以前に話しましたが…
満天さんはダンナ様のお義母様が入院された時に
看護のために病院で寝泊りしていたコトがあります~
(その時のお話はコチラからどうぞ~)
一時期、危篤状態になった義母様を見舞いに
横浜からダンナ様が急ぎ札幌まで飛んで来ました~
ところが…ダンナ様のお顔を一目見るなり…
なんとな~く調子を取り戻した義母様。
(義母様にとってダンナ様は最愛の息子でありました~笑)
いずれ助かり元気になる病気では無かったのですが
まぁ~仕事もありますので…
ダンナ様だけ一旦横浜へ帰るコトになりました
電車で千歳空港まで行かせても良かったのですが…
昔、結婚前に乗っていた私の車を
私の継母様に譲っていたのを拝借し~
千歳空港までお見送りすることにしました
私の弟の「満月君」が持って来てくれた車を一目見て
「ウッソ~!!!」
っと私は大声で叫びました~
継母様に「無料」でお譲りしたのは…
新車で買った1600ccの「カローラII」
通称「カロタ君」
大事に~大事に~乗っていたカロタ君は
継母様にお譲りした時は「ピッカピッカ~」状態だった…ハズ。
そ・それが・・・・・
「ボッコボッコ~」になっておりました~
ま・まぁ~譲った物に文句を言ってもしゃ~ないので~
気を取り直してダンナ様と千歳空港まで二人でドライブ~っと
しゃれ込みました~
既に2週間以上を病院で過ごし…ダンナ様と二人っきりになるのも
「久しぶり~~~~」
「帰りは満天ちゃんが一人で運転だから、行きは僕が運転するネ」
っとハンドルを握るダンナ様の横顔に「ウットリ~」としながら…
あ~だ、こ~だと…くっちゃべる満天ちゃん~
「あっと言う間の幸せタイムの終了~」
飛行機の時間が迫っていたので
あわてて駐車場に車を止めて空港内に小走りで向かう途中
「おっ、忘れない内に車のカギをちょうだいな~」っと
ダンナ様の背中へ声をかけました~
おもむろに…立ち止まり…ポケットを探るダンナ様。
何やら…焦りが見え隠れしている模様。
そして…真っ直ぐに私の目を見ながらの一言。
「な・無い。車のカギがない。」
「へっ?」
咄嗟に何を言われたのか理解不能な満天。
それから~駐車場まで慌てて戻り~
車の中を見ると…
「運転席の座席の上に置いてあるカギを発見!」
車のドアは見事なまでに閉まっている…
飛行機の時間は押し迫り~
「満天ちゃん!ごめん!後は任せた~!」
っと言いながら走り去るダンナ様~
寒風の吹きすさぶ空港の駐車場に…
ボコボコのカロタ君と残された満天
さて…それから…
駐車場の係りのおじさんの元へ走り~
車のカギをこじ開ける道具を拝借し~
運転席側の窓とドアの隙間より細長い棒を差し込み
シャカシャカと作業する私と駐車場のおじさん。
それは…傍から見れば…
まるで…車泥棒のようでした~(ガハハハハ)
ほどなく車のドアは開いたのですが…
駐車場のおじさんが「カロタ君」を見た時に…
「乱暴に乗ってるね~車が可哀相だね~」っとボソっと言った一言に
二の句が告げず…
カギが無事に開いたカロタ君に乗り込み
逃げるように札幌への道を走り去った満天さんでした~
その時、上空を飛行機が爆音と共に飛び立って行きました
アレにダンナ様が乗っているのかの~
せっかく…飛行場での別れを演出しようと考えとったのにの~
あ~んな事や、こ~んな事して…ニヤニヤ~
ん? アイツ…
それを悟って逃げたんじゃ~ないかの?
