今年の12月で63歳となる夫は、先週の金曜日についに定年退職となった。
夫の会社は60歳で定年となるのだが、役員という名のもと3年も会社に奉仕し続けた。
昔々のその昔、50歳で定年退職していた時代を考えれば13年も多く働いたことになる。
まして、50歳で定年退職していた頃より貰える年金の額が少ないことを考えれば
夫でなくても「なんだかな~」っと思うだろう。
昔と比べ、さして平均寿命が延びた訳でもないのだから
「やれやれ」っと一息ついたとしても、健康で過ごせる時間は本人が思うよりも少ない。
それなのに…夫の会社は「も少し働きませんか~?」っと言う。
人によっては「ありがたい」っと思う言葉かもしれんが
働くことによって貰えるはずの年金額が減るのなら、働くことを止める勇気も必要だと思う。
始めこの話を聞いた時に、私は「働け!」っと言った(笑)
そりゃそうだろう。私が働いているんだから当然、働けよっと思ったのだ(アハハハハ)
だが、会社の仲の良い友人が57歳にして
朝、布団の中で冷たくなって発見されたという事件があってから
私の気持ちが徐々に変化し始めた。
「人の命は思ったよりも儚い」
体調不良を訴えてはいたが、どこの病院へ行っても「どこも悪くない」と言われていた友人が
心臓発作でポックリ亡くなってしまったという出来事は、結構な力で私にのしかかった。
そして私は、自分の人生で何を大事にするか?ってことを真剣に考えるようになった。
「働くこと」 これ自体は私も夫も嫌いではない。
でも、昔ほど思ったように頭も体も動かなくなってきていることも否めない。
つまり、衰えてきているのだ。
ならば40年近くも働き続けた夫を少し休ませてあげてもバチは当たらんじゃろう
そんな風に思った。
でもの、まだ私の心の中にゃ葛藤がある。
だってな~。主と婦の逆転現象となるんぞ。
ましてや…アイツ。平日にゴルフへ行きまくる算段をしておるしの~
っということで金曜日には、花束やら記念品やらを抱えて夫が嬉しそうに帰ってきた。
笑ったのが花束。先月我社で定年退職した方に私が買ったのとソックリじゃった。
どこの総務も似た様なチョイスをするのな~。
夫の顔には悲壮感どころか、隠しても隠しきれんウハウハ顔が滲み出ておる。
そりゃそうだ。今月だけでこの後、6件ものゴルフが彼を待っている。
こんなに元気なら…やっぱしもそっと働かすべきであったか?
ま、家に居続けて、悲壮感を体中から漂わせているよりは、エエかもだけどね
今後、ボケられても困るので
彼には私の個人事業「満天ステーション」の事務を手伝ってもらうこととしている
給料=小遣いを払うんだから、ゴルフばっかしておらんで
しっかり働けよ~~~(ガハハハハハ)
とりあえず、長い間、一生懸命に働いてくれてありがとう。
お疲れさまでした。
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
←満天書店入り口
夫の会社は60歳で定年となるのだが、役員という名のもと3年も会社に奉仕し続けた。
昔々のその昔、50歳で定年退職していた時代を考えれば13年も多く働いたことになる。
まして、50歳で定年退職していた頃より貰える年金の額が少ないことを考えれば
夫でなくても「なんだかな~」っと思うだろう。
昔と比べ、さして平均寿命が延びた訳でもないのだから
「やれやれ」っと一息ついたとしても、健康で過ごせる時間は本人が思うよりも少ない。
それなのに…夫の会社は「も少し働きませんか~?」っと言う。
人によっては「ありがたい」っと思う言葉かもしれんが
働くことによって貰えるはずの年金額が減るのなら、働くことを止める勇気も必要だと思う。
始めこの話を聞いた時に、私は「働け!」っと言った(笑)
そりゃそうだろう。私が働いているんだから当然、働けよっと思ったのだ(アハハハハ)
だが、会社の仲の良い友人が57歳にして
朝、布団の中で冷たくなって発見されたという事件があってから
私の気持ちが徐々に変化し始めた。
「人の命は思ったよりも儚い」
体調不良を訴えてはいたが、どこの病院へ行っても「どこも悪くない」と言われていた友人が
心臓発作でポックリ亡くなってしまったという出来事は、結構な力で私にのしかかった。
そして私は、自分の人生で何を大事にするか?ってことを真剣に考えるようになった。
「働くこと」 これ自体は私も夫も嫌いではない。
でも、昔ほど思ったように頭も体も動かなくなってきていることも否めない。
つまり、衰えてきているのだ。
ならば40年近くも働き続けた夫を少し休ませてあげてもバチは当たらんじゃろう
そんな風に思った。
でもの、まだ私の心の中にゃ葛藤がある。
だってな~。主と婦の逆転現象となるんぞ。
ましてや…アイツ。平日にゴルフへ行きまくる算段をしておるしの~
っということで金曜日には、花束やら記念品やらを抱えて夫が嬉しそうに帰ってきた。
笑ったのが花束。先月我社で定年退職した方に私が買ったのとソックリじゃった。
どこの総務も似た様なチョイスをするのな~。
夫の顔には悲壮感どころか、隠しても隠しきれんウハウハ顔が滲み出ておる。
そりゃそうだ。今月だけでこの後、6件ものゴルフが彼を待っている。
こんなに元気なら…やっぱしもそっと働かすべきであったか?
