☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

日本人の愛国心について ― 生命の本源を知る    谷口雅春 先生

2019-02-11 13:45:38 | 今日の光明法語

・・・・・ 愛の範囲が、「自己中心の愛」から「恋人への愛」、それから「父母への愛」、
それから「祖先への愛」となってくるのであります。
それから更には、その祖先の、祖先の、更に祖先ということになってきますと、
それは一方においては 即(すなわ)ち「 神 」に達する。

こうして、縦に広がっては、神に対する愛となり、無限の原始(げんし)において 自分の生命は
神につながって出発し、そして今 現(げん)に ここに神につながって生かされているのであると
いう自覚が起ってくるのであります。

そして、神の御心(みこころ)に適(かな)う生活をしなければならない。そして神の御心に適って
何をしても神が 「 お前はすばらしいことをしたぞ! 」 といって、神様が褒(ほ)めて下さるような
生き方をした時に その時に喜びを感ずる。

神が喜んだら自分が喜ぶというような 内からなる実践道徳の理性 ― または 規範が 内部から
押し出して来て、自分の生命が 縦に拡大して 神の意志と一体になる行動にまで発達することに
なるのであります。これが 「 神を愛する 」 ということであります。

併(しか)し神から発(はっ)し 神につながる我が生命が具体的に生きるためには、
その生きる “ 場 ” がなければならない。それが国であります。
日本の国があって吾々は生き、吾々の祖先も生きて来ている、神武天皇の建国は神話であると
いう人もあるけれども、ともかくわれわれの祖先たる 天照大御神 → 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) →
そして神武天皇という風(ふう)に我々の生命の続きの祖先が日本の国を建てた。

吾々の住んでいる日本の国は、祖先と自分と一体の自覚においては、日本の国は吾々の祖先の
生命の展開であり、正(まさ)に自分の生命の続きなんです。だから自分を愛する者は日本国を
愛しなければならないということになるのであります。

若(も)し神武天皇が日本国をお建てにならなかったら、現在の日本人は存在しないということに
なるのであります。そこに 「 生命の本源 」 を知ることによって、天皇家に対する恩愛の情(じょう)、
報恩の心というものが自然に発生して来(こ)なければならない。

そして吾々自身と吾々の祖先とが生き、かつ生かされて来た日本国を愛さなければならない
必然の要求がでて来(く)るのであります。これが本当の愛国心であります。

谷口雅春 先生 
『 人生を前進する 』 ( 168 ~ 169頁 )




本当の “ 人間つくり ” について

2019-02-11 11:54:15 | 今日の光明法語

人間は 神の最高実現として、宇宙の一切の要素 ― 鉱物的なるもの、植物的なるもの、
動物的なるもの ー をことごとく 内に包含しながら、それ以上に超出するところの
一層高次なるものを発現せしめなければならないのである。

即(すなわ)ち その、「 一層高次なるもの 」 とは 「 人間に宿る神性 」 である。
そして この神性を発現せしめ発揮することによってのみ、人間は 本当に
「 “ 人間たることを得る ” 」 のである。

谷口雅春 先生
『人生を前進する』 ( 227頁 ) 日本教文社