但東暮らし 344〜静かな夜〜

明けましておめでとうございます。年末年始も実家でボッチ。

サルスベリの剪定をするつもりだったが、元日早々、高枝切り鋏を肩に担いでウロウロするのもどうなんだろうと思い、玄関前の掃除とツツジの植え込みのピュンピュン飛び出している枝を切り戻すのと、旧枝咲きのクレマチスの絡まり合った蔓の整理にとどめた。

きょうは、妹家族が遠路はるばる両親との面会に来てくれたのだが、ついこの間、オンライン面会からアクリル板越しの直接面会になったと思ったら、またオンライン面会に戻ってしまい残念。でも孫の顔が見られて母が泣いていたらしい。

　

姪っ子に動画を見せてもらったけれど、さすが私と面会する時とはテンションが違う。なんかニッコニコしてめっちゃ手を振っている。

親が毎年必ず買っているいわさきちひろのカレンダーや、きょう届いていた年賀状や、定期購読している本などを妹に持って行ってもらった。

きょうは、妹や姪っ子からお茶やお菓子やお節や御守りまでもらった。大量のお節を少しずつ解凍しては１人で食べるという幸せなミッション。

そう言えば、去年のお正月もボッチで実家にいた。介護用お節を注文したのに、父は入院中で母は小規模多機能施設にロングステイ中。どれを食べてもまったく歯応えのない介護用お節を、やっぱり１人で食べていたのだった。今年のお節はちゃんと歯応えがあって美味しい。

妹たちが帰ってから、なんと知り合いが大晦日についたという大量のお餅を持って来てくれた。大量のお節と大量のお餅。なんという幸せ。ありがとうございます。ふ、太ってしまいそう。

実家のあたりでは、お正月三が日は家の前に灯籠（かな？）を灯す。暗くなってから夜１０時頃まで。

実家の前にも出すのだが、昼間うっかり倒してしまい、明かりがつかなくなった。中に２０Wの電球が入っているのだけれど、倒れた衝撃で切れたみたいだ。２０Wは買い置きがない。３０WのLED電球色電球ならあったので、それで代用。

本当は通り沿いに灯籠を出さなきゃいけないのかもしれないが、私が寝起きしているのは昔の診療所の建物で、通りから少し中に入っていて階段何段分か地面より高い。少し明かりの色が違っても、並んでいる訳ではないので、たぶん大丈夫かな。

通りを眺めてみる。とてもきれいだ。過疎地なので、眺める人が少ないことがとても残念。でも、素敵な取り組みだと思う。

妹家族はもう家に着いたかな。妹の夫さん、運転お疲れ様です。本当にありがとうございます。感謝します。またよろしくお願いします。