グラシアス、浅間山
グラシアス、赤城おろし
グラシアス、降水量88.7mm
グラシアス、気温4.6度
グラシアス、風速3.2m
2011年2月20日、
“日本のカタルーニャ”に立候補
泥ねぎ一本焼き「深谷カルソッツ」
<緑の王国うめ祭>に登場
二月、西から深谷を眺める浅間の白が、
灰色に乾く土のなかで赤城おろしに晒され、
生きるために自らに蓄えた白いダイヤモンド深谷ねぎ。
ねぎ坊主咲くまで、一番の頃に「深谷カルソッツ」
私たち「ゆめ☆たまご」の「深谷ねぎ」研究。2月3日さいたまスーパーアリーナの農工商連携フェアで敢行され、各マスコミからも注目された「利きねぎ」に向けて調べるうちに、何十年か前までこの地で親しまれていた農家の身近なごちそう「泥ねぎ焼き」と、遠く1万キロ離れたスペイン、カタルーニャ地方で行われているねぎ焼き祭「カルソッツ」の存在を知りました。
「近くを大事に」は「ゆめ☆たまご」の重要テーマ。でも、“正しくおいしい”食べ物は時間的にも空間的にも文化の枠を軽々と越えます。
深谷ねぎが名産となって百年、新たな世紀の「活用形」として「ゆめ☆たまご」が提案するのは、この地域の貴重な食財産とカルソッツの“文化的連携”。先達であるピレネー山脈を眺める人々に敬意を評し赤城の下の住民はカルソッツ“ごっこ”を楽しむことにしました。
情熱的なカタルーニャで鍛えられたカルソッツには、多くの魅力的なアイテムがあります。
カルソッツが味わえる田舎レストランのことで世界有数のサッカークラブFCバルセロナのカンテラ(下部組織)の名称にもなっている「マシア」、アーモンドをふんだんに使った名物ソース「ロメスコ」、カルソッツの後で赤ワインと食べる「パンコントマテ」など。これらカルソッツを彩る名役者を、私たちは深谷自慢の「ゆめ☆たまご」メンバーに見立てることにしました。
「深谷マシア・プリメーラ(「泥ねぎ一本焼き」を最初にメニュー化)、宿根・うどん茶屋三男坊」からはパンコントマテ役としてスーパーアリーナを興奮の坩堝に陥れた「深谷まるかぶり寿司」。「横瀬ヴィーノ(ワイン)、丸山酒造」の「金大星」といっしょにいかがでしょう。「深谷イタリアーノの盟主、パンチャ・ピエーナ」の「新井、深谷のもやし屋飯塚商店」の「県産在来発芽大豆深谷もやし」を使ったオリジナルソース「シュクネスコ・デ・パンチャ」、「田谷、深谷和食の暴れん坊、やまだ家」板長が梅をアレンジした「ウメーダ・デ・ポール」、カタルーニャとの連携でスペイン語が大きな財産になる「深谷ペルーコミュニティ」の名物ソース「ワンカイイナ」とのソース対決も見逃せません。
さらには「岡部の漬物マーゴ(魔術師)マルツ食品」は驚異の豪快イリュージョン「深谷ねぎ一本漬」を準備し、「岡部の万能ポルテロ(ゴールキーパー)、ウスキングベーグル」は深谷版「パン・コンf(x)」で何でも来いと待ち構え、その他、「横瀬の発明屋、荻野製作所」の「オギノ式カルソッツマッキーナ」、「東方の、いや日本一の乳ミュージシャン、ミルク082」の「ねぎ之進の歌」「蓮沼のねぎ畑の隣人チューンアップ職人、シャフト」の「ネギシクレッタ」、「上柴のネットブロードターキャストインディーズ、ONEPIXEL」の「泥つき一本流しUストリーム」といった食品関連以外の「ゆめ☆たまご」メンバーも、それぞれの得意技を活かして協力予定。市外から参加「熊谷の革命商人、騎西屋」は自店イベントとの連携「20キロレリーヴォ」で力を貸してくれます。
そして何より、浅間山と赤城おろしの賜物たる「深谷ねぎ」の長々した面々は次の5種を用意。
「江原産、強地の白い彗星・ホワイトスター」(利根川Han-Run軍高橋大佐)
「下手計産、利根川沿いのヘイルトゥリーズン・宏太郎」(FGF新鮮組)
「伊勢方産、深谷ねぎのカローラ・夏扇4号」(FGF新鮮組)
「針ヶ谷産、八基の甘き伝説・農研2号」(FGF新鮮組)
「岡部産、砂嵐の複葉機、はねみどり」(FGF新鮮組)
当日は「産地・品種」で選ぶ、「利きねぎ」スタイルを踏襲します。
能書き長くなりましたが、かんたんにいえば「緑の王国うめ祭」で行われる泥つきねぎを焼いて食べさせるお祭イベント。旧い時代の深谷にあってスペインの地の文化的特性を参考にし、現在の深谷産業の粋を結集して楽しむ食の「春の祭典・深谷カルソッツ」をぜひお試しください。
「深谷カルソッツ(泥ねぎ一本焼き)」食べ放題200円ほか各種商品
※冒頭気象データは1970~2000年、12~2月の熊谷気象台の平均
当日の画像はこちらから。全160枚
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