☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

神の無限供給性を自覚する

2013-08-05 18:07:50 | 今日の言葉


マルクスは唯物史観を説きますが、「生長の家」は唯心史観であります。

近代の経済組織は節約しなければ万一の為に困ることが起る、という

人間の恐怖心が原動力となって築かれたと観るのであります。


この恐怖心がもとになって富が一部に蓄積され、有無相通ずる流通が完全に行われないために、

貧富の懸隔が益々はげしくなり、資本家が無資産家を脅かすようになったのであります。


だから、この不完全な経済組織を改造するには、何も制度そのものに

斧鉞(ふえつ)を加えるには及ばない。


人間の心からこの恐怖心をとり去り、財を吾々は蓄積しないでも、

吾々の生活になくてならぬものは必ず神が与え給う ー 

換言すれば無尽蔵の大生命から与えられる ー という大信念を

人間に与えるようにすれば好いので、

こうすれば財が或る一箇所に偏寄って有るという畸形な状態はなくなって、

全体の人間に平等に富が循環するようになるというのであります。



新 編『 生命の實相 』第 4 巻 P 209-210 谷口雅春先生
頭注版『 生命の實相 』第 2 巻 P 193-194





自性円満完全無限力の自覚

2013-08-05 05:00:00 | 今日の言葉

吾々の本来相といおうか、実在相といおうか、それは既に救われている。

既に健康である、既に幸福である ー 始めから救われているのですから、

救われるも救われぬもない、始めから円満完全自由自在な神の子であり、神そのものである。


だから吾々はその本来相をどうするとか、どうせぬとかということは問題にならない。


吾々にとって問題となるのは、その本来相が如何にして現象世界に

映ってくるかということであります。


しかし、それも別に難しい問題ではない、

円満完全なる親なる神と自分が繋がっている、

無限生命なる神と自分が結ばれている、

無限知慧なる神と吾々自身が一体である、

無限力量の神と吾々自身が一体であるということを

自覚した程度に従って現象世界の吾々に与えられる ー

即ち 顕れて来る生命と智慧と力量とがいろいろ相違して来るのであります。



新 編『生命の實相』第 5 巻 P158-159  谷口雅春先生
頭注版『生命の實相』第 3 巻 P193