ま・まさかの~
そうして…満天さんは…あらぬ妄想を抱きつつ
一人寂しく病院へ帰って行ったのでありました~
満天さんはダンナ様のお義母様が入院された時に
看護のために病院で寝泊りしていたコトがあります~
(その時のお話はコチラからどうぞ~)
一時期、危篤状態になった義母様を見舞いに
横浜からダンナ様が急ぎ札幌まで飛んで来ました~
ところが…ダンナ様のお顔を一目見るなり…
なんとな~く調子を取り戻した義母様。
(義母様にとってダンナ様は最愛の息子でありました~笑)
いずれ助かり元気になる病気では無かったのですが
まぁ~仕事もありますので…
ダンナ様だけ一旦横浜へ帰るコトになりました
電車で千歳空港まで行かせても良かったのですが…
昔、結婚前に乗っていた私の車を
私の継母様に譲っていたのを拝借し~
千歳空港までお見送りすることにしました
私の弟の「満月君」が持って来てくれた車を一目見て
「ウッソ~!!!」
っと私は大声で叫びました~
継母様に「無料」でお譲りしたのは…
新車で買った1600ccの「カローラII」
通称「カロタ君」
大事に~大事に~乗っていたカロタ君は
継母様にお譲りした時は「ピッカピッカ~」状態だった…ハズ。
そ・それが・・・・・
「ボッコボッコ~」になっておりました~
ま・まぁ~譲った物に文句を言ってもしゃ~ないので~
気を取り直してダンナ様と千歳空港まで二人でドライブ~っと
しゃれ込みました~
既に2週間以上を病院で過ごし…ダンナ様と二人っきりになるのも
「久しぶり~~~~」
「帰りは満天ちゃんが一人で運転だから、行きは僕が運転するネ」
っとハンドルを握るダンナ様の横顔に「ウットリ~」としながら…
あ~だ、こ~だと…くっちゃべる満天ちゃん~
「あっと言う間の幸せタイムの終了~」
飛行機の時間が迫っていたので
あわてて駐車場に車を止めて空港内に小走りで向かう途中
「おっ、忘れない内に車のカギをちょうだいな~」っと
ダンナ様の背中へ声をかけました~
おもむろに…立ち止まり…ポケットを探るダンナ様。
何やら…焦りが見え隠れしている模様。
そして…真っ直ぐに私の目を見ながらの一言。
「な・無い。車のカギがない。」
「へっ?」
咄嗟に何を言われたのか理解不能な満天。
それから~駐車場まで慌てて戻り~
車の中を見ると…
「運転席の座席の上に置いてあるカギを発見!」
車のドアは見事なまでに閉まっている…
飛行機の時間は押し迫り~
「満天ちゃん!ごめん!後は任せた~!」
っと言いながら走り去るダンナ様~
寒風の吹きすさぶ空港の駐車場に…
ボコボコのカロタ君と残された満天
さて…それから…
駐車場の係りのおじさんの元へ走り~
車のカギをこじ開ける道具を拝借し~
運転席側の窓とドアの隙間より細長い棒を差し込み
シャカシャカと作業する私と駐車場のおじさん。
それは…傍から見れば…
まるで…車泥棒のようでした~(ガハハハハ)
ほどなく車のドアは開いたのですが…
駐車場のおじさんが「カロタ君」を見た時に…
「乱暴に乗ってるね~車が可哀相だね~」っとボソっと言った一言に
二の句が告げず…
カギが無事に開いたカロタ君に乗り込み
逃げるように札幌への道を走り去った満天さんでした~
その時、上空を飛行機が爆音と共に飛び立って行きました
アレにダンナ様が乗っているのかの~
せっかく…飛行場での別れを演出しようと考えとったのにの~
あ~んな事や、こ~んな事して…ニヤニヤ~
ん? アイツ…
それを悟って逃げたんじゃ~ないかの?
ま・まさかの~
そうして…満天さんは…あらぬ妄想を抱きつつ
一人寂しく病院へ帰って行ったのでありました~