夕暮れの商店街で全裸の男が怪死を遂げた
その体から検出されたナゾの寄生虫。
規格外の感染力で人々を恐怖に陥れる寄生虫は…誰の仕業か?目的は?
怪事件を追う中年男の刑事と若い女性刑事
少しズレた二人の刑事がナゾに迫る
マンホールの中にあるものは…果たして何なのか?
いや~~怖い漫画でやんした(笑)
怖いんですけどね、途中でやめられませんのです(ハハハハハ)
何がなんやら解るまでは、怖くっても読まなけりゃ落ち着きません
人によって心に傷を負う瞬間には差があると思う
メガトン級の暴言に耐えられる人も居れば
テッシュが顔に触れた程度でも「傷ついた」っと感じる人も居る
その人の心の強さに比例するモノなので、なんとも言えない
よく、人を傷つける暴言を吐く人が居るが
犬と同じで「弱い犬ほど、よく吼える」現象だと思う
「バカ」「アホ」「死ね」など、怒りでボキャブラリーが欠如した時に
自己防衛のために発する言葉だと思う
大人になりきれていない脳の持ち主が、よく使う言葉である
単に先に言った方が勝ちのような「バリア効果」を期待して言うのであろう
情けない行為だが、脳が大人に成長しきるには20歳くらいまでかかるので
よく考えてモノが言えるようになるには時間がかかる
時に20歳を超えても脳の成長が達成しきれなかった輩も居るがの
しかし、心にとっては「よく吼えた方が楽なのである」
変に我慢し無口になると違うところに病気が出たりする
不思議なるかな人間の体であろう
っと、ここまでは脳の成熟度が足りない場合。
では、脳が十二分に成熟した熟年男性が傷ついたらどうであろうか
面子も体裁もあるので女・子供のようには吼えることが出来ない
特に自分が守るべき対象が傷つけられ、その犯人がのうのうっと生きていたら?
相手は20歳過ぎても脳が成熟していない病原体である
どこへ怒りを持って行けば良いのかが解らなくなる
考えに考えた末に、彼が出した結論は…最低最悪な行為であった
そんな漫画である
どちらかといえば…犯人も正義の味方も「目には目を」「やられたからやる」の
原理に基づいて行動しているので後味が悪い
が…読み始めたら一気に読んでしまえる(笑)
実際の世の中も「目には目を」「やられたからやる」が
定着しつつあるからだろうか…
フィクションだからといって、笑っていられない恐怖がある
今回、この漫画は「雨降り人色バス」のあこちゃんからお借りしました~
面白かったです。ありがとう