☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

相手を癒(いや)すに非(あら)ず、自分の心を癒すなり

2016-12-29 20:12:38 | 今日の光明法語
“ 祈ってあげる人 ” も “ 祈ってもらう人 ” も、赤の他人で、
何(なん)の関係もなかった人間同志だと思えるのであるけれども、

そのような人達は “ 類業(るいごう) ” “ 類縁(るいえん) ” によって
“ 一体(ひとつ) ” に結ばれているのであって、

その祈ってあげる人が、相手の実相完全な姿を 真に悟ったら、
相手と共に 自分自身が救われ、相手が癒され、自分が癒されることになるのである。

もっと広義に考えるならば、地上のすべての人類は “ 類業 ” “ 類縁 ” によって
一体なのである。だから、ある最高の聖者は 「 世界の人類が 一人でも まだ苦しんでいるのは、
私 ひとりの罪である 」 と言い切ったのである。

“ 罪 ” とは “ 包み ” 隠していることであり、一人でも まだ この世に苦しんでいる人が
あるのは、自分がまだ、全人類が 皆 神の子・完全円満であることを 真に 観(み)る境地に
達していない その罪のあらわれだ という意味である。

『 人間苦の解放宣言 』 祈り合いの神想観実修本義 ( 96~97頁 ) 谷 口 雅 春 先 生