いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

寂しかったらしい

2006-01-04 01:36:56 | ヒロタ亀緒君
私が実家に帰っている間も、放し飼いになっていた亀緒君。でも夫の話では、呼んでも出てくるのは衣装ケースの家の出入り口あたりまでで、そこから夫の顔を確認し「あ、お母ちゃんと違う」という感じで回れ右して戻っていくのだそうな。

それでも日課のテリトリーの巡回はしていたらしいし、私の留守中に里帰りして来た長男(結局入れ違いで会えず。残念)の後をついて歩いていたりはしたらしい。

それでもかなり寂しかったのか、戻ってきた日に私が呼ぶと「お母ちゃーん」という声が聞こえそうな勢いで、転がるように駆けてきて、甲羅を拭いているタオルも押しのけ胸によじ登ってきた。どうも私以外の人にはよじ登ったりしないらしいのだが。

以前読んだ中村陽吉さんの本に出てくる亀のかめちゃんも、しばらく出張に行っていた中村さんが家に戻ると、必死で駆けてきてよじ登り、中村さんの鼻に鼻先をくっつけてきたと書いてあったと思うのだが、まったくそれと同じような感じだ。

私は亀緒君を飼いかけたとき、最初に中村さんの本を読んだので、亀というのは呼べば来るものなのだと思っていた。ので、試しに呼んでみたのだが、呼んだら本当に亀緒君は寄って来て、私の手の上に乗ったのだった。

この写真は撮っている最中に亀緒君がどんどん近寄ってきてしまったので、このようなアップになってしまった。どうも携帯のカメラを構えている私の手に鼻先をくっつけたかったらしい。

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