このところ忙しくて、ちっとも行けなかったWEST DARTS CLUB。久々に行ってきた。晩御飯のしたくをし風呂にお湯をはり布団を敷いてから。
夕べは団☆計画サブリミナルリミットによる日常朗読企画『本読ム夜』の第2回目。「しんくう団 おはなしづくし」があったのだ。出演者は4名。ハギモトマサシさん、成田智子さん、日坂朱里さん、MAYAさん。
1番目は「コルベスさま」。グリム童話。最初のうちはどうということもない話なのだが、どんどん不気味な方面に突き進んでいく。
2番目と3番目は「子どもたちがごっこをした話」のⅠとⅡ。これはもうごっこ遊びで本当に豚の役の子の喉を掻っ切って殺してしまうという真っ暗な内容。これもグリム。
4番目は私の大好きな絵本、「百万回生きたねこ」。作者は佐野洋子さん。これは自分で読むたびに泣いてしまうという絵本の中の一冊。聞いているうちに「私もまざって読みたい」と思ってしまった。この朗読の最後の方で、突然出演者の方がお菓子の入った袋を抱えて立ち上がられる。な、なんだ、なんだと思ったら、「休憩なので……」と言いつつ、そのお菓子をみんなに配ってくださる。ああ、びっくりびっくり。
休憩をはさんで5番目は「或る別な話」。普通に考えると、なんか意味のわからない内容なのだ。テーブルを囲む老夫婦とその娘が、延々「もうご飯の時間だ」とか言いながらいつまでたってもご飯になんかならないし、突然部屋に男が入ってきてまた突然出て行くし。でも、このわからなさは何だか好きなわからなさだなと思っていたら、やはり別役実さんの戯曲だった。別役実さんの「え、そういう終わり方なの?」という感じの童話が大好きで本も持っているのだが、今度機会があったら朗読してみようかなあ。
6番目は「蝶」。これはアンデルセン。結婚相手(花なのだが)を選びすぎてずーっと結婚できない蝶の話。即決してずーっと後悔するのとどっちがいいのだろうねなどと思う。
7番目は「金の鍵」。これはグリム。とても短いお話。
なかなか楽しい朗読会だった。チラシを見て来られたという奥様たちも含め、客席はほぼ埋まっていたように思う。タイトルのところの写真は、しんくう団の方の製作によるジンベイザメ。キラキラと怪しく輝きながら、みんなを見下ろしていた。
公演が終わってから「しんくう団」の成田さんと私んちがえらい近いということが発覚。びっくり。同じスーパーに買い物に行ったりしてるし。今度スーパーで遭遇したらお茶しましょうということになった。いやあ、世の中は狭い。悪いことは出来ない。きょうから真人間になります、ホントに。
夕べは団☆計画サブリミナルリミットによる日常朗読企画『本読ム夜』の第2回目。「しんくう団 おはなしづくし」があったのだ。出演者は4名。ハギモトマサシさん、成田智子さん、日坂朱里さん、MAYAさん。
1番目は「コルベスさま」。グリム童話。最初のうちはどうということもない話なのだが、どんどん不気味な方面に突き進んでいく。
2番目と3番目は「子どもたちがごっこをした話」のⅠとⅡ。これはもうごっこ遊びで本当に豚の役の子の喉を掻っ切って殺してしまうという真っ暗な内容。これもグリム。
4番目は私の大好きな絵本、「百万回生きたねこ」。作者は佐野洋子さん。これは自分で読むたびに泣いてしまうという絵本の中の一冊。聞いているうちに「私もまざって読みたい」と思ってしまった。この朗読の最後の方で、突然出演者の方がお菓子の入った袋を抱えて立ち上がられる。な、なんだ、なんだと思ったら、「休憩なので……」と言いつつ、そのお菓子をみんなに配ってくださる。ああ、びっくりびっくり。
休憩をはさんで5番目は「或る別な話」。普通に考えると、なんか意味のわからない内容なのだ。テーブルを囲む老夫婦とその娘が、延々「もうご飯の時間だ」とか言いながらいつまでたってもご飯になんかならないし、突然部屋に男が入ってきてまた突然出て行くし。でも、このわからなさは何だか好きなわからなさだなと思っていたら、やはり別役実さんの戯曲だった。別役実さんの「え、そういう終わり方なの?」という感じの童話が大好きで本も持っているのだが、今度機会があったら朗読してみようかなあ。
6番目は「蝶」。これはアンデルセン。結婚相手(花なのだが)を選びすぎてずーっと結婚できない蝶の話。即決してずーっと後悔するのとどっちがいいのだろうねなどと思う。
7番目は「金の鍵」。これはグリム。とても短いお話。
なかなか楽しい朗読会だった。チラシを見て来られたという奥様たちも含め、客席はほぼ埋まっていたように思う。タイトルのところの写真は、しんくう団の方の製作によるジンベイザメ。キラキラと怪しく輝きながら、みんなを見下ろしていた。
公演が終わってから「しんくう団」の成田さんと私んちがえらい近いということが発覚。びっくり。同じスーパーに買い物に行ったりしてるし。今度スーパーで遭遇したらお茶しましょうということになった。いやあ、世の中は狭い。悪いことは出来ない。きょうから真人間になります、ホントに。
ていうか今まで日記書いてたんですね!
写真めっちゃきれいですねえ……あんなに綺麗に撮ってもらえて、
僕も照明仕込んだ甲斐がありました。
当分WESTには週末いますが、またいつでもお待ちしてますね。ではでは。
でも、写真撮る直前まで、まったく気づいてません
でした。このジンベエザメの存在に。
WESTは居心地いいので行きたいのですが、なかなか
厳しい状況です。
でも出来るだけ都合をつけて行けるよう努力します。
「百万回生きた猫」いいですよね。朗読してても泣きそう・・・。
けど、その猫のそれまでの死に方がけっこう怖い
んですよね。
最後に白い猫に出会うまでは、ずっと修行の状態
だったから、生まれ変わり続けたのかなとか思い
ました。
絵本って、子どもの時に読むのと、大人になって
から読むのとでは、同じ絵本でも読み取り方が違
ってるんですよね。
それと、グリムでもアンデルセンでも、もともと
の話と子ども向けの絵本で読んだ話では、ずいぶ
ん違ってたりするみたい。とんでもなく残酷な話
がいっぱいありますもんね。