お昼寝

自分の机（と言ってもキャンプ用のテーブル）で絵を描きたいのだが、足元に置いた足乗せ用座布団（足がだるくなるので、中に過去の悪行三昧を記した日記帳を詰め込んだ缶の上に座布団を置いて、そこに時々足を乗せている）に亀緒君が潜り込んで寝ているので、仕方なくテーブルで絵を描いている。

先日亀緒君が行方不明になり、家族揃って自衛隊の人みたいにほふく前進したりしながら探しまわった時もここで寝ていた。どうやらこの場所が気に入ったようなのだ。

ちょっと困ったけれど、これも亀緒君の楽しい亀生のためだから仕方あるまい。それにしてもよく寝ているね。

なんも関係ないけど「詩のボクシング」以来のこの数年が、私の人生においてのお祭りの期間だったような気がしている。ので今は祭りの後の静かな時間。

いいことや楽しいことがいっぱいあって、いやなことも幾つかあって、でも今はとても静かだ。

当分は静かにしていたい。好きなものに囲まれて好きな人とだけ話をして好きな絵を描いて暮れていく静かな日常。亀ライフ。

私も少しお昼寝しようかな。