カラフル

きょうは空模様が怪しかったので電車でバイトに行く。駅のホームでぼーっとしていると「カラフル」という言葉が頭に浮かぶ。何を考えていたのか覚えていない。

夕べの夢のことを考えていたような気もする。でもその夢はちっともカラフルではなかった。どういう事情でそうなったのかわからんが、井戸の中にウナギを投げ込んでいた。夢だから事情なんてないのかもしれないけど。

で、「カラフルかぁ」などと思いながら、バイト。きょうの新聞数紙を閲覧できるように新聞ばさみ（というのかどうか呼び方がわからんが）にはさんで並べ、きのうの新聞をバインダーにとじる。

と、ある新聞の書評欄に目がいく。「え、カラフル？」うわっ。背中がゾワッとする。森絵都さんの本だ。なんだ、なんだ、いったいこれはどういうことだ。私に読めということか。私のバイト先の図書館の「カラフル」は貸し出し中だったので、一応予約をかけておく。

なんだろなあ、いったい。単なる偶然？読めばわかるかしらん。ううむ……。