しけた様子の子ども。
「なんぼ悲しいから言うてシガンダみたいな顔しんとけ」。
やせて貧相な子どもにもいう。シガム(噛みしめる)から。
「スルメをシガム」「鉛筆シカンデ勉強してる」のように噛み切りにくいものを
繰り返して噛むさま。江戸時代中ごろから使用。
「袖をしがんで泣く」のように、じっと噛みしめる形容であった。
ものを噛んで残る筋がシガンタ・シガンダである。
(京都新聞 折々の京ことばより)
「なんぼ悲しいから言うてシガンダみたいな顔しんとけ」。
やせて貧相な子どもにもいう。シガム(噛みしめる)から。
「スルメをシガム」「鉛筆シカンデ勉強してる」のように噛み切りにくいものを
繰り返して噛むさま。江戸時代中ごろから使用。
「袖をしがんで泣く」のように、じっと噛みしめる形容であった。
ものを噛んで残る筋がシガンタ・シガンダである。
(京都新聞 折々の京ことばより)