いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

105.「つきよのぼうけん」エドワード・アーディゾーニ絵 エインゲルダ・アーディゾーニ文 

2006-02-17 01:20:21 | 出来事
つきよのぼうけん

徳間書店

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ぬいぐるみの熊のダンディとお人形のケイト、ちび熊のテディは、もうすぐクリスマスというある日、ゴミ箱に捨てられてしまう。子どもたちがもうおおきくなってしまったから。

3人はゴミバケツから逃げ出し、やはり道端に捨てられていたオモチャの汽車に乗って走り出す。踏み切りの前で急停車すると、窓から3人をみつけた踏み切り番の家の小さな娘が、人形を1人ずつそっと抱きかかえて、自分の家の中に連れ帰ってくれる。女の子は3人をきれいにしてあげて、とても大事に扱ってくれる。

ああ、こういう話には非常に弱い。すぐ泣いてしまう。この主人公の人形たちはエインゲルダ・アーディゾーニ家の子どもたちの人形がモデルらしい。子どもがとても喜びそうな話だ。

スケッチのような描線と彩色なのだが、色が落ち着いていてきれいで、人形の表情や感情なども、その姿勢などでよく表されていると思う。
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