雨が上がったので、キウイ棚のそばに生えている巨大アジサイを剪定することにした。細い路地(里道というやつらしい)に面して生えているのだが、道の方にはみ出すくらいの勢いだ。
茂りすぎて風通しが悪くなっている。風通しが悪いと害虫が発生したりするのだよな。と思ったら、中の方の枝のあちこちに、白いホワホワした綿毛のようなものがはりついている。
何だこれ? カイガラムシみたいなもの? それとも毛虫のちっさいやつ? ドクガの幼虫だったりしたら嫌だな。アジサイだから、チャドクガではないと思うけど。
恐る恐るアジサイの茂みに頭から突っ込んで(大胆やん)、枝の根もとの方をラチェット式の剪定鋏で切り、枝を引き抜くようにして取る。
と、綿毛がピュンピュン跳ねて枝から逃げていくやないか。うわぁ、なにこれ?
よく見ると、毛虫ではなく、ひとつまみ分の綿毛が1匹の虫のようだ。あ、あ、歩いとる。な、なんかちょっと可愛いかも。しかし、まだ油断はできない。刺したり噛んだり毒があったりしないとも限らん。
で、今調べてみたら、どうやらアオバハゴロモの幼虫らしい。成虫のアオバハゴロモもけっこう可愛い。きれいな緑色で翅の縁どりがピンク色。何でか知らんが学名にGeishaという言葉が入っている。芸者のことらしい。翅の色がきれいだからかな。
Wikipediaには、特に毒があるとは書いてなかった。明日は、安心して剪定しよう。アオバハゴロモの幼虫の住まいのアジサイの枝が、ほぼすべてなくなるわけだが。まあ、まだまだそのへんは草だらけなので、ピュンピュン跳んで引越してもらうことにしよう。
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