ま、家に居続けて、悲壮感を体中から漂わせているよりは、エエかもだけどね
今後、ボケられても困るので
彼には私の個人事業「満天ステーション」の事務を手伝ってもらうこととしている
給料=小遣いを払うんだから、ゴルフばっかしておらんで
しっかり働けよ~~~(ガハハハハハ)
とりあえず、長い間、一生懸命に働いてくれてありがとう。
お疲れさまでした。
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
←満天書店入り口
お疲れ様でした^^
定年延長とかで65歳定年なんてトコも増えてきてますが、まずは「健康」ですよね。
確かに働こうと思えば働けるけど、
人の寿命なんて判らないものだし・・・
ウチの父も67歳で倒れましたが、61まで交代勤務で働いたので実質自由に定年を謳歌したのは6年間。
40年以上働いてきて、自由な時間が6年間って少なすぎると何度も思いました。
旦那さんも長く働いてきたんだもの、自由な時間を楽しんでもらって、遊びに飽きたら、まだ違う仕事(アルバイト)みたいなのをしてもらうのだ~
ゴルフ代は自分で稼げってな(爆)
主と婦が逆転するけど、それもまた良し。
上手に手なづけて、料理も覚えてもらって楽するのだよ~(笑)
定年後、趣味の釣りもそんなに頻繁に行かれたらたまりませんよ・・・
足腰が弱っていて、体力も衰えてきていますからしょっちゅうコケてきます。
今は、元の家から探してきた竿やルアーを磨くのに大変そうです。
満天さんのご主人は、家事も手伝ってくれそうですね。
主夫をやって貰えるならいいなぁ~
長い間、お疲れ様でした。
ゆっくり、楽しんで下さいと言いたいです。
旦那さん
まずは長い間お疲れ様でした。
うちは55歳で選択定年を考えればよーーくがんばられたと思うぞよ~
>私の個人事業「満天ステーション」の事務を手伝ってもらうこととしている
その満天ステーション。
もう一人中年のおっさんを雇う気はないかの~(*^_^*)
これからゴルフ三昧ですね。羨ましい!
それに グッドタイミングで
「満天ステーション」に
心強いスタッフが加入!よかったねえ。
我が家は二人揃って60超え。いと悲し(笑)
生活のためにもう少し頑張ります。ハイ。
最近は老眼が進んでしまい
処方せんの字やシロップ容器の目盛りが
眼鏡なしでは見えないのが悩みでございます。
主人も、あと、3年ほどで60歳の定年を迎えます。
本人は、もう今まで、長いこと働いてきたので
辞めたそうですが、
我が家は、住宅ローンも、まだまだ残っているので
働いてもらわないと、困ります。
それに、あまり趣味のない主人なので
毎日、家に居られたら、
私の精神状況にもよくないと思うので、
せめて、65歳までは、働いて欲しいと思う日々です。
満天ステーションのお手伝いいいですね。
夫婦仲良くいつまでもね☆
お久しぶりです、でも読んでいますよ、うほほ。
こちらも定年の年齢が上がってきている様子です。
「定年後は日本で生活」の夢を持っている夫には遠い遠い先のお話・・・・
私のほうが日本に帰る前に昇天しそうな気さえします~
退職なんて、もったいないと思うけれど…
でも、働くだけの人生も少し寂しいですね。
「自分の人生で何を大事にするか?」って大切なことだと思います。
私もちゃんと考えないと、な。
昨日、ここでコメント書いてる最中に、多分別のこと考えてネットサーフィンしちゃったみたいで、あれ?書いたはずのコメントがない…って焦りました(^^;)
自分の人生の残りの時間は誰にもわからないが、その瞬間に満足が出来れば、結局「良い人生だった…」と思えるような気がする。
人は仕事の為に生きるのではなく、生きる為に仕事をするのだと思う。
その仕事は、何も会社等で行う事ばかりではない。
趣味と言うのは、自分が楽しみ、自分の為になされるものだと思う。
しかし仕事は他人が喜び、他人の役に立つ為に行うものだと思うのだ。
そこに報酬があろうが無かろうが…
まあ報酬があれば、より気合を入れて働くのは当然だが…笑