規則正しい亀緒君

衣装ケースのお家での生活にもすっかり慣れ、とても規則正しい日々を送る亀緒君。朝は８時前後に私が衣装ケースにかけた古い遮光カーテン（ただし遮光なくせに畜光なので、暗くなるとカーテン一面にパーッと星座が光る）を取り除けると、植木鉢の寝床からトコトコと出てくる。

で、キョーリンのひかりクレストを食べ、場合によってはその後少しお刺身なども食べ、お腹がいっぱいになると水中でトイレをすませる。で、衣装ケースの出入り口をふさいである段ボールをのけてあげると、さっそくスロープを降りてリビングへ。たいていはまずルームウォーカーの下に入り、そこから好きな場所に移動。

そのままずっと夕方まで、リビングか和室かキッチンのどこかにいて、気が向いたら衣装ケースに戻り水浴びをして、またどこかに出かけていく。

やがて夕方になると私がバスキングスポットランプをつけるので、衣装ケースのお家に戻り８時半か９時頃までそのまま甲羅干しして、私の用事が終わるのを待つ。私がなかなか呼びに行かないと、亀緒君の方から呼びに来る。

で、１０時頃まで遊んで、自分の気がすむとまた衣装ケースのお家に戻り植木鉢の寝床に入り込むので、出入り口をふさいで遮光カーテンを衣装ケースにかぶせる。

この甲羅干しの様子がたいへんに和む。見ていてこっちまで気持ちよくなってくる。前足も後足もだら～んと伸ばし、石の上にあごを乗せていたりするし。亀ってホントに可愛いなあ。亀緒君を拾ってなかったら、亀がこんなに可愛いなんて知らなかった。よかったよ、ホントに。神様（亀様？）のおかげだよ。