いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

51.「コーギビルの村まつり」 ターシャ・テューダー作 食野雅子訳

2005-04-11 13:49:57 | 絵本
コーギビルの村まつり

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コーギビルというのは、コーギ犬(最近わりとよく見かける足が短くて、歩くとお尻の可愛い犬)とウサギと猫とボガート(トロルの一種)が住んでいる村の名前で、シリーズになっている。

そのコーギビルの村まつりの様子と、そこで開かれるヤギレースのお話。ターシャ・テューダーさんの名前は知っていたのだが、絵本は初めて読んだ。

細かいところまで本当に丁寧に描かれている。よく見てもわからないような小さな虫みたいなのまで描き込まれている。とてもきちんと描かれているので、何だかこんな村が本当にあるような気さえしてくる。

時々大きな黒い鳥が描かれているのだが、これはカラス? 他の動物の大きさからすると、実際カラスはこんなもんだろうな。近くで見ると本当にすごく大きいもんな。

メリーゴーランドの馬がヤギになっていたり、ノミのサーカスの小屋があったり、胡散臭い品物を売っている店があったり、描いている人自身も楽しんでいるのがわかる気がする。

コーギ犬が二足歩行で動き回っているところは人間っぽいのに、寝ている姿は完全に犬でとても可愛い。描いている人の愛情がすごく感じられる絵本だと思う。
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