカルテのハンコがたまらん。また院長先生と看護師さんの連携プレーでカルテにハンコが押されるところをぜひ見たい。

ということで、少し遠いのだが、次回からはまたこの古めかしい方の医院に来ようと思う。薬の名前以外にどんなハンコがあるのだろう。さっきはそこまで詳しく観察できなかった。おお、病気になるのが楽しみ(こらこら)。ハンコ最高!
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