木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

防犯カメラ

2012-05-29 23:48:01 | 忘備録
「刑事さんって探偵ドラマ見たり、推理小説って読むんですか?」
昨日の夜僕の家でした質問
「結構みんな好きなんですよ でも・・あんな風に解決出来たら、とちょっと複雑です」
生の声を聞いてしまった



昼前に電話がかかってきた
「私、名東署の者ですが、ある事件の捜査でお宅の前の状況を知りたく思っています
 今日歩いていましたら防犯カメラが目に入りました
 もし4月30日当たりの様子が残っていましたら見せていただけませんでしょうか?」

午後3時前に住人からの電話
「大家さん、昨夜私のバイクが傷つけられたようなんです
 今、中署のおまわりさんに来てもらってるんですけど・・」
「というわけでお宅の防犯カメラで昨日の様子を見せていただけないでしょうか?」


なんとダブルで同じカメラの記録を要求されました
7時にやってきたのは中署の派出所のお巡りさん
劇団ひとり風(笑)文字通り一人でやってきた
僕はレコーダーの扱いに慣れてはいない
「説明書ここにありますから どうぞお使いください」
悪戦苦闘しながら初めて接するレコーダーと格闘中 


「今お宅の前に来てるんですが 見せていただいてよろしいですか?」 と名東署員

「いいですけど、先客がお見えです・・・」

  7時半
二人の刑事がやってきて警察手帳を見せる

部屋で中署員と名東署員が軽く挨拶する
先客はある程度扱い方を覚えてそのバイクが帰ってきたころの画像を探し当てた
今から翌朝までの様子を早送りで確認する
32倍速までできるが それだと肝心な人の動きをも逃す恐れがあるんで16倍速で確認する
人が通ると一旦止めて巻き戻して普通速度で確認
16倍速だとつまり16分を1分で流し見
ということは1時間を約4分 
これは誰も通らなかった時の所要時間
結局半日分を1時間以上かけて確認して行った
人がそのバイクに近づいた部分が一か所あって
その画面を止めてデジカメで記録
でもそれは多分住人の同居してる人で傷をつけてるんじゃなくて確認してる画像と思われる
結局その夜に付いた傷ではなさそう
そしてモニターの前で僕の写真も撮られました
情報提供者とその記録媒体として・・
なんかあんまりうれしくない

それが終わって今度は名東署員
こっちは持ってきたUSBに4月29日から30日にかけてのカメラ3台分、4時間の画像を記録
これも1時間近くかかりそうだったのでセットして一時間後に戻りますと言って
出てゆきました
8時半過ぎ・・
その隙にやっと晩飯

帰ってきて記録したUSBを確認作業中に冒頭の会話
テレビでは「レベル7」
「宮部みゆきですね(笑)」
この人が被疑者を恫喝して白状させるんだろうか と思うほど穏やか

どうも事件はこれらしい
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120528-00000002-mai-soci

その時間にここを通ったかどうか・・それを確認できるほどうちのカメラでは道路の情報がたくさんあるとは思えないんだけどね
この近くにある防犯カメラの情報をいくつか集めているらしい
署でまた確認作業
警察の捜査というものは地道なもの と聞いていたけど
本当に地味で大変な仕事だ

「もし証拠として有力なものがあれば情報提供者としてのサインを頂きに上がらなくてはいけないのですがよろしいでしょうか?」
 
「はいはい それはもう勿論」

 10時 退出


去年の春に新しいカメラとレコーダーを設置した
それが必要な世の中なんだと再認識

にしても初にして、ダブルにはびっくり。。

コメント (6)
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