ミムラ通信の最終ページを掲載しますね。
そして・・・
10年前の今日は・・・
道
いちずに一本道
いちずに一ッ事
観音さまにたすけられ
佛さまに守られて
曲りなりにも一本道
迷いながらも一ッ事
みつを
道・・・運命という道・・・があった??
『釜石の奇跡』の本当の話を聴くことが出来た・・・
昨日は高崎JCの例会に行ってきました。
『地域の連携こそが防災・減災』
~愛する人を守るために~・・・と題された例会でした。
戴いた資料には・・・
想定外を生き抜く力を育む防災教育
―釜石市津波防災教育に学ぶ―・・・とありました。
講師は、片田敏孝氏・・・
“こころ”に残った言葉・・・
生きる力=生き抜く力である!ということ
自分は、自分の命に責任を持つ!ということ
子どもは、『僕は絶対逃げるから!』の精神を学び、実践する
母親は、自分の子は絶対逃げるという安心感をもって自身も逃げる
その安心感は、子どもも助かり結果母の命も救う!ということになる
災害時に多い不幸なケース・・・
子どもが心配で戻る母親、親が心配で戻る子ども・・・
親の到着を待つ子ども・・・
でもそういった行動が一分一秒を争う時に生死を分ける時がある
小学1年生であれ自分の命は自分で責任を持つという姿勢があれば
結果、どれだけ多くの人の命が救われることになるのか・・・
避難三原則!
・想定にとらわれるな ・最善を尽くせ ・率先避難者たれ とありました。
釜石での震災は・・・
いわゆるハザードマップの想定を上回る事態だった!
考えていた避難場所にも津波が・・・
日頃から最善を尽くせ!って教育された子ども達
時間との格闘の中でより遠くへ最善を尽くして逃げた!
一度は、校舎の屋上へ避難を始めた小学校・・・
一目散に逃げる中学生たちを目の当たりにして・・・
同じく逃げ始めた子ども達・・・
結果、その3階建ての校舎は津波にのまれていた・・・
くしくもその校舎は、耐震補強も終わったばかりで
本来であれば避難場所であった!?
避難三原則の実践がこの奇跡の立役者であり・・・
それを実践したのが防災教育を学んだ子どもたちであった!!
当初は、『世界一の防波堤があるから大丈夫!』だって
僕は逃げないよ!って宣言していた子ども達・・・
その子ども達が親を祖父母を説得して逃げた・・・
そうして救われた命も多々・・・
それとは、逆にその奇跡の陰に犠牲になった子ども達も
基本、この日に学校の管理下にあった子ども達は全員無事であった!
学校を休んだり、諸事情で学校にいなかった児童生徒5名が・・・
防災教育・・・これが子どもだけではなく親が地域の人もみんな
みんな同じ意識を持つことが出来ていれば・・・
犠牲者“0”が片田教授の考える防災への取り組み!?
その信念は・・・
大いなる自然の恵みに畏敬の念をもち
行政に委ねることなく
自らの命を守ることに主体的たれ・・・と
災害があるモノなのだただその時にどう考えどう動くのかであり
それには日頃の地域でのコミュニケーションが大事であり・・・
家族の信頼関係を築くことが大事→結果命を救う!って・・・
本当の意味での『生きる力』を学んだ気がします。(*^_^*)
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