いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

実家の家族大集合

2005-08-11 11:03:02 | 出来事
といってもこの狸は家族ではない。念のために言っておくのだが。

この間、実家の父より指令が来て、6日、京都駅に両親、私の妹、妹の娘(私の姪っ子ですな)、私が集合した。弟はあとで旅館に直接来る予定。


で、京都駅で姪っ子がお土産を買うというので、まずそれに付き合う。私は手ぬぐいを買う。亀の柄のがあった。すんごい嬉しい。しかも安い。品質的にはどうなのか、よくわからないが。

品質的にはわからないとか 思いつつ、ついこの間、手ぬぐい好きの友人が誕生日だったので、プレゼントはこれで決まりだよと3枚買う。大丈夫か? いいのか、これで?

京都駅の南口には昔「ピガール」というレストランがあって、ここのステーキがものすごく薄かった。普通の薄切り肉と言ってもいいほどの薄さで、それを注文した父が、箸だかフォークだかで肉を持ち上げ、透かしてみていたことを覚えている。昔と言ってもそりゃあもう大昔のことなのだが、京都駅に来るたびに話題にのぼるのだ。かわいそうになあ「ピガール」。もうお店もないというのに、未だに「あのステーキは薄かった」などと言われ続けて。

しかし、この日のお昼に入った寿司屋もなかなかすごかった。表のショーケースには「手巻きセット」というのが出ていたので、私と妹はそれを頼んだのだが、手巻きセットは夜しかできないと言う。どこにもそんなこと書いてなかったし、単品の手巻きはあるんだよ。

で、お昼のセットメニューというのにはお寿司のほかに麺類がついていて、こんなにたくさん食べられない。仕方がないのでお寿司を単品で頼んだのだが、セットの倍の値段になってしまった。麺類がついてないのに倍かよ~。

で、姪っ子がたまごのお寿司を食べたいと言うので、妹が注文。そうしたらたまごもできないと言う。夜しか出来ないんだってさ。いや、出来ないなら出来ないでいいんだがな(卵、焼けないのか? 私が焼こうか?)。何が気に入らないのか知らないが、その応対の仕方がものすごくつっけんどん。言い方があると思うわけさ、客商売なんだし。

で、店を出てからしばらくは、「昼間はたまごはありません」ごっこをして遊んでしまった。これでこの店も「ピガール」と並んで、私ら家族の伝説の店になることであろう。おめでとう。京都駅近鉄名店街の匠寿司。この店の熱狂的ファンがおられたらすみません。でも感じ悪かったです。

その後、滋賀県立琵琶湖博物館に行く。「歩く宝石オサムシ展」というのをやっていて、あのバイオリンムシの生きたやつを見られた。四国にはボッチャンオサムシなんていうのもいることがわかったし、オサムシ採りに情熱を燃やす人たちの壁新聞みたいのがやたら面白かった。水族館も予想以上に大きくて、古代魚コーナーがすごく面白くて、水槽にへばりついて見る。子どもかお前は。

その前に亀のコーナーで見かけた子どもに、「あ、亀のところにいたおばちゃんだ」と声をかけられた。すんませんねえ。亀のところでもへばりついてましたねえ。


その日泊まったのは旅亭臨湖庵という瀬田川沿いの旅館。古めかしくて大きな旅館だ。

その前の週は満員だったそうなのだが、この日はなんとうちの家族の貸しきり状態。大浴場もいつでも好きなときに男性用女性用どっちに入ってもいいと言われた。タイトルのところの写真は男性用の大浴場で撮った写真。風呂の中にもたぬちゃんたちがいた。

で、この大きな木はロビーから見える庭の様子。庭にはたくさん木があって、セミの抜け殻がものすごい数あるらしい。


二間続きの広い部屋に泊まった。写真は部屋の窓から見える景色。翌朝、この窓の外はものすごいことになっていた。

セミの抜け殻がものすごい数あるということは、セミがものすごい数いるということで、そのセミがこの木のところをものすごい勢いで飛び回っていたのだ。数え切れないくらいのセミがぶんぶん飛んでいる。

頑張って1匹だけを目で追っていくと、どうも一箇所に3秒くらいとまってはまた他に移動するようなのだ。いったいこれは何をやっているのだろう。よりいい位置を確保するためなのか、より可愛い女の子ゼミを探しているのか。とにかくとても窓なんか開けられないような状態だった。実際、壁にぶつかったり窓にぶつかったりするセミもいたし。黒っぽかったのでクマゼミかも。

10時頃にはすっかり静かに(鳴き声はうるさいが)なっていた。
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