満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

太平洋visaマスターズ 2010

2010-11-18 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ


昨年に引き続き、今年もチケットが手に入ったので

「さて、いつ行こうか?」っと夫婦は頭を悩ませた(笑)

本当は、平日一緒に休んで「写真撮影OKなプロアマ戦」を見に行きたい!
っと思っていたのだが、夫の会社は法人でこのクラブの会員になっておるもんで…
平日休んでプロアマ戦を見に行きたい~っと思っておる輩が、社内にゾロゾロ居るらしい。

どうやら夫の会社のサラリーマン達は、気苦労を背負い込み、先に進めなくなる人が多く
結局、お互いに牽制しあっているうちに、日は過ぎて…誰も行かなかったらしい(ハハハ)

という事で、我等夫婦は昨年と同じく
3日目の11月13日土曜日に見に行くこととした(笑)

昨年は雨と霧のため2時間ほど遅れて始まった3日目であったが
今年は曇りだが雨も霧も無く、通常通りに各選手はスタートしていた。



途中のススキの原から見た「富士山!」

幻想的で良い雰囲気だったんだがの~~。
いかんせん、撮影禁止のお達しの中、コッソリ持ち込むカメラなもんで
まさか大型一眼レフを持って行く訳にはいかず…(笑)
我が家にある、通称「バカチョン」を持参した。
画素数など一眼レフにひけを取らないのだが…なぜか綺麗に撮れない



晩秋のゴルフ場は美しい(笑)

丁度コースに到着した時に、コース中程のバンカーへボールを入れた選手が居た。
本来ならセカンドでグリーンを狙うパー4のミドルコースである。

ボールはバンカー内にあるのだが、スタンスはバンカーの外という難しい状況。
プロはどうやって打つのか?っと興味津々に眺めていると…やっぱりトップした。
バンカーから脱出出来たものの、ボールは地面を転がりフェアウエイへ
グリーンまではまだ30ヤードほど残っておった。
そこから3オン目のアプローチでピンに寄せ、1パットでパーを取りたい所だが
少し砲台気味のグリーンへのアプローチはプロでも難しいらしく
その選手は3オン2パットのボギーとしていた。

ここ、太平洋の御殿場コースは本当に素晴らしいコースである。
グリーンも速いし、富士山からの風の影響で芝目が複雑である。
ほんのちょっとしたミスが命取りとなるようなこのコースで…
一人、快進撃を続ける若者が居た。

「石川遼」である。

前日8位と少々出遅れたか?っと思っていたが、この日の石川選手は違った。
前半6バーディの30。後半1バーデイで35。
遠くに居ても、何処に石川選手が居るのかスグに解るほどの大歓声であった(笑)

昨年は少年から青年へと変化したその少し大きくなった体と
あらゆる筋肉を目一杯使ってのパワフルなスイングに
「若いの~」っと感心したものだったが…

今年の彼はそれに「オーラ」を纏っておった(笑)
全身黒の服装だったのも影響しているのか、勝ちに行くという執念のような「気」が
彼の全身から立ち登っておったのである。

昨年見た時にも、可なりな集中力を駆使している様は見て取れたが
今年の集中力に比べれば昨年などはまだギャラリーを気にしていた風があった。

コレだけの気迫を持って行われるスイングは、どれほどのモノか?っと思ったが
実際は水面を走り飛び立つ黒鳥のような、静かで躍動感のあるスイングであった。

昨年のパワフルスイングから少しスイングを変えたらしい。
もちろん我々のような中年ヘナチョコゴルファーと比べれば爆発的な力を感じるが
私が見た石川選手のスイングには、ムチのようなシナヤカさが新たに加わっていた。
これは…強くなるぞ~~。っと思ったら、今回優勝しちまったがの(笑)



ああ、それにしても綺麗に撮れないカメラじゃ(ガハハハハハ)
紅葉がとても美しくコースを彩っていたのに、ちっとも状況をお伝え出来ない

今回、ホイホイと我等夫婦が見て回った選手は
「宮本 勝昌」(実に明るく爽やかな人であった。)
「宮里 優作」(やっぱ宮里藍ちゃんの兄ちゃん。応援しただ~笑)
「田中 秀道」(久々に見たが、なんだか精彩を欠いていたな~)
「薗田 峻輔」(石川選手の先輩。さて?っと思って見たが緊張していたみたいだった)
「藤田 寛之」(この日一番頑張っていた選手。4日目は残念であった)
「芹澤 信雄」(推薦枠であったが、アプローチが非常に勉強になった)

この日は石川選手目当てで、沢山のギャラリーが来ていたので
我等夫婦はチョロチョロと神出鬼没に見て回り、サッサと早めに帰って来ただ(笑)

そうそう、ココで食べた「豚汁」が最高に美味かった(ガハハハハ)
結構、この日は寒かったでの~

ところで、あれだけの気迫とオーラ全開の石川選手に
「遼ちゃん、頑張って~!」と声援をおくっていたのは
その殆どが「オバちゃん」であった(ガハハハハハ)

なんのオーラや気迫だとて、オバちゃんパワーに勝るものは無い!
そう、確信出来た楽しい一日であった。

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