れっつ、すっぴん、トーク

照る日曇る日色々あるけれど、素直なすっぴんな気持ちで過ごしたい。お気軽にお立ち寄りくださいね。

忘れないよ

2017-12-09 20:48:06 | Weblog
先ほど、私の田舎、新潟県から帰って来ました。
夫の長時間の運転をねぎらいました。
本当に感謝しています。

私の父は85歳。
7~8年前から認知症を患っている。
長年、母は在宅で介護をして来たが、この秋からグループホームの空きがあり入居している。

幼い頃、私はお父さん大好きっ子だった。
教員をしていた父が帰宅するのを待ちわびて、難しい漢字を教えてもらうのが楽しみだった。
おそらく、ほめてもらったのだろう。
その経験から、私は漢字が大好きな子になった。
子供とは単純なものである。

でも、弟が産まれ、末っ子の長男で、父の愛情が弟に注がれているのを幼いなりに感じ、
一人寂しい思いをしていた事も覚えている。
まあ、私のひがみもあったのかも知れないけれど。

今日、私は、初めて父の入っているグループホームへ行った。
スタッフの女性が暖かく迎えてくれた。

相変わらず、父は、何度も私の年齢を聞いてきた。
そして、子供の数も。
家にいた時と変わらない。

お茶をごちそうになって、しばらくいたら父は大儀そうに横になった。
母は「また来るね」と腰を浮かした。

私は部屋を出ようとして、また、戻った。
父の痩せた手を握って握手した。

お父さん
私がこの病気になって、一人でトイレで泣いていた、とおばさんから聞いたよ。
そして、つらい時は立ち止まって空を見るといい、と言ってくれたね。
全部、何もかも忘れないよ
いてくれてありがとうね

そう、心で伝えた。
また、会いに来るからね。